記憶の果て THE END OF MEMORY

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種別
長編
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あらすじ

2014年03月14日 記憶の果て(上) (講談社文庫)

父が自殺した。突然の死を受け入れられない安藤直樹は、父の部屋にある真っ黒で不気味なパソコンを立ち上げる。ディスプレイに現れた「裕子」と名乗る女性と次第に心を通わせるようになる安藤。裕子の意識はプログラムなのか実体なのか。彼女の記憶が紐解かれ、謎が謎を呼ぶ。ミステリの枠組みを超越した傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

記憶の果て THE END OF MEMORYの評価:

9.00/10点 レビュー 2件。 B ランク

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平均点9.00pt

記憶の果て THE END OF MEMORYの総合評価:

7.64/10点 レビュー 22件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.20
(4pt)

メフィスト賞受賞のデビュー作

浦賀 和宏氏が19歳でメフィスト賞を受賞してデビューした作品。
その後も続く安藤シリーズの1作目という位置づけになっている。
20年近く前にAIの可能性を見据えて書かれた異色の青春もので、ミステリー要素もSF要素も含む浦賀氏独特の世界観がすでに確立している。
後のシリーズと比べるとかなりアブノーマルな趣向は抑え目である。
記憶の果て (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 記憶の果て (講談社文庫)より
4062732289
No.19
(4pt)

メフィスト賞受賞のデビュー作

浦賀 和宏氏が19歳でメフィスト賞を受賞してデビューした作品。
その後も続く安藤シリーズの1作目という位置づけになっている。
20年近く前にAIの可能性を見据えて書かれた異色の青春もので、ミステリー要素もSF要素も含む浦賀氏独特の世界観がすでに確立している。
後のシリーズと比べるとかなりアブノーマルな趣向は抑え目である。
記憶の果て (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 記憶の果て (講談社ノベルス)より
4061820060
No.18
(3pt)

ずっと意識について考えているお話。

主人公の父親が自殺し、その父親が残したパソコンに意識(もしかしたら昔自殺した姉?)がどっているかどうかというお話。
そもそも意識とは何なのか。そういう哲学的なことを延々と考えたり、友達と討論したりしています。
あらすじに大きな起伏がなく、少し退屈に感じるかも。
記憶の果て(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 記憶の果て(上) (講談社文庫)より
4062777789
No.17
(5pt)

神経パルスなど忘れてしまえ!

カミュ『異邦人』を微かに思わせる書き出しで始まる作品。サティ「ジムノペディ」、ジョン・ケージ「四分三十三秒」、ジョージ・ウィンストン「Longing/Love」、YMO「ライディーン」、ブライアン・イーノ、映画『ブレードランナー』のサウンドトラック、スタンリー・キューブリック『2001年宇宙の旅』などのガジェットを散りばめつつ、父の自殺を発端として、「コンピュータは意識を持てるか?」という問題に主人公の出生の秘密が絡んだ物語が展開していく。

何より評価できるのは、「意識」というプロブレマティークをたとえば茂木健一郎(笑)や養老孟司(笑)といった脳科学者たちや、あるいは瀬名秀明(笑)といったSF作家たちのように、単純に一元論へと――すなわち神経パルスの電気信号へと――還元するのではない点だ。神経パルスと自我意識との間に横たわる深淵が、本書では少なくとも意識されているし、だからこそ「独我論」という問題も当然のように取り上げられる。そうした内容は意識に関する哲学の入門編として読むことも可能なほどに明確かつすっきりと整理されている。

その上で明かされる最終的な秘密は、たとえるならば法月綸太郎のとある代表作を裏側から写し取ったものだ、という言い方ができるだろう。実に哲学的な、その意味で野心的な推理作品。ただ、それをわざと書かないからこそ「いったい朝倉に何があったのか?」が気になるのである。
記憶の果て (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 記憶の果て (講談社文庫)より
4062732289
No.16
(5pt)

神経パルスなど忘れてしまえ!

カミュ『異邦人』を微かに思わせる書き出しで始まる作品。サティ「ジムノペディ」、ジョン・ケージ「四分三十三秒」、ジョージ・ウィンストン「Longing/Love」、YMO「ライディーン」、ブライアン・イーノ、映画『ブレードランナー』のサウンドトラック、スタンリー・キューブリック『2001年宇宙の旅』などのガジェットを散りばめつつ、父の自殺を発端として、「コンピュータは意識を持てるか?」という問題に主人公の出生の秘密が絡んだ物語が展開していく。

何より評価できるのは、「意識」というプロブレマティークをたとえば茂木健一郎(笑)や養老孟司(笑)といった脳科学者たちや、あるいは瀬名秀明(笑)といったSF作家たちのように、単純に一元論へと――すなわち神経パルスの電気信号へと――還元するのではない点だ。神経パルスと自我意識との間に横たわる深淵が、本書では少なくとも意識されているし、だからこそ「独我論」という問題も当然のように取り上げられる。そうした内容は意識に関する哲学の入門編として読むことも可能なほどに明確かつすっきりと整理されている。

その上で明かされる最終的な秘密は、たとえるならば法月綸太郎のとある代表作を裏側から写し取ったものだ、という言い方ができるだろう。実に哲学的な、その意味で野心的な推理作品。ただ、それをわざと書かないからこそ「いったい朝倉に何があったのか?」が気になるのである。
記憶の果て (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 記憶の果て (講談社ノベルス)より
4061820060

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