そして夜は甦る

登録されているタグ

※以下のグループに登録されています。

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

6.67pt (10max) / 6件

6.81pt (10max) / 27件

Amazon平均点

4.09pt (5max) / 54件

楽天平均点

3.92pt (5max) / 91件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

10pt

サイト内ランク[]
ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

30.50pt

5.00pt

←非ミステリ

69.00pt

ミステリ→

10.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
9,441回
お気に入りにされた回数
15
読書済み登録回数
55
このページのURL

あらすじ

1995年03月31日 そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))

ルポ・ライターの失踪、怪文書、東京都知事狙撃事件…。西新宿に探偵事務所を構える沢崎が立ち向かう難事件の背後には巨大な陰謀が隠され、鮮やかなラストシーンに向って物語はスピーディに展開してゆく。レイモンド・チャンドラーに心酔する、ジャズ・ピアニストの著者が2年の歳月をかけ完成させた渾身の処女長篇。いきのいい会話と緊密なプロットで贈る、期待の本格ハードボイルド登場。--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。(「BOOK」データベースより)

評判

そして夜は甦るの評価:

6.67/10点 レビュー 6件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.67pt

そして夜は甦るの総合評価:

8.03/10点 レビュー 60件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(7pt)

そして夜は甦るの感想

80年代の東京を舞台に、私立探偵沢崎が不眠不休で働くハードボイルド。30年前に書かれた作品ですが、携帯電話が無い事や喫煙者が多い事に少々違和感は有る物の、それ以上には古臭さは感じ無かった。もっとも自分も経験した時代なので、懐かしさが上回るんですけどね。20年振りの再読でしたが、内容全部忘れてたんで初読と同じでした。今回改めて感じたのは、プロットが複雑、かつ登場人物が多くて分かり辛い話と言う事。まあ、タフで優しい、頭が切れるが皮肉屋、そして格好良くて女性にもてる、主人公沢崎の活躍を楽しむ事が目的の作品です。

なおひろ
R1UV05YV
No.1
(7pt)

沢崎にハマりそう

主人公のユーモアのある語り口が魅力的でした。シリーズを通して読みたくなってしまいました。様々な実名が出てくるので、時代を感じます。人が真剣に話しているときに、誰も彼もが煙草を吸う居酒屋スタイルは時代の文化か知りませんが…

話の面白さは文句なしなんですが、複雑すぎて頭が痛くなりそうな内容でした。登場人物はとにかく多いし、事件は複雑だしでスラスラとは読み辛かったです。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.54
(5pt)

時代を経て少し古く感じる部分はあるものの、間違いなくハードボイルトとしての傑作

読んだのは、これで3回目くらいだろうか?
こちらもだいぶ年を取り、主人公の年齢をはるかに追い越してしまった。

そのため、こうやって久々に読むと、青臭く感じるセリフもあるし、比喩や暗喩が大袈裟すぎると感じる部分もある。
しかし、これだけ練りに練られたプロット、多彩な登場人物、錯綜した人間関係、最後まで探偵の一人称で語られる展開は、まさに一級のハードボイルト作品。

この映像化作品を見てみたいものだが、この世界観を壊さずに映像化できる監督(白石監督?大友監督?)や俳優がいるだろうか?
そして夜は甦る (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: そして夜は甦る (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150019304
No.53
(5pt)

時代を経て少し古く感じる部分はあるものの、間違いなくハードボイルトとしての傑作

読んだのは、これで3回目くらいだろうか?
こちらもだいぶ年を取り、主人公の年齢をはるかに追い越してしまった。

そのため、こうやって久々に読むと、青臭く感じるセリフもあるし、比喩や暗喩が大袈裟すぎると感じる部分もある。
しかし、これだけ練りに練られたプロット、多彩な登場人物、錯綜した人間関係、最後まで探偵の一人称で語られる展開は、まさに一級のハードボイルト作品。

この映像化作品を見てみたいものだが、この世界観を壊さずに映像化できる監督(白石監督?大友監督?)や俳優がいるだろうか?
そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501)) Amazon書評・レビュー: そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))より
4150305013
No.52
(5pt)

とにかくセリフが素晴らしい!

