傷だらけのカミーユ

登録されているタグ

※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

8.50pt (10max) / 4件

7.31pt (10max) / 26件

Amazon平均点

4.30pt (5max) / 64件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

4pt

サイト内ランク[]
ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

35.00pt

0.00pt

←非ミステリ

45.00pt

ミステリ→

0.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
6,375回
お気に入りにされた回数
3
読書済み登録回数
39
このページのURL

あらすじ

2016年10月07日 傷だらけのカミーユ (文春文庫)

『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』のヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の最終作。『その女アレックス』に続き、イギリス推理作家協会賞の2015年度インターナショナル・ダガー賞を受賞。 アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重傷を負った。警察からカミーユに電話がかかってくる。アンヌの携帯の連絡先のトップにあったのがカミーユの電話番号だったからだ。カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かすことなく、事件を担当することにする。しかし強引なうえに秘密裏の捜査活動は上司たちから批判され、事件の担当を外されるどころか、刑事として失格の烙印さえ押されそうになる。カミーユはいったいどのようにして窮地を脱し、いかに犯罪者たちを追い詰めることができるのか。(「BOOK」データベースより)

評判

傷だらけのカミーユの評価:

8.50/10点 レビュー 4件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.50pt

傷だらけのカミーユの総合評価:

8.59/10点 レビュー 68件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(8pt)

傷だらけのカミーユの感想

カミーユ・ヴェルーヴェン警部三部作の完結編。
前二作はいまいち作品の世界に入り込めなかったのですが、
この作品は前作ほど凄惨な場面が少なかったにも関わらず、
ヴェルーヴェン警部の心理が違和感なく伝わってきました。
更に見事な構成で文句なしです。
過去の二作を読んでいることが前提にはなりますが、
良い作品だと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.1
(8pt)

期待通りに面白かったです

私が編集者でも人名の入ったタイトルにしたでしょうが、原題の「犠牲」というのも悪くないと思いました。前2作ほどのインパクトはありませんでしたがしっかりと読者を楽しませてくれました。エンタメしてます。

わたろう
0BCEGGR4

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.64
(4pt)

騙される快楽。

『悲しみのイレーヌ』では最後の50ページでひっくり返されましたが、本書では3日間構成の3日目で作者に「してやられる」ことになります。3部作読了、イヤァ面白かったです。『その女アレックス』→『悲しみのイレーヌ』→『傷だらけのカミーユ』と翻訳順に読みましたが違和感はありません。
傷だらけのカミーユ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 傷だらけのカミーユ (文春文庫)より
4167907070
No.63
(5pt)

まさか!

翻訳版の刊行順が、作者の本来の出版順ではなくその女アレックス→悲しみのイレーヌ→本作だが、その順で読んでむしろ良かったと感じる。前二作が伏線となりものすごく面白かったし、自分の中でもふっと完結した気持ちになる。
傷だらけのカミーユ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 傷だらけのカミーユ (文春文庫)より
4167907070
No.62
(4pt)

ハライチのネタみたいなタイトルがいい

「音速のパンチ」「毛穴からユッケ」「抑え目のビーム」
ハライチのネタで出てきそうな、この作品のタイトル

『傷だらけのカミーユ』は

カミーユシリーズ3部作の最終作品

前作までの時系列は(発売順は違うけど)

「悲しみのイレーヌ」→「その女アレックス」→「傷だらけのカミーユ」です

やっぱり過去作もハライチ風タイトル

まずは教訓

3部作の最後の作品から読んではいけません

あちらもプロだ
まったく意味が分からないことは無いけれど

犯人を見つけるためにはアイツを使うしかいない!

アイツって誰?

まさか、犯人はお前だったのか!

誰?

