こうして誰もいなくなった

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種別
長編
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あらすじ

2019年03月06日 こうして誰もいなくなった

「判決は、全員死刑。命をもって罪を償ってもらいます」伊勢湾に浮かぶ、通称「海賊島」に招かれた10名の男女。仮想通貨で巨万の富を得た大富豪、「デンスケ」の招待によるミステリアスなバカンスは、予想外の断罪で幕を開けた。死亡事故を起こしたモデル、ブラック企業の社長、その肩を持つ政治家、「悪の食物連鎖の頂点に立つ」弁護士……。次々暴かれる招待客達の悪行、そして恐るべき殺人事件が……。有栖川有栖があの名作「そして誰もいなくなった」を再解釈し、大胆かつ驚きに満ちたミステリに仕上げた表題作をはじめ、ラジオドラマ脚本として描かれ、小説としては世に出ていない掌編や、自殺志願者の恐怖と悔恨を描く傑作ホラー「劇的な幕切れ」、書店店長の名推理が痛快な日常ミステリ「本と謎の日々」など、一作たりとも読み逃せない名作揃い。(「BOOK」データベースより)

評判

こうして誰もいなくなったの評価:

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こうして誰もいなくなったの総合評価:

6.38/10点 レビュー 16件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16
(3pt)

表題作は面白かったけど、短編はイマイチ。

これは短編多数と、中編の表題作を合わせた作品集。正直言って、作者とセンスが合わないのか、短編はどれもイマイチだった。

 表題作は本格ミステリーで面白かったけど、作品集として高く評価は出来ない。
こうして誰もいなくなった Amazon書評・レビュー: こうして誰もいなくなったより
4041078547
No.15
(1pt)

『ミステリー作家有栖川有栖』がいなくなった

「有栖川有栖に捧げる七つの謎」とかいう本が出ていて、「亡くなってたっけ?」と思ったけど
『ミステリー作家有栖川有栖』がいなくなったという意味だったのか、と納得する一冊
こうして誰もいなくなった Amazon書評・レビュー: こうして誰もいなくなったより
4041078547
No.14
(4pt)

いろんな媒体の依頼で書かれたものを集めたノン・シリーズ、タイトル作含めおもしろい作品がありました

火村もアリスも出てこないノン・シリーズの短編集です。
最初の5作まで軽くてこじゃれたものが続き正直インパクトが弱かったのですが、同じくノン・シリーズで先に出ている「壁抜け男の謎」と同様、さまざまな媒体の依頼で書かれているのでそうなるのだと思います。
たとえば「名探偵Q氏のオフ」はJT(日本たばこ産業)のウェブサイトに載ったもので、そう思いながら読むとタバコが小道具になっているのは納得。他にもラジオ・ドラマ脚本として書いたもの、新聞に掲載されたものなどいろいろです。いつもの通りあとがきで有栖川氏ご自身か解説されているのでそれを見ながら読むと、だからこういう作品になったのかというのがよくわかります。

特に気に入ったのは、
「怪獣の夢」ある男性が昔見た怪獣の夢を2つ思い出すのですが、その部分だけでもファンタジー小説になりそうな鮮やかさで引き込まれました。彼の計算ずくの立身出世物語もまた興味深いです。
「劇的な幕切れ」ネットで知り合った美しい女性と一緒に自殺するつもりだったのに・・タイトル通り意外な幕切れでした。
「未来人F」怪人二十面相のパロディです。ネタばれしそうなので書きにくいですが、作者と作中人物の関係がユニークです。
「本と謎の日々」有栖川氏が本屋勤務だった頃の体験を生かした本屋業あるあるがちりばめられていておもしろかったです。本屋勤めの人はこんなことを考えているんだ、お客さんもいろんな人がいるんだなと思いました。
「謎のアナウンス」あちこちのスーパーで黄色い服の迷子のまったく同じアナウンスが流れることに気がついた男性。それにはどんな意味があるのか?思わず苦笑させられる一編でした。
そしてタイトル作の「こうして誰もいなくなった」、おなじみアガサ・クリスティ作へのオマージュです。クリスティよりだいぶユーモラスな雰囲気ですがおもしろかったです。140ページの長さがある中編です。読み終わった後で気になって原本を再読してしまいました。
いまひとつのものもありましたが、それを補っておもしろい作品が多かったので十分値打ちがありました。買ってよかったです。
こうして誰もいなくなった Amazon書評・レビュー: こうして誰もいなくなったより
4041078547
No.13
(4pt)

ファンなら

2019年に出た単行本の文庫化。
 2011-19年に書かれた中短編15話が収められている。
 正統なミステリではなく、メタっぽいもの、SF、不思議な話、奇妙な味といった感じの作品が並んでいる。
 有栖川作品を読みこんできた読者には、とても楽しい一冊と思う。
 「本と謎の日々」が印象に残る。本屋で起こるちょっとした謎が、店長によって鮮やかに解決されていく。
 「こうして誰もいなくなった」も強烈だ。『そして誰もいなくなった』を巧みになぞりつつ、まったく違った「読み方」を提示してみせる。
こうして誰もいなくなった Amazon書評・レビュー: こうして誰もいなくなったより
4041078547
No.12
(3pt)

有名すぎる作品をオマージュ

有栖川の非シリーズもの中短編14作を集めたアンソロジー。

表題作はもちろんクリスティの有名すぎる作品をオマージュ、というより、基本構成はそのままにえ~~~っというひねりを足したという感じか。新本格の有栖川が書けばこうなるよなあ、という予想通りの展開で読んでいて楽しい。いいですね。

それ以外の収録作はジャンルも雰囲気もかなりバラバラ。わざとなんでしょう。
個人的には冒頭の1作が、ちょっとしたお楽しみ作品みたいな感じで好み。
逆にそれ以外は個人的にはまあまあこんなものかという感じ。有栖川は基本的に全部読む方針なので、こういうのも読んでおきましょうかというのが感想です。
こうして誰もいなくなった Amazon書評・レビュー: こうして誰もいなくなったより
4041078547

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