マプチェの女

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種別
長編
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あらすじ

2016年02月24日 マプチェの女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

過酷な過去をもつマプチェ族―その血を受け継ぐジャナは美大に入り、一族の悲劇を刻み込むように鬼気迫る姿で彫刻をする。学費を稼ぐため、己の性を男たちに売りながら。その日、ジャナの親友パウラが、友人が謎の失踪を遂げたと悲痛な声をあげた。やがて、その友人は凄惨な死体となって発見される。警察はマイノリティの事件に力をいれない。パウラにも魔手がのびる中、ジャナは部族の熱い血を燃やし、悪に立ち向かう。(「BOOK」データベースより)

評判

マプチェの女の評価:

6.50/10点 レビュー 2件。 C ランク

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マプチェの女の総合評価:

7.67/10点 レビュー 3件。

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No.1
(5pt)

見落とされた快作

2016年度のミステリ大賞類の上位に『ザ・カルテル』などの入るのは理解できるが、本作がはいらなかった事が、残念だった。出版が2月であったことや、600頁を越える大作であったため、投票者が読んでいなかったのではないかと疑う。著者は映画『ケープタウン』の原作者で、その際はキャレル・フェリーであったが、カリル・フェレの方がよい印象。映画の影響か、ハッピーエンドで終わらないかと思っていたが、最後にきて、原住民の土地に根付く「闘い」が戯画的に描かれ、題名の意味がわかるという仕掛けも、たしかにこれもありかと思う。サッカーワールドカップの裏にある誘拐・拘禁・行方不明の政治の汚点と、生き残った者たちの戦い。当方の2016年一位本であったが、ようやく「翻訳ミステリー大賞」と「読者賞」のともに次点となり溜飲が下がる気のしたのは私一人だろうか。続作品を期待してやまない。
マプチェの女 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: マプチェの女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151816011

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