って、終盤は畳みかけるように置いて行かれる

だが、何か雰囲気は面白い気がする

人道を外れたまでの捜査はしてないが、
そこそこ上司を無視して社内規則?を無視して犯人を追いかけ、
ガッツリ怒られる、カミーユの落ち込みっぷりがいい 

リアルだわ

最終的にはメンタルボロボロのカミーユ

やっぱり良いタイトル

傷だらけのカミーユ

次回作は、求職のカミーユかな?
傷だらけのカミーユ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 傷だらけのカミーユ (文春文庫)より
4167907070
No.61
(2pt)

男のロマンに振り回される読者

イライラしかない。イレーヌ、アレックスと読み、今作。このシリーズは毎度中盤までがダラダラ進み、非常にイラつかされるのだが、前2作は事件の核心に迫るにつれ、どんどん面白さが増すのに対し、今作は終始ダレっぱなしだった。

まずアンヌ。アレックスではすでに登場していたのに、今作では出会いの時期も出会い方も全く変わったものになっている。訳者が追記しているが、そんな高尚なものではなく、単にアレックス時点では脇役だったアンヌを、3作目の構想を練るときに急遽メインキャラに引き上げたためだろうと思う。
イレーヌでもアレックスでもそうだが、いつも細かいところの爪が甘く、設定が雑になるのを、大筋の面白さで誤魔化すのがルメートル流だが、今回はちょっといただけない。
カミーユに対してイライラしっぱなしで、もはやカミーユに正義の鉄槌がくだらないことにフラストレーションがたまるほどだ。男性作家の描く男性刑事物の多くに見られる傾向だが、読者は刑事小説ではなく、主人公の刑事の「男のロマン小説」につきあわされる羽目になる。愛と孤独と哀しみがこのシリーズのテーマだが、乱暴な言い方になるがイレーヌが殺されたのはカミーユのせいだし、今作でカミーユが全てを失うのもカミーユのせいだ。マレヴァルはクズだが、カミーユが警察に偽名を名乗り、職権濫用して捜査を掻き乱さなければ、ルイあたりが早々にアンヌを不審に思い、もっと早くにマレヴァルに到達していた気がする。

作者はこのシリーズで何を描きたかったのだろう。ラストシーンは確かにもの悲しく、哀愁と切なさの余韻を残す名シーンではあるが、結局カミーユはイレーヌやアンヌよりも母親の愛しか求めていない子供だったにすぎないのではないかとも感じた。アンヌが最後あっさり姿を消したのも、多少の肩透かし感は否めない。まあ仕方ないですよね…だってアンヌはカミーユのことなんてちっとも愛してないもん…。嫌いじゃないし、情はあるってだけで…。
まあひとつ腑に落ちたのは、カミーユがなぜ身長145㎝の小男として描かれたのかということ。低身長というコンプレックスの塊だったからこそ、なんでも自分が解決しないと気が済まない、独善的で、現実に目を背けがちな職権濫用刑事が誕生したのだろう。やはりコンプレックスは身を破滅させる。いい教訓になった。哀れ過ぎるラストだが、全てが自業自得すぎて何も可哀想と思えない。一番の被害者はカミーユのコンプレックスに付き合わされて、子供諸共無惨に命を奪われたイレーヌです。合掌。
傷だらけのカミーユ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 傷だらけのカミーユ (文春文庫)より
4167907070
No.60
(4pt)

随分読み返しました。

その女アレックスには、衝撃を受け警部カミーユは低身長ながら、魅力を感じて一気に残りの二作を取り寄せて一気に読みました。後味は大々円とは言えない物で、色々悲しみのイレーヌでは、はらせなかった恨みをスッキリさせましたが、仲間の一人の葬儀から始まり、[どうして?]と思いながら、少し白けながらも、魅力は十分ありました。スマートで欠点をみつけるのが難しい位のルイが、35歳あたりで、もう老眼鏡をかけているの一行に、彼の勤勉さやそろそろ世代交代なのかなと、考えさせる物があり、見事だなとは思いましたが、カミーユはまだ、50歳だから、まだまだ、キレ味鋭く仕事して欲しかったと、読後感想にとどめます。犠牲になる相手がいるのも悪くないとはありますが、出来ればカミーユ出現する続編があればなと痛切に思っています。展開は他の二作より、緩やかでしたし、読後は侘しく切なかったのですが、読んで良かったとは思えます。不完全燃焼は消えないけど、魅力はあります。流石ルトメールです。
傷だらけのカミーユ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 傷だらけのカミーユ (文春文庫)より
4167907070

その他、Amazon書評・レビューが 64件あります。
Amazon書評・レビューを見る