びいどろの筆
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いやぁ、やっぱり泡坂妻夫はこういった江戸物、とりわけ職人物を書かせると上手いわ。『鬼女の鱗』の時は自分にとって初の時代物だった事、間に盆休みが入った事が期待外れの要因だったが、この『びいどろの筆』は市井の人々の生活の匂いが立ち上ってくるかのようだ。 | ||||
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1989年に出た単行本の文庫化。 江戸末期を舞台とした捕物帳である。7篇を収めた短編集。 ただ、変わった形式を取っていて、探偵役が次々とバトンタッチされていくのである。前の話で探偵を務めた人物が次には語り手になり、さらに新しい探偵役が登場して、さらに次の話では語り手に…という具合なのである。 先例もあるようだが、なかなか楽しい形式であり、目先も変わって面白い。 ミステリとしても良く出来ている。凝った話、風流なエピソードが多い。 文章にも味わいがあって満足できる。 | ||||
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