鴉
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初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
25,865回
お気に入りにされた回数
55回
読書済み登録回数
201回
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あらすじ
外部リンク
評判
鴉の評価:
7.46/10点 レビュー 13件。 A ランク
鴉の総合評価:
6.90/10点 レビュー 41件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この作品が書かれたのは1997年。
麻耶雄嵩の長編作品としては、翼ある闇、夏と冬の奏鳴曲、痾、あいにくの雨で、に続いた5作目。
確かにこの5作品の中では一番「まとも」で、当時の新本格の流行に乗った作品だったのだと思います。本格ミステリベスト10で1位になってもおかしくないとは思うのですが、今になって見れば、麻耶雄嵩ではなくてもこの鴉という作品は書けると思います。
個人的には最初の2作(翼ある闇、夏と冬の奏鳴曲)は破格の出来として、その後は光る物はありつつも作風が定まらず迷走する中、メルカトルと美袋のための殺人、名探偵木更津悠也、木製の王子、神様ゲームなどを経る中で、「本格ミステリの精緻なロジックと作り込み」「本格ミステリの命題との対峙」を両立させた独自の作風を確立、2010-2015年ごろの全盛期に繋がったと感じています。
とは言え、鴉も出来が悪い訳ではありません。特に伏線を全然説明しないのは好きです。他の作家がが鴉を書いたなら、伏線をいちいち説明したでしょうから。
読み返すと結構びっくりするぐらいあからさまな伏線がたくさんあるので、もしお時間があれば再読ください。