皮膚の下の頭蓋骨

登録されているタグ

※以下のグループに登録されています。

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

5.50pt (10max) / 2件

4.75pt (10max) / 4件

Amazon平均点

4.15pt (5max) / 13件

楽天平均点

0.00pt (5max) / 0件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

0pt

サイト内ランク[]

D

ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

10.00pt

5.00pt

←非ミステリ

59.50pt

ミステリ→

34.50pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
4,317回
お気に入りにされた回数
2
読書済み登録回数
4
このページのURL

あらすじ

1987年09月30日 皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 129‐2))

二百年前の不気味な伝説が残る孤島コーシイ島。そこの贅を凝らした壮麗な舞台で演じられる古典劇に招かれ、いま、数人の客が島を訪れていた。主演女優クラリッサの義理の息子、従姉妹、元愛人……女探偵コーデリア・グレイもそのひとりだった。頻々ととどく死を暗示する脅迫状におびえるクラリッサの身辺警護のためである。狷介な女優とそれぞれ思惑を胸に秘めた七人の男女――不吉な雰囲気の漂うなか、開演を目前に、自室で顔を叩き潰されたクラリッサの惨殺体が発見された! ミステリの新女王が現代本格ミステリに新たな地平を拓いた大作。(「BOOK」データベースより)

評判

皮膚の下の頭蓋骨の評価:

5.50/10点 レビュー 2件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.50pt

皮膚の下の頭蓋骨の総合評価:

7.93/10点 レビュー 15件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(3pt)

途中までは面白かったですが読めば読むほど退屈になっていきました

古くからのいわくが残る孤島の古城という舞台で起こる殺人に可憐な女探偵のコーデリアが挑む

……かのような魅力的な設定と雰囲気に流されて途中までは楽しんで読めてはいたのですが、そのうち話が進まなくて読んでて苦痛になりました。
クローズドサークルかと思ったら、島から普通に帰って図書館で調べものしてまた島に戻って……みたいな展開にもズッコけそうになりました。
特に面白いトリックやフーダニットで関心できる部分もありませんでしたし、せめてもうちょっと短い話にまとめて欲しかったです。

マリオネットK
UIU36MHZ

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13
(4pt)

なかなか文学的なミステリー

古い本の物理的にも古い中古本で活字も細くて小さいので読みにくかったですが、結構楽しめました。心理描写ではなく情景描写が詳しくてある意味では新鮮な感じでした。
皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 129‐2)) Amazon書評・レビュー: 皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 129‐2))より
4150766029
No.12
(4pt)

なかなか文学的なミステリー

古い本の物理的にも古い中古本で活字も細くて小さいので読みにくかったですが、結構楽しめました。心理描写ではなく情景描写が詳しくてある意味では新鮮な感じでした。
皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ 1421) Amazon書評・レビュー: 皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ 1421)より
4150014213
No.11
(5pt)

壁の前に立つ卵

P・D・ジェイムズのコーデリア・グレイもの、といってもたった2作しかなくて、僕は『女には向かない職業』はすでに読んでいたので、本書が最後のコーデリア・グレイものということになる。

長いが、読みごたえのある作品だった。殺人事件が起きるまでに本の半分が費やされるため、退屈する読者もいるかもしれない。僕も長いなと思いつつ、しかし不思議と退屈はせずに読んだ。それにはコーデリア・グレイの魅力も大きいだろう。この探偵は、いわゆる名探偵ではない。しかしどこまでも誠実であり、イノセントであり、健気である。

と、ここで村上春樹がイスラエルで行った有名な「卵と壁」のスピーチを思い出す。「もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます」と、パレスチナを「卵」に、イスラエルを「壁」に例えたものだ。悪に立ち向かうコーデリアを見ていると、まさに壁の前に立つ卵という感覚を覚える。

訳については毀誉褒貶あるようだが、オリジナルの英語の文章がクセが強いので、何が言いたいのか? と分かりにくいところも確かにあるけれど、ミステリ作家としても活躍した小泉喜美子氏の訳は、なべて名訳だと思う。ところで本書には「屍衣」に「きょうかたびら」とルビを打ったところがある。ということは『ナイチンゲールの屍衣』も「しい」ではなく、そう読むべきなのかなと思った。
皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 129‐2)) Amazon書評・レビュー: 皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 129‐2))より
4150766029
No.10
(5pt)

壁の前に立つ卵

P・D・ジェイムズのコーデリア・グレイもの、といってもたった2作しかなくて、僕は『女には向かない職業』はすでに読んでいたので、本書が最後のコーデリア・グレイものということになる。

長いが、読みごたえのある作品だった。殺人事件が起きるまでに本の半分が費やされるため、退屈する読者もいるかもしれない。僕も長いなと思いつつ、しかし不思議と退屈はせずに読んだ。それにはコーデリア・グレイの魅力も大きいだろう。この探偵は、いわゆる名探偵ではない。しかしどこまでも誠実であり、イノセントであり、健気である。

と、ここで村上春樹がイスラエルで行った有名な「卵と壁」のスピーチを思い出す。「もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます」と、パレスチナを「卵」に、イスラエルを「壁」に例えたものだ。悪に立ち向かうコーデリアを見ていると、まさに壁の前に立つ卵という感覚を覚える。

訳については毀誉褒貶あるようだが、オリジナルの英語の文章がクセが強いので、何が言いたいのか? と分かりにくいところも確かにあるけれど、ミステリ作家としても活躍した小泉喜美子氏の訳は、なべて名訳だと思う。ところで本書には「屍衣」に「きょうかたびら」とルビを打ったところがある。ということは『ナイチンゲールの屍衣』も「しい」ではなく、そう読むべきなのかなと思った。
皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ 1421) Amazon書評・レビュー: 皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ 1421)より
4150014213
No.9
(5pt)

ジェイムズ作品の頂点

もし自分が小説家ならこの作品を読んで筆を折るかもしれない。読み返したのは三度目だが、その度に圧倒的な描写力と一人としておざなりではない血の通った登場人物の造形の魅力に驚嘆する。P・D・ジェイムズの偉大な作品群の中でも頂点というに値する名作であり、可憐で聡明なヒロイン、コーデリア・グレイが冷え冷えとするような悪意をたたえた真犯人と対峙するクライマックスの迫力は凄まじいの一語。
皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ 1421) Amazon書評・レビュー: 皮膚の下の頭蓋骨 (ハヤカワ・ミステリ 1421)より
4150014213

その他、Amazon書評・レビューが 13件あります。
Amazon書評・レビューを見る