チャーリー・チャンの活躍



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    初公開日(参考)1963年08月
    分類

    長編小説

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    チャーリー・チャンの活躍 (創元推理文庫 122-1)

    1963年08月02日 チャーリー・チャンの活躍 (創元推理文庫 122-1)

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    No.5:
    (4pt)

    380分の19で犯人がわかる。……無駄に長い。

    ※ネタバレ
    世界周遊旅行中の、ツアー客の老人が、ホテルの部屋で絞殺されているのが発見され、さらにその後、同じツアーの客が、殺される。……ロンドン警視庁の警部ダフが、犯人を突き止めようとするが、なかなか上手くいかず、ツアー一行は、インド、東南アジア、日本を経てハワイへ。……そこで、ロンドン警視庁の刑事がツアー客に合流するが、何者かに襲われて、ハワイの警察の刑事チャーリー·チャンが、捜査を自主的に引き継ぐ。……結局、チャーリー·チャンが、事件を解決するんだけど、別に最後までダフがやってもいいんじゃないかという気がしました。……“選手交代“する意味がわからない。
    ……それと、二人目の犠牲者が残した手紙から、その犠牲者が、ツアー客の一人に命を狙われていたこと……はっきり殺すと宣言されていたこと……また、最初の犠牲者は、第二の犠牲者であるその男と取り違えて殺されたことが分かるが、その、犠牲者を狙っていた人物が誰かということは、手紙に書かれていない……つまり、ツアー客の中に、犯人がいることが、はっきりしているのに、それが誰だかわからない……この筋書きは、よくできていると思う。
    ……犯人は、本文380ページの、最後の19ページまで分からない。……しかも、最後の19ページを過ぎても、なぜそいつが犯人だと言えるのか、読んでる方には分からない。……よく注意して読んでれば分かるかもしれないけど、まあ100中99人はわからないと思う。……一応つじつまはあってるけど、それ以外に、いろんな"伏線“めいたことが書かれていたのが、最後になんの説明もなく、話が終わってしまうので、読んでる方は、“あのことはどうなったんだ"と、頭の中で、疑問が空回りします。……作者が、書いてる途中で、伏線としておいたことに、後で辻褄を合わせるのがめんどくさくなったんじゃないかと思います。
    ……長い話だけど、そんなに長くする必要ないように思う。……この3分の1くらいで良かった感じがする。
    ……書かれた時代から言って、旅行中に殺人事件が起きるという、今でもあるテレビ·小説のスタイルの先駆かなと思いました。
    ……実際に、ツアーの最中にツアー客が一人でも死んだら、そのツアーは中止になるんじゃないかと思うけど……。……少なくとも、二人の犠牲者が出て、その犯人がツアー客の中にいると分かっていて、そのことを隠してツアーを続けさせるのは小説の設定としても、無理がありすぎる。
    チャーリー・チャンの活躍 (創元推理文庫 122-1)Amazon書評・レビュー:チャーリー・チャンの活躍 (創元推理文庫 122-1)より
    4488122019
    No.4:
    (4pt)

    昔懐かしい一作

    ノックスの十戒「探偵小説に中国人を登場させてはならない」を真っ向から破って、中国(系アメリカ)人を探偵役に据えた一作。昔の邦題は「チャーリー・チャン事件を引き継ぐ」だった気がする。小学生の頃読んだので、非常に懐かしい。

    世界一周旅行中のアメリカ一行の一人がイギリスで殺され、捜査が難航する中、ハワイまで旅が進んだ時に文字通りチャーリーが事件を引き継いで解決するというもの。イギリス人から見た時の異国情緒が溢れている点も面白いが、チャーリーの人懐こい性格が印象的な作品。それでいて頭脳は明晰で、前半、イギリスの警部が物理的証拠で犯人を割り出そうとして悉く失敗するのに対し、犯人の漏らしたたった"一言"で事件を解決する辺り、構成も冴えている。

    当時としては珍しかったであろう世界一周旅行中での殺人を扱い、オマケに中国人の探偵役を用意し、鮮やかな解決を見せるというサービス満点の一作。
    チャーリー・チャンの活躍 (創元推理文庫 122-1)Amazon書評・レビュー:チャーリー・チャンの活躍 (創元推理文庫 122-1)より
    4488122019
    No.3:
    (4pt)

