毒魔



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毒魔 (新潮文庫)
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初公開日(参考)2007年01月
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長編小説

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毒魔 (新潮文庫)

2007年01月31日 毒魔 (新潮文庫)

シアトルのバスターミナルで劇物が空中散布された。被害者は口や鼻から血を流し、数分で116名が倒れた。たまたま現場近くの恋人の写真展に来ていた元辣腕記者コーソは捜査を開始する。米政府は本土に対する新たなテロと断定し、イスラム過激派などの洗い出しに全力を注ぐ。しかし、その頃コーソは誰もが想定しえない犯人を追っていた。先がまったく読めない至高のサスペンス登場。 (「BOOK」データベースより)




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毒魔の総合評価:7.33/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(3pt)

テロを題材とした、手に汗握るドラマの面白さ

G・M・フォードによる<フランク・コーソ>シリーズの第4作。

シアトルの市バスターミナルで、劇物が撒かれ、多数の死者が出る。後に劇物は遺伝子操作された細菌兵器で、犠牲者の数は116名と判る。市当局はテロ行為と断定する。

たまたま居合わせたコーソは厳重な立ち入り禁止措置が取られている場所に、連邦緊急事態管理庁(FEMA)の職員に成りすまして入り込んで、事件とかかわりを持つことになる。彼は、国家権力とは別にテログループを追求してゆく。そこにこのシリーズ独特の、タフガイ、コーソの孤高の活躍を読むことが出来る。やがて、究極のテロ行為を準備するグループと、その意外な背景が明らかになる。アメリカ人を憎んでいるのは決してイスラム教徒ばかりではなかったのだ。

明らかに「9・11」以降の物語であり、発端はオウムの地下鉄サリン事件を彷彿とさせるが、G・M・フォードは、ただひたすらテロリストを極悪人として描いたり、テロの恐怖だけを強調したりしているわけではない。コーソの行動を通して、「9・11」以降のアメリカのあり方に対する批判的な視線も含め、従来のテロ小説やノンフィクションなどとは一線を画するエンターテインメントに仕上げている。

本書は、テロを題材とした、つい時の経つのを忘れて読みふけってしまう、手に汗握るドラマである。
毒魔 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:毒魔 (新潮文庫)より
4102021140
No.2:
(3pt)

私には物足りない

ストーリー展開が、なんというか、先が見えてしまい、

すごくつまらなかったです。

それに、毒ガスを使ったテロ行為を扱うなんて、遅すぎです。

コーソのタフさを、あまり感じれなかったと言うか。

それと、このタイトル、いかがなものか?
毒魔 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:毒魔 (新潮文庫)より
4102021140
No.1:
(5pt)

邦題はイタダケナイが、内容はバツグン

”まずいときに、まずいところに居合わせる”主人公と細菌兵器によるテロということで、「ダイ・ハード」プラス「24」かなと思い買ってみた。
”世捨て人ジャーナリスト”フランク・コーソのシリーズ第4弾だそうだが、シリーズを読んだことのない自分には、
”おなじみ”のハズの登場人物に感情移入がなかなかできず、中盤まで結構飛ばし読み。

ところが、後半以降急速なストーリー展開とともにがガンガン気持ちが入っていく。
そして、淡々とした表現の中にとびきり熱いものを感じる終盤約60ページが、
陳腐なテロ・パニック作品とはっきり一線を画す見事な出来栄えであり、最後にはとびきりの余韻を感じざるを得ないエンディングが待っている。

原題「RED TIDE」のほうが冒頭から終盤まで鮮烈なイメージを与える続ける「赤」のイメージを端的に表しており、
その点でも邦題は全くいただけない。(・・これだけでも結構損しているのでは・・)
しかし、本書の持つエンターテイメントとしてのレベルの高さと現実への問題提起力は、それで損なわれることはない。

全シリーズを読みたくなること請け合いの快作だ。
毒魔 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:毒魔 (新潮文庫)より
4102021140



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