老人賭博
- 老人 (21)
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題名とカバーの絵が渋すぎるのですが、内容は読みやすいです。 もっと松尾スズキ先生の本が読みたい! | ||||
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いわゆるベターな展開はたどらない作品となっています。 なので読んでいて不満な感じを覚えるかもしれません。 唐突に始まり、唐突に終わっていく…そんな感じの作品となっています。 ひょんなことからある男の弟子になった男。 だけれども繰り広げられる世界はダーティーなものでした。 芸能界の暗部というかどぶの様な感じの世界が出てきます。 結果的に主人公の男は不条理な羽目に陥ってしまいます。 だけれども、何とも不快感はないという。 ただ好き嫌いは分かれるであろう本でしょう。 | ||||
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三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」を見ているようでした。老人がギャンブルをする話かと題名からは予想されますが,老俳優のNG回数に関係者が賭けるという内容です。つまり,野球賭博と同じ感じで老人賭博です。一気に読めましたが再読することはないでしょう。 | ||||
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台詞覚えの悪い老俳優が何回トチるかの賭けを巡る スラップスティック小説です。 老人を笑いのまな板に乗せる題材ですが 描かれるのは悪意より、むしろ善意とは何かです。 悲惨な状況が悲劇的な反面、喜劇にも見えうるのは テレビバラエティで周知の事実です。 たとえばモノマネは、尊敬の念をもつのが大前提のようで 「この人のこういう部分ホント恥ずかしいよね」 という悪意を含んだ冷笑が動機の場合も少なくないはず。 善意か悪意かを区別するものは モラルやルールのような人間が作り出す不確かな目線でしかない。 だったら神のみぞ知る真実にすべてを託し この退屈で悲惨で心許ない現状を面白がってしまおう!という 意地悪で優しく、まっとうな善意に満ちた作品でした。 | ||||
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松尾スズキという人に、ある先入観があって今までその作品を見たり読んだりしたことがほぼなかったので、この作品が初の出会いでした。 「顔面の内側が崩壊する」奇病を患った男が仕事先で知り合った「 B級コメディやホラー映画の脚本家であり1本だけ監督作もあって、副業でコラムを書いたり、俳優もやってい」る男(=センセイ)の弟子になって…という導入部から始まって、全篇、心地良くひねりのあるストーリー展開を楽しめます。 「センセイ」はどうやら著者自身のことらしいのですが、そのシニカルかつハチャメチャな人物造詣と随所に出てくるアフォリズム的な発言も面白かったです。 他の方のレビューを見ると松尾スズキファンの評判は必ずしも良くないようですが、昨今の小説家のエンタメ小説に飽き足らない、でも面白い小説を読みたい、という人にはお薦めです。 | ||||
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