四日間の不思議
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ユーモアが超メインのユーモアミステリ | ||||
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ユーモア·ミステリーかと思って読んでいたら、結局、謎解きも犯人探しもどこかへいってしまって、ナンセンス·ドタバタコメディーに終始するだけ。……この話を読んだら、クマのプーさんを読む気が失せました。……『赤い家の秘密』を読んで、この話もユーモア·ミステリーかと思って期待して読むと、足元をすくわれます。 ……それと、当たり前といえば当たり前だけど、イギリス人にとっては、ナポレオンは"悪者“で、ナポレオンを倒したウェリントン将軍はヒーローなんだということに、今更ながら気付かされました。 ……どこの国の人間かによって、歴史上の物事の意味が、全く変わるんだなと、思い知らされました。 | ||||
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他のレビュアーさんの言う通り、「赤い館の秘密」を読んで推理小説を期待するととんだ肩透かしになります。頭の緩い女の子たちの冒険物語という感じで、高学年向きの児童書を読んでいるような印象。 登場人物たちは皆コミカルで、当時の英国の生活習慣を垣間見ることができるという点ではいいのですが、まかりなりにも推理的な要素を期待すると何だこれということになります。 解説でこの作品は初版が刊行されて以来、英米では再刊されたことがないと書かれているが、単純に支持されなかったという事でしょう。有名な作家の作品で長い間未訳であるとか、再刊回数が極端に少ない作品は大抵はずれです。 | ||||
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こういう手法のミステリは初めて。 「なぁんだ〜、ティーンエイジャーの青春ノリぃ〜〜?」 と、一瞬引きかけましたが、セリフがいきいきしていて、ばかばかしくも絶妙なテンポでぐんぐん読まされてしまいました。 地味ですが、すごい名作だと思います。 さすがイギリス、ティーンエイジャーも侮れません。 ケイタイなんかなくっても、若い(ときとして愚かな)頭を使ってどんなタマでも打ち返す彼らの鮮やかさ!!さわやかさ!! 「このミス」上位常連陣のスキのない緊迫した作品の合間に、こういうたっぷり寝かせて味わい芳醇、といったヴィンテージ・ミステリでちょっと息抜き、というのが私の理想の読書スタイルかも? と思う今日このごろです。 | ||||
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この本をミステリーと取ってはいけません。たぶん『赤い館』を読んで、ミルンのミステリーのファンになり、この本を手に取ると???となってしまいます。主人公の女の子は信じられないほど馬鹿げた行動しか取りませんし、その他の登場人物もドッコイドッコイです。しかし!これをミステリー仕立てのユーモア小説として読むと状況は一変します。とにかく、面白い!これだけ見事なユーモア小説は、『ボートの三人男』以来です。おもしろい小説、いや物語を読みたいならばイチオシの本です。※なお蛇足ですが、最初に「あとがき」を読むのはやめましょう。近年、まれに見る「ネタバレ」あとがきです。一応、ミステリーなのに、何を考えているのやら・・・。 | ||||
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