    昔懐かしい一作

    ノックスの十戒「探偵小説に中国人を登場させてはならない」を真っ向から破って、中国(系アメリカ)人を探偵役に据えた一作。昔の邦題は「チャーリー・チャン事件を引き継ぐ」だった気がする。小学生の頃読んだので、非常に懐かしい。

    世界一周旅行中のアメリカ一行の一人がイギリスで殺され、捜査が難航する中、ハワイまで旅が進んだ時に文字通りチャーリーが事件を引き継いで解決するというもの。イギリス人から見た時の異国情緒が溢れている点も面白いが、チャーリーの人懐こい性格が印象的な作品。それでいて頭脳は明晰で、前半、イギリスの警部が物理的証拠で犯人を割り出そうとして悉く失敗するのに対し、犯人の漏らしたたった"一言"で事件を解決する辺り、構成も冴えている。

    当時としては珍しかったであろう世界一周旅行中での殺人を扱い、オマケに中国人の探偵役を用意し、鮮やかな解決を見せるというサービス満点の一作。
    チャーリー・チャンの活躍 (1963年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:チャーリー・チャンの活躍 (1963年) (創元推理文庫)より
    B000JAIBUC
    No.2:
    (4pt)

    網を乾かす時

    世界一周観光旅行をしているアメリカ人の団体のある富豪の老人がロンドンで絞殺されます。ロンドン警視庁のダフ警部が捜査にあたりますが犠牲者は次々と増えていき、やがてハワイ警察のチャン警部がその事件を引き継ぐというお話です。それまで悪人として推理小説では描かれていた中国人ですが、チャンの登場により初めて法と秩序の側に立つことになります。
    その大きな体とは対照的に謙虚なチャン警部は、人の心を和ませる存在です。実際にチャン警部が登場するのは物語が後半になってからで、捜査はほとんどダフ警部が行っています。シリーズ五作目なのでちょっと変わった趣向を凝らしてみたかったのでしょう。
    犯人捜しは怪しげな人物がばらまかれていて絞り込むのになかなか苦労させられます。結局それまで苦労した割にはあっさり決まるのが不満と言えば不満ですが。この作品はイギリス人がアメリカの事をまだよく知らない時代で、アメリカの地図を見て「なんて大きな国なんだ」と驚いている姿はなかなか面白いです。
    また、立ち寄った港として横浜という地名やチャンの部下で日本人が出てくるのも同じ日本人としては興味深いところです。
    チャーリー・チャンの活躍 (創元推理文庫 122-1)Amazon書評・レビュー:チャーリー・チャンの活躍 (創元推理文庫 122-1)より
    4488122019
    No.1:
    (4pt)

    網を乾かす時

    世界一周観光旅行をしているアメリカ人の団体のある富豪の老人がロンドンで絞殺されます。ロンドン警視庁のダフ警部が捜査にあたりますが犠牲者は次々と増えていき、やがてハワイ警察のチャン警部がその事件を引き継ぐというお話です。
    それまで悪人として推理小説では描かれていた中国人ですが、チャンの登場により初めて法と秩序の側に立つことになります。
    その大きな体とは対照的に謙虚なチャン警部は、人の心を和ませる存在です。
    実際にチャン警部が登場するのは物語が後半になってからで、捜査はほとんどダフ警部が行っています。シリーズ五作目なのでちょっと変わった趣向を凝らしてみたかったのでしょう。
    犯人捜しは怪しげな人物がばらまかれていて絞り込むのになかなか苦労させられます。結局それまで苦労した割にはあっさり決まるのが不満と言えば不満ですが。
    この作品はイギリス人がアメリカの事をまだよく知らない時代で、アメリカの地図を見て「なんて大きな国なんだ」と驚いている姿はなかなか面白いです。
    また、立ち寄った港として横浜という地名やチャンの部下で日本人が出てくるのも同じ日本人としては興味深いところです。
    チャーリー・チャンの活躍 (1963年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:チャーリー・チャンの活躍 (1963年) (創元推理文庫)より
    B000JAIBUC



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