とにかくセリフが素晴らしい。それに尽きる。この著者が遅筆だったのはセリフに凝りすぎたせいではないかと思ってます。
そして夜は甦る (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: そして夜は甦る (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150019304
No.51
(5pt)

とにかくセリフが素晴らしい!

とにかくセリフが素晴らしい。それに尽きる。この著者が遅筆だったのはセリフに凝りすぎたせいではないかと思ってます。
そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501)) Amazon書評・レビュー: そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))より
4150305013
No.50
(4pt)

「澤崎」という新しいヒーローの造形にすべてを費やした渾身の処女作に圧倒される

ハードボイルド小説において、最も重要なものとは何だろう?当方にとって、それはまず辛口のユーモアだ。たとえば、<弁護士を雇えるような身分ではないので、彼のいまの忠告を正しく理解できたかどうか自信がないのですが―要するに彼は、ぐずぐず言わずに知ってることを喋ったほうがてっとり早く金になるぞ、と言ってくれているのですか>
こういうことをどんな場面でもさらっと言えてしまうような主人公でなければ務まらない。または―、<そうだろうな>と、私は言った。<見上げなければならない人間か、見下していい人間か―あんたには二種類の人間しか存在しないからだ>
ここには苦い人間観察も含まれている。これくらいの警句もすっと出てきてほしいものだ。あるいは―<大変恐れ入りますが、ただいま旦那様は来客中ですので、お差し支えなければ―><差し支えるね。><客なんか糞喰らえだ。大事な一人娘が殺人事件に捲き込まれる恐れがあると伝えてもらいたい>―こういう杓子定規をものの見事にぶっこわす暴言も時には必要だろう。
または、<私は信頼していると言ったはずです。><それとも、皆さんの世界では、信頼という言葉は別の意味で使われますか>とまるで外人のようにトボケてみせ、言うに事欠いて、<信頼できるとは言ったが、友人だとは言いません>なんてことも平気で言う。
そして、<和洋折衷にろくなものはないがあんパンだけは例外だというのが、元パートナーの渡辺の持論だった。>というところで初めて人の名前が出てくる。もちろん引用は恣意的だが、主人公の名は「澤崎」とだけ。彼は「渡辺探偵事務所」の探偵であって、「渡辺」賢吾はその「元パートナー」というわけだ。彼は一度も小説の表面には登場することはない。それでも、澤崎との不定期の連絡を通してかろうじて繋がっていることが知れる、という関係だ。他にも25名からの人物が登場するが、主人公を含めて苗字のみの人物が7名いる。しかも、「錦織」という新宿署捜査課の警部などは、まさに“友人ではないが信頼のおける”人物だ。「橋爪」という暴力団幹部とだって随分と仲がいい。仰木、韮塚の弁護士双生児、某石原兄弟をモデルとした向坂兄弟、これにルポ・ライターや新聞記者らがからんできて政界のスキャンダルの渦中へと主人公たちを巻き込んでゆくことになるのだが、これだけ堅固に、また柔軟に造形された登場人物あってこその大法螺話ではあるだろう。いや、荒唐無稽がウリのエンタテインメントなぞでは決してない。全36章のうち、探偵の仕事は30章までで終えてしまうのだ。では、あとの6章は何のために設えられているのか?―言ってしまえば、ここからはハードボイルドには無用の謎解きの部分かも知れない。そして、ここにこそ秘められた<夜>が息づいており、その甦生してくるおぞましい姿を目の当たりにしなければならない永い永いコーダなのだろう。目を背けたい人は読まない方がいいかもしれない。それでも、ここには“未生の人”原尞が丹精込めた画龍に睛を点じたかったのだろう思いがひたひたと打ち寄せてくる。
“これ一作”、に賭ける心意気にはいささか息詰まるほどの迫力が感じられはするものの、一方では、「狼は天使の匂い」の篇中上映や、ビートルズや岡本太郎に対する嫌悪感など趣味丸出しで挑んでいるところも散見され、決して一枚岩の頑固一徹というだけでもない作風は本作全体の風通しをよくしていると思われた。
そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501)) Amazon書評・レビュー: そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))より
4150305013

その他、Amazon書評・レビューが 54件あります。
Amazon書評・レビューを見る