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初版刊行(参考)
種別
長編
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55
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201
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あらすじ

2000年10月01日 鴉 (幻冬舎文庫)

弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允。襲いかかる鴉の大群。四つの祭りと薪能。蔵の奥の人形。錬金術。嫉妬と憎悪と偽善。五行思想。足跡なき連続殺害現場。盲点衝く大トリック。支配者・大鏡の正体。再び襲う鴉。そしてメルカトル鮎が導く逆転と驚愕の大結末。一九九七年のNo.1ミステリに輝く神話的最高傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

の評価:

7.46/10点 レビュー 13件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.46pt

の総合評価:

6.90/10点 レビュー 41件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(8pt)

鴉の感想

前回読んだ 『隻眼の少女』に気を良くして、2作品目になる。

作品自体の雰囲気はよく似た感じで、どことなくオドロオドロしいホラーチック(決してホラーではないので、苦手な人ご心配なきよう)な雰囲気は 昔の横溝正史を彷彿とさせる。

この作品、意味のある登場人物も多く またその個々の社会のなかでの位置づけなどの関連性も絡んでくることから、複雑で混乱をきたしがちな呈はあり、なかなか頁が進まない。

この作品、主人公 珂允(カイン)が、殺された弟 襾鈴(アベル)の謎を追って というか鴉に襲われて知らぬ間に地図にも無い村に迷い込むところからスタートする。

この兄弟の名前、ピンと来る人もたくさんいるであろう あの聖書のカインとアベルを同名であり、彼らがこの作品とどのように関連するのかしないのか、また閉鎖された村に巣食う神=大鏡を中心とした政治権力構造、次々と起こる不可解な殺人事件と、最後まで飽きが来ることもなく読み進められ、また推理小説による技法も至るところに散りばめられており、本格と呼ぶにふさわしい作品である。

とはいえ、読み終えたところで その結末の驚きとともに理解しがたい箇所があり、ネットで説明を求めてやっと全ての作者の意図が出来た次第でもあり、その文書構造は複雑である。

というわけで、非常に手の込んだ作品であり大作である反面、万人向けかというとそうでもなく、ある程度の読書歴と本格推理になれている方にはお勧めの一冊となる。自身のある方、一度挑戦を(笑)

とも
4ND5R58B
No.1
(7pt)

鴉の感想

日本とは思えないような舞台や、独特な名前に苦戦しながら読み進めてラストで驚愕!
しかし、どんでん返しに次ぐどんでん返しで、また新しい疑問が出てきたり、私の頭ではよく理解できませんでした

ほっと
2XKXV6EI

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.28
(4pt)

麻耶雄嵩「らしさ」の希薄さ

元々本格ミステリ大好きだったものの、麻耶雄嵩にどハマりして以降、麻耶雄嵩以外のミステリを全く楽しめない身体になってしまった自分ですが、実は本作はあまり好きではあまりせん。

この作品が書かれたのは1997年。
麻耶雄嵩の長編作品としては、翼ある闇、夏と冬の奏鳴曲、痾、あいにくの雨で、に続いた5作目。

確かにこの5作品の中では一番「まとも」で、当時の新本格の流行に乗った作品だったのだと思います。本格ミステリベスト10で1位になってもおかしくないとは思うのですが、今になって見れば、麻耶雄嵩ではなくてもこの鴉という作品は書けると思います。

個人的には最初の2作(翼ある闇、夏と冬の奏鳴曲)は破格の出来として、その後は光る物はありつつも作風が定まらず迷走する中、メルカトルと美袋のための殺人、名探偵木更津悠也、木製の王子、神様ゲームなどを経る中で、「本格ミステリの精緻なロジックと作り込み」「本格ミステリの命題との対峙」を両立させた独自の作風を確立、2010-2015年ごろの全盛期に繋がったと感じています。

とは言え、鴉も出来が悪い訳ではありません。特に伏線を全然説明しないのは好きです。他の作家がが鴉を書いたなら、伏線をいちいち説明したでしょうから。

読み返すと結構びっくりするぐらいあからさまな伏線がたくさんあるので、もしお時間があれば再読ください。
鴉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎文庫)より
4344400364
No.27
(4pt)

麻耶雄嵩「らしさ」の希薄さ

元々本格ミステリ大好きだったものの、麻耶雄嵩にどハマりして以降、麻耶雄嵩以外のミステリを全く楽しめない身体になってしまった自分ですが、実は本作はあまり好きではあまりせん。

この作品が書かれたのは1997年。
麻耶雄嵩の長編作品としては、翼ある闇、夏と冬の奏鳴曲、痾、あいにくの雨で、に続いた5作目。

確かにこの5作品の中では一番「まとも」で、当時の新本格の流行に乗った作品だったのだと思います。本格ミステリベスト10で1位になってもおかしくないとは思うのですが、今になって見れば、麻耶雄嵩ではなくてもこの鴉という作品は書けると思います。

個人的には最初の2作(翼ある闇、夏と冬の奏鳴曲)は破格の出来として、その後は光る物はありつつも作風が定まらず迷走する中、メルカトルと美袋のための殺人、名探偵木更津悠也、木製の王子、神様ゲームなどを経る中で、「本格ミステリの精緻なロジックと作り込み」「本格ミステリの命題との対峙」を両立させた独自の作風を確立、2010-2015年ごろの全盛期に繋がったと感じています。

とは言え、鴉も出来が悪い訳ではありません。特に伏線を全然説明しないのは好きです。他の作家がが鴉を書いたなら、伏線をいちいち説明したでしょうから。

読み返すと結構びっくりするぐらいあからさまな伏線がたくさんあるので、もしお時間があれば再読ください。
鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)より
4877289402
No.26
(4pt)

麻耶雄嵩「らしさ」の希薄さ

元々本格ミステリ大好きだったものの、麻耶雄嵩にどハマりして以降、麻耶雄嵩以外のミステリを全く楽しめない身体になってしまった自分ですが、実は本作はあまり好きではあまりせん。

この作品が書かれたのは1997年。
麻耶雄嵩の長編作品としては、翼ある闇、夏と冬の奏鳴曲、痾、あいにくの雨で、に続いた5作目。

確かにこの5作品の中では一番「まとも」で、当時の新本格の流行に乗った作品だったのだと思います。本格ミステリベスト10で1位になってもおかしくないとは思うのですが、今になって見れば、麻耶雄嵩ではなくてもこの鴉という作品は書けると思います。

個人的には最初の2作(翼ある闇、夏と冬の奏鳴曲)は破格の出来として、その後は光る物はありつつも作風が定まらず迷走する中、メルカトルと美袋のための殺人、名探偵木更津悠也、木製の王子、神様ゲームなどを経る中で、「本格ミステリの精緻なロジックと作り込み」「本格ミステリの命題との対峙」を両立させた独自の作風を確立、2010-2015年ごろの全盛期に繋がったと感じています。

とは言え、鴉も出来が悪い訳ではありません。特に伏線を全然説明しないのは好きです。他の作家がが鴉を書いたなら、伏線をいちいち説明したでしょうから。

読み返すと結構びっくりするぐらいあからさまな伏線がたくさんあるので、もしお時間があれば再読ください。
鴉 Amazon書評・レビュー: より
487728186X
No.25
(4pt)

麻耶雄嵩らしい

叙述トリックに関しては最初訳がわからなかった。真相は相変わらず無茶苦茶
鴉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎文庫)より
4344400364
No.24
(4pt)

麻耶雄嵩らしい

叙述トリックに関しては最初訳がわからなかった。真相は相変わらず無茶苦茶
鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)より
4877289402

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