(短編集)
武将列伝: 松本清張ジャンル別作品集1
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清張の手になる戦国武将譚10編。1953~57年。海音寺潮五郎や司馬遼太郎など、歴史専門の作家の短長編でもおなじみの人物を扱っているものがあるので、違う作家の短編どうし読み比べすると、より興味深いかも。 意識的かどうかはわからないけど、この「ジャンル別作品集」1巻目にはそういうものが多く選ばれている感じを受ける。 | ||||
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其々の武将が鋭く描かれており引き込まれる。詠みやすい現代文で感情表現も素晴らしい。 | ||||
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清張が歴史小説をライフワークに、とは知りませんでした。この本に取り上げられている人物は、何れも戦国期に属するが、頗る多彩で、氏の視界の広さ、視点の確かさ、そして内容から掘り下げの深さが窺われます。「調略」と「陰謀将軍」には率直に言って、劣りを感じますが、その他は「列伝」に相応しく、人物の性格や心理の移り行きが、鮮やかに描かれている、と思います。中でも「三位入道」と「腹中の敵」ではその矜持ゆえの影が、「群疑」と「武将不信」では思い入れの果ての虚しさが、「特技」と「戦国権謀」では「自らを恃む者」の厳しくも虚しい末路が、また「柳生一族」では親子の心の儘ならなさが、読み進むに身が入るほどに、連記されています。とともに幾つかの章に登場する家康の複雑さと、この偉大な父を何時かは見返したい秀忠の執拗さが、炙り出されて絶妙です。 さらに付言すれば、こうした編集を為した、発行者の着眼に、感心させられもしました。 | ||||
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松本清張といえばミステリー・サスペンスのイメージが強かった。 歴史小説ではあるが、松本清張ならではのスパイスが散りばめてあり、読み応えがあった。 | ||||
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松本清張は、何十年か前に『点と線』をはじめとするミステリーを何冊か読んだだけで、実は最初は歴史小説を中心に書いていたなんて、この短篇集を買うまで知らなかった。戦国時代の武将を史実と鋭い人間観察に基づき描いたもので、どの作品もレベルが高いのに驚いた。歴史小説が好きな人は是非読んでみてほしい。おすすめである。 | ||||
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