繊細な真実

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種別
長編
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あらすじ

2014年11月21日 繊細な真実 (Hayakawa novels)

ポール・アンダースンの偽名を与えられた外務省職員は、英領ジブラルタルのホテルの一室で苛立ちを露わにしていた。彼は閣外大臣クインの代理として、テロリスト捕獲のための“ワイルドライフ作戦”に顧問として参加していた。だが、秘密任務に関わった経験は皆無で、なぜ自分が呼ばれたのか見当もつかない。やがてポールは、作戦が成功裏に終了したとだけ告げられ、任を解かれる。一方、クインの秘書官トビー・ベルは、大臣の不審な行動を監視していた。ジブラルタルでの作戦には胡散臭い民間防衛企業の男の影がちらついていたからだ。しかし、トビーの調査には隠蔽を謀る官僚たちの厚い壁が立ちはだかり…。“ワイルドライフ作戦”とは何だったのか?スパイ小説の巨匠が描く、世界の新たな闇。(「BOOK」データベースより)

評判

繊細な真実の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

繊細な真実の総合評価:

6.67/10点 レビュー 15件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.14
(5pt)

81歳にしてこの創作能力に瞠目。

評者は、『地下道の鳩―ジョン・ル・カレ回想録』(2016年)を、昨年5月に読んだが、本書『繊細な真実』は未読だったので入手して読むことにした。
 1931年10月生まれのル・カレは、81歳で本書『繊細な真実』(2013年)を書いている。
 冷戦後、スパイ小説は絶滅したかに思えたが、ル・カレは、見事にその壁を乗り越えて視野を広く持ちグローバル世界を捉えながら思考を巡らし創作意欲を失なわず見事に傑作をものにしている。
 世界の紛争も企業が請け負ういびつな現実世界をテーマにして、みずみずしい文章で登場人物を描写するこの才能は、いったいどこから生まれてくるのだろうかと不思議である。
 この歳にしてこのような傑作を書ききることができる稀有な作家であろうと瞠目しながら本書『繊細な真実』を読み終えた。
繊細な真実 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: 繊細な真実 (ハヤカワ文庫NV)より
4150413932
No.13
(5pt)

81歳にしてこの創作能力に瞠目。

評者は、『地下道の鳩―ジョン・ル・カレ回想録』(2016年)を、昨年5月に読んだが、本書『繊細な真実』は未読だったので入手して読むことにした。
 1931年10月生まれのル・カレは、81歳で本書『繊細な真実』(2013年)を書いている。
 冷戦後、スパイ小説は絶滅したかに思えたが、ル・カレは、見事にその壁を乗り越えて視野を広く持ちグローバル世界を捉えながら思考を巡らし創作意欲を失なわず見事に傑作をものにしている。
 世界の紛争も企業が請け負ういびつな現実世界をテーマにして、みずみずしい文章で登場人物を描写するこの才能は、いったいどこから生まれてくるのだろうかと不思議である。
 この歳にしてこのような傑作を書ききることができる稀有な作家であろうと瞠目しながら本書『繊細な真実』を読み終えた。
繊細な真実 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: 繊細な真実 (Hayakawa novels)より
4152095032
No.12
(4pt)

ヘラクレスの柱

カバーの写真は、地中海に突き出た半島の先端にあるジブラルタルの岩山、ヘラクレスの柱である。ここはスペインとイギリスの領土問題の地である。
誰かの書評で読むことになった本書は、独特の言い回しで、斜め上からの視線が必要な文体だった。冗長ともとれる前半部分が、後半になって集約して展開される。特に最後は急展開で引き込まれた。
健全な市民世界の上に初めて健全な資本主義が存在すると思う。国家は両者の健全性を保つべき存在であるはずだ。
「ナイロビの蜂」もジョンルカレの作品とはしらなかった。ある方の勧めで観たその作品にも国家を超えて圃場を探す利益組織の暗躍があった。しかし、その組織が昔はアジアを植民地化(圃場化)していった英国そのものであったというのも皮肉だろう。
繊細な真実 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: 繊細な真実 (Hayakawa novels)より
4152095032
No.11
(4pt)

ヘラクレスの柱

カバーの写真は、地中海に突き出た半島の先端にあるジブラルタルの岩山、ヘラクレスの柱である。ここはスペインとイギリスの領土問題の地である。
誰かの書評で読むことになった本書は、独特の言い回しで、斜め上からの視線が必要な文体だった。冗長ともとれる前半部分が、後半になって集約して展開される。特に最後は急展開で引き込まれた。
健全な市民世界の上に初めて健全な資本主義が存在すると思う。国家は両者の健全性を保つべき存在であるはずだ。
「ナイロビの蜂」もジョンルカレの作品とはしらなかった。ある方の勧めで観たその作品にも国家を超えて圃場を探す利益組織の暗躍があった。しかし、その組織が昔はアジアを植民地化(圃場化)していった英国そのものであったというのも皮肉だろう。
繊細な真実 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: 繊細な真実 (ハヤカワ文庫NV)より
4150413932
No.10
(1pt)

カスタマー

最近のル・カレの作品は、面白くない。スマイリーを主人公にした物語では、文章は読みづらくても、結末まで読んでみて、よかったと思われる作品があったが、この作品も誰よりも狙われた男と同様に結末がつまらない。
この繊細な真実も、主人公が気になっていることをだらだらと伸ばしただけで、結末まで来ています。結末の詳細は伏せますが、マスコミにリークすれば済むことを、もっと読者がル・カレに期待するような結末にしてほしかった。
繊細な真実 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: 繊細な真実 (Hayakawa novels)より
4152095032

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