(短編集)
失踪
- 首吊り (90)
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丁寧な梱包、包装そして迅速な発送手配に感心しました。こんなに綺麗ならこれからも注文しようと思いました。 | ||||
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4作の短編集である。「草」「失踪」「2冊の同じ本」「詩と電話」。「草」は、「私」の正体を読者にも隠しながら犯人を追い詰めていく、という騙された気分にさせられる1作。 「失踪」は、状況証拠と自白だけで人を裁く難しさを書いた作品。「2冊の同じ本」は、その題のとおり、寄贈された本にある書き込みが気になっていたので、出入りの古本屋からもう1冊同じ本を手にしたことから、主人公の推理と追求がはじまっていき・・・「詩と電話」は、いつも出し抜かれていた記者のカラクリを見破り、ついにそれを出し抜くことに成功はしたが・・・ | ||||
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このシリーズ3冊は雑誌掲載のあと 一度くらいは単行本に収録されたにしても 作者が気に入らなかったり、地味だったりでお蔵入となり 清張氏の目の黒いうちには出せなかったものを拾い集めたものです。 と言ってもけなしているのではなく、 レアな作品を容易に読めるようにしてくれた、そのこと自体に高い価値があります。 例えば、自分は、 「夏の夜の殺人事件」「脱獄」単行本にさえならなかった2作が読みたくて 古い掲載雑誌を探し求めましたが、全話をそろえるには至りませんでした。 個人が試みてもかなわぬことも出版社には容易にできるのですから 次はこの2作を世に出してほしい 期待しています。 | ||||
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ひょっとすると、松本清張は気分屋なのかもしれない。 ノリにノって書いた小説とそうでない小説があるように思えてならない。 この「失踪」には、4編収められているが、面白いのは1つ。やや面白いのが1つ。 急いで書いたのが2つ。という内容だ。 面白いのは、失踪ではなく、草という小説だ。 推理小説にはどんでん返しがどれほど鮮やかであるかで、面白いか面白くないかが決まる。 トリックの巧妙さ、登場人物の機微、探偵役の魅力、これらが束になってかかっても、どんでん返しの鮮やかさにはかなわない。 そのお手本のような見事などんでん返し! しかも、最後の1行で犯人がわからなくなってしまう! 松本清張のそこの深さを感じさせる一品だ。 | ||||
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さすがに松本清張の短編社会派推理小説です。 掲載されている作品の全てが種類が異なっていて、どれも読み応えがあって面白い。 「草」は読者に語り掛けてきて江戸川乱歩のようで面白いし、最後のどんでん返しはなかなかです。 ただ「失踪」だけは、実際の事件を元にしているとしても小説としてはなんらかの結論みたいなものも欲しいとは思うが、松本清張だけにこういう作品もありなのかなとも思う。 あとの「二冊の本」と「詩と電話」については、さすがです。 他の人のコメントが辛口過ぎるのでは? たぶん松本清張作品としての評価だと思われますが、他の著者も含めた評価として全体では星5つはあるはずです。 | ||||
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