(短編集)

歌うダイアモンド

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2015年02月27日 歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫)

アメリカ随一の女流本格作家マクロイによる、趣向と技巧を凝らす短篇集が文庫化。ミステリからサスペンス、破滅SFまでバリエーション豊かな8篇を収録する。(「BOOK」データベースより)

評判

歌うダイアモンドの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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歌うダイアモンドの総合評価:

8.60/10点 レビュー 10件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10
(5pt)

マクロイという人の才能が判る短篇集

アメリカの作家、ヘレン・マクロイの短篇集。

収録作はミステリかSFですが、この作家をミステリの専門だと思っていたので、SFの作品があるのが意外でした。

すべての作品に通底する物があるとすると、解説でも触れられておりますが、当時の冷戦の影響か漠然とした不安が感じられました。アメリカとソ連で一触即発の時代だったので、そういう心理が反映された作品が多い様に思えました。

ミステリで「鏡もて見るごとく」は後で「暗い鏡の中に」として長篇になりましたが、両方読んだ人間から考えると、長篇の方を先に読んだ方がいいように思えました。短篇も長篇もどちらも完成度が高いですが。

「歌うダイアモンド」はミッシング・リンクのミステリとしては導入部の謎がこれ以上にないくらい強烈ですが、最後は一応合理的に解決するので感心しました(若干の疑問もありましたが)。

時間が経って、この人の長篇が殆ど翻訳されましたが、出来にばらつきがありますが、基本的には才能のある人だった様で、SF、ホラー、ミステリ等何を書いても一級の物を書けた人だったらしいです。

ある作品の感想で、本質的にはホラーの作家で、時代の性でミステリを書かないといけなかった(生きていけなかった)のでは、と書き込みましたが、ミステリとしての合理性も結構そつなく書けた人という事で、自説を若干修正しないといけないかも、とも思いました(いい加減ですいません)。

マクロイという人の才能が判る短篇集。是非ご一読を。
歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫)より
4488168108
No.9
(5pt)

マクロイという人の才能が判る短篇集

アメリカの作家、ヘレン・マクロイの短篇集。

収録作はミステリかSFですが、この作家をミステリの専門だと思っていたので、SFの作品があるのが意外でした。

すべての作品に通底する物があるとすると、解説でも触れられておりますが、当時の冷戦の影響か漠然とした不安が感じられました。アメリカとソ連で一触即発の時代だったので、そういう心理が反映された作品が多い様に思えました。

ミステリで「鏡もて見るごとく」は後で「暗い鏡の中に」として長篇になりましたが、両方読んだ人間から考えると、長篇の方を先に読んだ方がいいように思えました。短篇も長篇もどちらも完成度が高いですが。

「歌うダイアモンド」はミッシング・リンクのミステリとしては導入部の謎がこれ以上にないくらい強烈ですが、最後は一応合理的に解決するので感心しました(若干の疑問もありましたが)。

時間が経って、この人の長篇が殆ど翻訳されましたが、出来にばらつきがありますが、基本的には才能のある人だった様で、SF、ホラー、ミステリ等何を書いても一級の物を書けた人だったらしいです。

ある作品の感想で、本質的にはホラーの作家で、時代の性でミステリを書かないといけなかった(生きていけなかった)のでは、と書き込みましたが、ミステリとしての合理性も結構そつなく書けた人という事で、自説を若干修正しないといけないかも、とも思いました(いい加減ですいません)。

マクロイという人の才能が判る短篇集。是非ご一読を。
歌うダイアモンド (晶文社ミステリ) Amazon書評・レビュー: 歌うダイアモンド (晶文社ミステリ)より
4794927355
No.8
(5pt)

まあこれは何も言いたくない

是非皆さん、読んでみてください・・
と演説したいくらいです。
財布にどっさりの万札やらドル札
が・・・・あけてみたら、そうだった
とびっくりします。
そのあと、十分に堪能することと
なります。その価値を。
歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫)より
4488168108
No.7
(5pt)

まあこれは何も言いたくない

是非皆さん、読んでみてください・・ と演説したいくらいです。 財布にどっさりの万札やらドル札 が・・・・あけてみたら、そうだった とびっくりします。 そのあと、十分に堪能することと なります。 その価値を。
歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫)より
4488168108
No.6
(5pt)

バリエーション豊かな9作品を収めた短編集。どの作品も大変楽しめました。

バリエーション豊かな9作品を収めた短編集で、どの作品も大変楽しめました。
 
10ページ強のショートショートから、30〜40ページ前後の短編、さらには、最終話の「人生はいつも残酷」は100ページ近い中編と、大小種々のページ数の作品が織り交ぜられています。
 
また、4人の方が翻訳にあたられていて、多様な文調を楽しむこともできると思います。
 
作品のジャンルとしても、ミステリはもちろん、SF、心理サスペンス、純文学、社会小説と多岐にわたります。
私は、普段はミステリ主体に読んでいますが、他ジャンルの作品も充分に楽しめました。
(ミステリ以外の作品も、何らかのかたちで、ミステリ的な色合いがはいっていたからだと思います)
 
一話読むごとに、もう一話、と、ページをめくる手がとまりませんでした。
 
種々の作品を楽しみながらも、私としては、「鏡もて見るごとく」と、表題作の「歌うダイヤモンド」が良かったです。探偵役の精神分析医、ベイジル・ウィリング博士の見事な考察、分析を堪能しました。
騙される側の人間の錯覚や、心理状態、悪事を働く人間の動機、思惑、行動パタンをズバリ言い当てる活躍ぶり、「精神分析医」というキャラクタ設定が非常に活きていたと思います。
 
巻末の千街昌之氏による解説も、大変良かったです。
作品の時代背景や大家による論評の紹介、そして、各作品を見事に深堀した解説と、読後の満足感を一層高めてくれたと思います。
歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 歌うダイアモンド (マクロイ傑作選) (創元推理文庫)より
4488168108

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