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ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング



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    初公開日(参考)2005年04月
    分類

    アンソロジー

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    ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

    2005年04月14日 ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

    極寒のアラスカ、基地の軍人を相手にする酒場で全裸の若者の他殺死体が発見された。死体が兵站部軍曹のものと判明するや事件は複雑な様相を呈しはじめる。そこで、現場となった酒場を営業停止から守るために一人の男が乗り出した。その名は、ダシール・ハメット軍曹―アラスカ出身のマイク・ドゥーガンが放つ処女作「戦争は死と背中合わせ」。こうした新人の作品から、ジェイムズ・クラムリー、エルモア・レナード、ウォルータ・モズリイら名だたる大家の作品までが勢揃い。ベストセラー作家とミステリ界の重鎮がコンビで贈るミステリの宝箱。(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (5pt)

    際立つのは、犯罪の暗い闇を突く作品群

    同じアンソロジーの名シリーズをハヤカワが立て続けに出した。確かにDHCの出版は2001年で止まっていた。でも今になっていきなり二冊というのは、不思議だ。ぼくの4月は、結局この二冊を読むのに大半を費やすことになった。それだけじっくり読める二冊だったわけだ。
     サービス精神が特に働いているわけではないと思うが、2002年版とは著名作家の名前がずらり入れ替わっている。これは立て続けに二冊読む側にとって有難い。多くの好きな作家がより多く名を連ねいるというのが、アンソロジーの最良の楽しみではないか。
     今回は大御所としては、ジェイムズ・クラムリーとエルモア・レナード。作品はやはりどちらもブラックで頼もしい。
     クリストファー・クックの意外な面(一作しか読んでいないのだから何だって意外だ)が見られるし、如何にもといった観のジョージ・P・ペレケーノスならではの非情な作品や、無名な作家陣の思いも寄らぬ収穫に満ちてもいる。
     新発見作家でぼくがとりわけ気に入ったのは、例えば、ブレンダン・デュボイズ、ロバート・マッキー、スコット・ウォルヴン、モニカ・ウッド。
     しかし、この作品集の最大のぼくの興味は、あまりにも長い期間、翻訳小説の世界から遠くに行ってしまっていたウォルター・モズリイである。何とイージー・ローリンズのシリーズが『イエロードッグ・ブルース』でばっさり断たれてからの続編に当たるのがこれ。マウスの生死をめぐる前作直後、エタ・メイの物語であり、そこそこに衝撃的な作品なのである。ファン必読であろう。
     なお全体に、2002年版に比較して、犯罪の暗い闇を突く作品が多いように思えたが、コナリーの趣味なのか、9・11を経験したアメリカ全体の持った時代の暗さなのか、それともただの偶然なのか。
     また、現代よりも、アメリカのずっと昔を舞台にした物語、地方を舞台にした物語が多いのも、この作品集の特徴であった。これまた、果たしてコナリーの趣味なのか、偶然なのか。
    ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
    4150017697
    No.1:
    (3pt)

    このメイドさんには、萌えません。

    殺人事件の謎解きに限らず、主婦の不倫、歴史を陰で操る謎の組織の存在を描いた「Xファイル」風と、ハードボイルから、ロマンスまで幅広く集めた20の短編の中から、特に面白く読めたと思えたのは、半分くらいでした。スリ生活の最後を飾る一日を描いた、クリストファー・クックの『スリ日記』は、ユーモアのあるドンデンが良く、タイラー・ディルツの『悪党』は、映画に出てきそうなチンピラの行動を淡々と解説風に描いており、痛さにリアル感があります。外国版『家政婦は見た!』を更に一歩進めた感じの、エルモア・レナードの『新しいメイド』は、ブラックなオチが素晴らしく。以上が個人的なベスト・スリーに入ると思います。また、犯罪やドラマと同時進行して、人種や地域性といったアメリカの雰囲気を伝える描写が、作品ごとの行間から伝わってくるようでした。
    ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ベスト・アメリカン・ミステリ ジュークボックス・キング (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
    4150017697



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