(短編集)

来訪者

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2015年07月08日 来訪者〔新訳版〕

お金をたくさん持ち、女性をたくさん口説く――破天荒な人生をおくる伝説的な親戚、オズワルド叔父から、甥の私におびただしい量の日記が届いた。遺産と称して送られてきたそれらに書かれていたのは、国から国を渡り歩き、女性を虜にした手練手管の全貌。興奮してその一つを読んでみると、叔父は砂漠地帯でさえ美女を見つけ……退屈な日常にエロティックなうるおいを。甘い吐息が匂ってくる、超絶艶美な作品集。4篇収録。(「BOOK」データベースより)

評判

来訪者の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク

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来訪者の総合評価:

9.40/10点 レビュー 10件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.10
(5pt)

おすすめです。

短編って面白いの少ないけど、これは最高です。
来訪者〔新訳版〕 Amazon書評・レビュー: 来訪者〔新訳版〕より
415071262X
No.9
(5pt)

なんとも面白い!

ダールの艶笑譚ですが、下品にならずウィットが効いているのはイギリス流!
やはり、短編の匠です。
来訪者 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 来訪者 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150712549
No.8
(3pt)

思ったよりつまらぬ

短編小説がたった4編だけの本である。 その内最初の作品は中の2作品の前書きみたいなものである。 第二、第四の作品が前書きの中で触れられている、オズワヅロおじさんからのダイアリーの公開ということになっているが、両作品ともダールの前作の二番煎じみたいな趣向で、とくに最期の作品は後味も悪い。
来訪者 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 来訪者 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150712549
No.7
(5pt)

辛辣な艶笑喜劇集

【収録作品】
来訪者
夫婦交換大作戦(旧邦題「すばらしきかな、スワッピング」)
やり残したこと(旧邦題「やりのこした仕事」)
雌犬

砂漠を舞台としたエロティックで魅惑的な表題作はカサノヴァ気取りの主人公オズワルドが手厳しいしっぺ返しを喰らうオチが愉快だが、訳者あとがきにあるように中心となるアイデア自体の時代的偏見には注意が必要だ。(本書では旧訳に比べれば若干デリケートに言葉を選ぶ配慮が成されているが)
さらに一見軽い艶笑喜劇を装った「夫婦交換大作戦」の辛辣さよ。読後、既婚男性なら誰もが慄然とするのではないか。
そのシニカルさは「やり残したこと」で頂点を迎える。古今のセックスを扱った小説でこれほど暗澹たる結末を迎えるものはない。
そしてラストの「雌犬」の奇想天外でスラップスティックな笑いはダール作品の中でも異色。法螺話の愉しさは本書随一。
全編に渡りセックスを主題としながらダールの作品の特徴でもある強烈な女性不信の念が濃厚に漂う点において『あなたに似た人』や『キス・キス』と異なり、読者によっては不快に思われるかもしれないが、少年のような無邪気さと人生に対する虚無や諦念が複雑に入り混じるダールの作風のユニークさが最も顕著に現れている作品集だろう。
来訪者〔新訳版〕 Amazon書評・レビュー: 来訪者〔新訳版〕より
415071262X
No.6
(5pt)

面白い話は古くならない。

ロアルド・ダールの新訳ということで、さっそく読んでみたが、大いに愉しめた。
ダールの小説は、どんでん返しが待っている。「あなたに似た人」の中の「味」や「南から来た男」では絶対絶命のピンチから一転、読者は安堵に胸を撫で下ろす。本作では、してやったり、の主人公が思いもしなかった結末──驚愕、落胆、残酷さ、そして悔恨──を引き受けることになる。そうした話の構造ゆえに読後感がすっきりとしない。だが、よく作り込まれた物語の世界で過ごした愉しい時間がしっかりと手元に残った。
今回読んでみて、最後の「ビッチ」は、ジキルとハイドの変奏曲に思えた。ジキル氏の謎が解明されるのは、自らが死して、特別な薬も消滅した後であり、謎を解くことが物語の目的だった。ビッチでは、いわば、ジキル氏が死んだ後、一回分の薬が残っていたら、あなたはどうやって使うか? という問いかけに答えるストーリーのようにも読めた。そして、いつもなら真っ先に自分で試すはずの主人公が何故か自分では使おうとしないのだ。そこにもう一つのドンデン返しの要素があった。
面白い話は古くならないと強く感じた。それが新訳のおかげだとしたら、出版社と翻訳者に感謝したい。
来訪者〔新訳版〕 Amazon書評・レビュー: 来訪者〔新訳版〕より
415071262X

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