ザ・ドロップ

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種別
長編
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あらすじ

2015年03月06日 ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

バーテンダーのボブがその子犬を拾ったのはクリスマスの二日後のことだった。仕事からの帰り道、たまたま通りかかった歩道の横のゴミ容器から、弱々しい泣き声が聞こえたのだ。子犬を抱き上げ、近くのアパートからナディアが姿を見せた時、孤独な負け犬だったボブの人生は変わった。殻から抜け出し、人生に希望が見えたのだ。だが、組織が所有する彼の勤め先のバーに強盗が押し入ったことから彼にも火の粉が降りかかってきた……ボストンの裏町に生きる人々の姿を巨匠がムード充分に描き、映画化された傑作ドラマ(「BOOK」データベースより)

評判

ザ・ドロップの評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

ザ・ドロップの総合評価:

8.63/10点 レビュー 8件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

指定の条件による感想はありませんでした。

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7
(4pt)

ペレケーノス「ドラマ・シティ」と、

「ジョン・ウィック」を繋ぐ小品?映画は「クライムヒート」という酷い邦題で未公開のため見逃すな!
ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018936
No.6
(5pt)

良かった

この本を若いときだったらわからなくて、あまり良いとは思わなかったと思います
今だから登場人物たちのキャラクター、状態、気持ちがすごく想像でき、どの人も
何らかの消しようのないつらさを抱えているのがわかります。
そして、過去はいろいろあったけど、とにかくこれからでも地道に、誰かといられるだけで
幸せだ、という希望を持って必死に生きている人だけが、何とか生き延びていきます。
生きているうちに大金を掴んでもう一花咲かせたい・・・なんて思っている人は
ギャングのパワーに淘汰されていってしまうのです
主人公は誰にも言えない過去があり、やくざともかかわりがあって、なかなかに自由の利かない
生活環境ではありますが、自分の事情をひとにはすべては言えないし、
守りたい飼い犬や心を開ける相手がたった一人でもいるだけで、何とか生きていけそうな気がするのは、
じつは誰にとっても言えることではないでしょうか。そういうところが
すごく切なく共感できる、心に寄り添う、刺さる物語です。

ところで、エリックというチンピラ。こういう人が生まれていくのが、
アメリカって大変なことだ、と思います。
銃と麻薬があれば、日本もすぐ同じことになるのかもしれません。
どんなに愛情深く母親が育てても、ワルになってしまう子供はいるとは思いますが、
とにかく、子育ての段階において親、育ててくれる人の真の愛が
子供に注がれることを願ってやみません
ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018936
No.5
(2pt)

あんまりお薦めできないなあ。

「孤独な男と一匹の犬の出会い」と帯にあります。
誰もが、主人公と犬のお話だろうと想像するのでしょうが、内容はそうではありません。

犬との出会いと関わりはほんの数ページしかありませんでしたねえ。

孤独な男、主人公のボブは誰からも下に見られ利用される孤独で不幸な男なんですが、
実は妙に頭が回り、最後は笑ってるタイプ。
その主人公がどうのようにして犬と絡んでいくのかと思いきや、脇役のサイドストーリーが
目立ちボブの立ち回りのメインストーリーがぼやけてきます。
そしてページが少ないから、あらら?と言う間に結末がやってきてキツネにつままれたようです。

なにより主人公や脇役にあんまり魅力が感じられないしストーリーもハラハラとした緊張感や
テンポが良い訳でもなく、暗く浮かばれないお話なのでちょっと嫌気さえ感じてしまう。

う~ん(-_-;) こりゃ決して人にお薦めできる作品じゃないなあ、読了後の感想はそんな感じですねえ( -_-)

読了後に知ることになりましたが巨匠?と言われるデニス・ルヘインさんの作品じゃなかったら
おそらく出版されなかったでしょうね。

残念でした。
ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018936
No.4
(2pt)

あんまりお薦めできないなあ。

「孤独な男と一匹の犬の出会い」と帯にあります。
誰もが、主人公と犬のお話だろうと想像するのでしょうが、内容はそうではありません。

犬との出会いと関わりはほんの数ページしかありませんでしたねえ。

孤独な男、主人公のボブは誰からも下に見られ利用される孤独で不幸な男なんですが、
実は妙に頭が回り、最後は笑ってるタイプ。
その主人公がどうのようにして犬と絡んでいくのかと思いきや、脇役のサイドストーリーが
目立ちボブの立ち回りのメインストーリーがぼやけてきます。
そしてページが少ないから、あらら?と言う間に結末がやってきてキツネにつままれたようです。

なにより主人公や脇役にあんまり魅力が感じられないしストーリーもハラハラとした緊張感や
テンポが良い訳でもなく、暗く浮かばれないお話なのでちょっと嫌気さえ感じてしまう。

う~ん(-_-;) こりゃ決して人にお薦めできる作品じゃないなあ、読了後の感想はそんな感じですねえ( -_-)

読了後に知ることになりましたが巨匠?と言われるデニス・ルヘインさんの作品じゃなかったら
おそらく出版されなかったでしょうね。

残念でした。
ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018936
No.3
(5pt)

犬を通して読んでゆく

ボブがその犬を見つけたのはクリスマスの二日後だった。ではじまる「ザ・ドロップ」。
ドロップとは、ギャングが裏社会で手に入れた金を、警察に没収されないように一夜だけ預ける中継場所のこと。ここでは主人公ボブが細々と働くバーが、それである。舞台は「ミスティック・リバー」とおなじボストン、労働者たちの集まる地域、麻薬・殺しは日常の一部だ。
ボブがゴミバケツの中から救い出した大怪我をしている子犬。抱き上げたボブは、手足が不釣り合いに大きい、と感じる。犬好きの読者だったら、大型犬の子犬だ、とピンと来るシーンだ。さらにピットブルという犬種であるとわかる。危険な犬、獰猛な犬、一般の飼い主の手にはあまる「闘犬」である。ここでもう、ドキドキしてしまう。この犬を返せ、と執拗に迫る男が現れる。
ボブは並ではない手間をかけて傷を治し育てているが、この犬にはマイクロチップが埋め込まれていて、その記録には、返せ、と迫る男の名が入っていた。ボブはこの犬をロッコと名付けた。この名の由来には、深い意味が込められている。ボブとロッコは切り離せない存在になったのだということが、キリスト教世界の人は瞬時に悟るだろう。ストーリーとは関係がないが、このあたりの読み取りが本作品を輝く存在へ導く。
犬の成長としぐさの描写は、なにげなさのなかに、しびれるような優しさ、細やかさがあり、ボブの、息もできないほどの愛が溢れる。この犬を通して、この人間社会を読んでくれ、というルへインの思いが伝わってくる。
新作なのでストーリーには触れないが、結末の意外さ、面白だが十分提供されている一方、人間根源の部分に目を据えて書くルへインの魅力が、この中編に詰め込まれている。
ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: ザ・ドロップ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018936

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