びいどろの筆



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初公開日(参考)1989年02月
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長編小説

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びいどろの筆―夢裡庵先生捕物帳 (徳間文庫)

1992年10月31日 びいどろの筆―夢裡庵先生捕物帳 (徳間文庫)

柔術の達人で、文人でもある空中楼夢裡庵先生は、れっきとした八丁堀定町廻り同心。正月早々、絵師が殺された。盆の窪に突き立った矢が致命傷だが、状況が一風変わっていた。壁に立てられた絵馬の人物が、今まさに矢を放った姿なのだ。手の込んだまねを、と渋い顔の先生だったが、ある書物に、「絵の人形に矢を射はなさす術」という文章を見つけたのだ。まさか…。直木賞作家の、洒落た連作七篇。(「BOOK」データベースより)




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びいどろの筆の総合評価:8.00/10点レビュー 2件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

これぞ泡坂風時代小説だ!

いやぁ、やっぱり泡坂妻夫はこういった江戸物、とりわけ職人物を書かせると上手いわ。『鬼女の鱗』の時は自分にとって初の時代物だった事、間に盆休みが入った事が期待外れの要因だったが、この『びいどろの筆』は市井の人々の生活の匂いが立ち上ってくるかのようだ。
あと、特徴的なのは夢裡庵が主人公でない所。各エピソードの主役は各々異なるが、その誰もがまた、人間臭くて実にいい。

Tetchy
WHOKS60S
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未読の方はご注意ください

No.1:
(4pt)

てんてんと

1989年に出た単行本の文庫化。
 江戸末期を舞台とした捕物帳である。7篇を収めた短編集。
 ただ、変わった形式を取っていて、探偵役が次々とバトンタッチされていくのである。前の話で探偵を務めた人物が次には語り手になり、さらに新しい探偵役が登場して、さらに次の話では語り手に…という具合なのである。
 先例もあるようだが、なかなか楽しい形式であり、目先も変わって面白い。
 ミステリとしても良く出来ている。凝った話、風流なエピソードが多い。
 文章にも味わいがあって満足できる。
びいどろの筆―夢裡庵先生捕物帳Amazon書評・レビュー:びいどろの筆―夢裡庵先生捕物帳より
4191238450



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