女占い師はなぜ死んでゆく
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ある占い師が株のインサイダー取引を疑われる中、怪死し・・・というお話。 ありていに言えばよくあるタイプの類型的な本格推理小説といえると思えますし、実際そうですが、この人にしか書けない独自性があり、最後まで楽しめました。その独自性が何かというとイギリス人にしか書けない精神的な余裕のようなものだと思いました。とにかく全編に上品で上質な雰囲気に包まれているため殺人という陰惨な事象を扱ってもあまり暗くなったり残酷になったりしない所にこの人の本領を見る思いがしました。謎も結構複雑で登場人物も多いですが、交通整理が巧みなため、最後まであまりアタマのなかがこんがらがったりしない点も評価に値すると思います。 これが遺作になってしまったという著者の本領が発揮された佳作。機会があったら是非。 | ||||
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