マイ・ゴーストリー・フレンド
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| ●団地で起きた首なし事件から端を発し、ギリシャ神話の神々の物語へと。なぜ今、古代ギリシャが この日本で?途中から加わる相棒の正体は?など多くの謎が提示される。作家はどのようなロジック で我々を納得させてくれるのだろうと興味津々。 大半はホラー小説でありハヤカワSFコンテストのSF味はどこに行ったの?とも思ったけれど、ちゃ んと説明はしてくれている。しかし難解でややこしい。理解したふりして読めば結構SFっぽい。要は 面白ければそれでOK! ラストシーンは個人的には嫌いじゃない。まるであのアニメのようなラストショットで。 | ||||
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| ライトノベルと思って読むならOKですが、セリフで登場人物の魅力があるかどうか決まると思っている僕には、そのセリフがあまりにいい加減で失望。下手なコントのボケ・ツッコミをホラーシーンで描かれてもなあ。キャラが立たない物語には興味が湧かず、速攻終了しました。 | ||||
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| なんといっても団地のロケ設定が素晴らしい 小説と映画への深い愛情とユーモアに心躍る | ||||
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| 単なるSFホラー小説にとどまらず、著者の深い映画愛と、母校への愛着が滲み出た作品であると感じた。 物語の軸には、団地に巣食う怪異やギリシャ神話を彷彿とさせる異形の存在たちが登場するが、その描写はどこか映像的で、読んでいるだけでまるで一本の映画を観ているような感覚になる。とりわけ、老婆が斬首された部屋の描写や、大蛇が這った後の不気味な痕跡など、視覚効果を意識したかのような演出は、著者が映像世界に深く親しんできたことを強く印象づける。映画へのリスペクトが随所に感じられ、それがこの作品の魅力のひとつとなっている。 また、舞台となる団地が、どこか昭和的で懐かしい空気を漂わせており、そこにかつて著者が過ごした場所や記憶が重なっているのではないかと思わされた。母校へのオマージュとしてこの作品が生まれたのではないかとも考えられる。 カリベユウキはこの作品を通して、「人間の記憶とは何か」「目に見えないものにどう向き合うか」といった哲学的な問いを提示している。だがそれと同時に、自身が愛してやまない映画と、青春を過ごした場所への限りない敬意を物語の根底にしっかりと据えている。 『マイ・ゴーストリー・フレンド』は、ただのエンターテインメントではなく、作家の個人的な情熱と愛情が詰まった、美しくも不気味な“私的映画”のような一冊だった。 | ||||
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| ホラー、神話、オカルト、SF、様々なモチーフをごった煮しながらも、とどのつまり面白ければよかろうなのだ!と言わんばかりの痛快なエンタメ小説。 数多くの文学や映画を引用し、詳細な設定を垣間見せつつも理屈っぽくなく、考えるよりも先に駆け出す主人公たちに引き込まれ、一気に読んでしまう。 心霊ドキュメンタリーから始まる恐怖と共に日常がゴシックに崩れていく中で、個性的なキャラや奇想天外なガジェットやらが次々と登場し、アクションそしてアドベンチャー、しまいには女バディものになるという怒涛の展開はまるでB級感あふれるジャンル映画。 団地の地下のあの扉の向こう側を覗いてみたくはないかい? | ||||
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