ひらいたトランプ

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種別
長編
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あらすじ

2003年09月30日 ひらいたトランプ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

名探偵ポアロは偶然から、夜ごとゲームに興じ悪い噂の絶えぬシャイタナ氏のパーティによばれた。が、ポアロを含めて八人の客が二部屋に分れてブリッジに熱中している間に、客間の片隅でシャイタナ氏が刺殺された。しかも、居合わせた客は殺人の前科をもつ者ばかり…ブリッジの点数表を通してポアロが真相を読む。(「BOOK」データベースより)

評判

ひらいたトランプの評価:

5.50/10点 レビュー 4件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.50pt

ひらいたトランプの総合評価:

7.81/10点 レビュー 42件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(3pt)

ひらいたトランプの感想

翻訳物を読んでみた。
訳がうまいのか、アガサが良いのか、あっさりと読めてしまった。
4人の容疑者と4人の探偵
面白そうだが内容はともなっていないと感じた。
ブリッジを知らないと読みずらいのは確かだ。
古典なので 不満はありますが、しょうがない。
疑問 イギリスではブリッジのダミーは、席から離れるのか。


jethro tull
1MWR4UH4

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.38
(3pt)

面白かった

面白かった
ひらいたトランプ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ひらいたトランプ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300139
No.37
(3pt)

面白かった

面白かった
ひらいたトランプ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1‐2)) Amazon書評・レビュー: ひらいたトランプ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1‐2))より
4150700028
No.36
(4pt)

たしかに「手の内を見せて」る

〇電子書籍版発行……2012年3月10日
 Kindleの「メモとハイライト」「栞」機能……×(本文のどの位置だろうが、「目次」と表記)
 Kindleの表紙……×(なぜか著者の肖像写真)
 Kindleのページ表記……×(No.表記)

 ポワロのみならず、幾つかのクリスティ作品に登場していたバトル警視、レイス大佐、アリアドネ・オリヴァ夫人が共演する豪勢な作品。
 とは言うものの、謎解き役はハッキリとポワロであって、特にレイス大佐の出番はオリヴァ夫人以下のチョイ役であった。【注1】

 探偵組に入ってるオリヴァ夫人も複数のクリスティ作品に登場したキャラ(推理作家)のようで、著者も気に入っていたらしく、本作以降にもそこそこ顔を出すが、本作の時点では、『パーカーパイン登場』の短篇のどれだかに出演済みだったようだ。
 どうやら被害者は、彼が考えるところの「一種の芸術家」を"探偵"たちと同じパーティーに出席させて、彼/彼女がどのような反応を見せるかを楽しもうという悪趣味に走って、猫が窮鼠に噛まれてしまったのではないか……。
 被害者が臭わせていたように、ポワロ、バトル、レイス、オリヴァの探偵組と別のブリッジ・テーブルに坐った男女四人の中に、過去に完全犯罪を行った殺人者がいるのか?
 それとも四人全員がそうなのか?
 そして、誰がシャイタナ氏を殺したのか……。

 かなり人工的な設定のうえに構築した作品である。
 序文でクリスティは、「この小説における読者の推理は、心理的方法をとることになる。わたしはそこにこそこの作品の興味が存在する」(No.64)と宣言していて、また「ヘイスティングス大尉は、ポアロから、この話を手紙で知らされ、非常に単調だと思った」(No.64)とわれわれを刺激しているw
 江戸川乱歩が「『本陣殺人事件』を評す」の中で、「今後の推理小説は単なる物質的トリックと物質上の論理にのみ跼蹐すべきではない。私の夢見るところは性格や心理そのものによるトリックの創造と論理の駆使」(『横溝正史読本』P.237)と書いているので、彼ならどのように本作を読んだかが気になるが、一般の読者としては、ヘイスティングス以上の反応を示さなければならない……。

 そこで霜月蒼はどのように評価してたかいなと見てみると、――★★評価だったw
 とはいっても、もちろん彼がヘイスティングスレベルの感想しか持てなかったわけではないww
 著者が序文で宣言したように、本作が「心理」だけから推理する構造になっていることを説明したうえで、「「心理」は、Aを入力すれば必ずBが出力される、といったものではない。因果関係は曖昧だ。要するにどうとでも言える。それは説得の道具として有効とは言えない」(『アガサ・クリスティー完全攻略』P.62)と書かれていた。
 これは、言葉を変えれば、横溝正史流のコネコネクチャクチャ小説と云うことではないか?

 わたしはと言えば、霜月蒼の評価に十分頷きながらも、いつもどおりの巧みな筆さばきも感じたので、彼ほど低評価にしなかったが、着地点にはあまり感心もできなかった。
 おもしろいことに、ブリッジのプレイスタイルから読み取れる容疑者の心理(性格)はきちんと記述してくれているので、事件発生後のストーリーは丸無視して、それのみで犯人を指し示せば正解になる。
 これがPoirot puts his cards on the tableといったところか。さすがは著者である……。
 ところが、それじゃおもろないと、わたしは奇を衒って犯人を外してしまった。
 それはよいのだが、その結果、『矢の家』を思いだしてもやもやしてしまった……。
 と書けば、わたしが誰を疑っていたかがわかってしまうかもww

 ちなみに坂口安吾によると、クリスティには「優雅な美人は絶対に犯人にならないという女らしい癖」(『横溝正史読本』P.245)があるらしいww

 【注1】警視と云えばかなりの役職だが、なぜかバトルのフットワークは軽くて自ら聞き込みもするし、ポワロ、レイスと三人の中では一番若輩っぽいw
ひらいたトランプ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ひらいたトランプ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300139
No.35
(4pt)

たしかに「手の内を見せて」る

〇電子書籍版発行……2012年3月10日
 Kindleの「メモとハイライト」「栞」機能……×(本文のどの位置だろうが、「目次」と表記)
 Kindleの表紙……×(なぜか著者の肖像写真)
 Kindleのページ表記……×(No.表記)

 ポワロのみならず、幾つかのクリスティ作品に登場していたバトル警視、レイス大佐、アリアドネ・オリヴァ夫人が共演する豪勢な作品。
 とは言うものの、謎解き役はハッキリとポワロであって、特にレイス大佐の出番はオリヴァ夫人以下のチョイ役であった。【注1】

 探偵組に入ってるオリヴァ夫人も複数のクリスティ作品に登場したキャラ(推理作家)のようで、著者も気に入っていたらしく、本作以降にもそこそこ顔を出すが、本作の時点では、『パーカーパイン登場』の短篇のどれだかに出演済みだったようだ。
 どうやら被害者は、彼が考えるところの「一種の芸術家」を"探偵"たちと同じパーティーに出席させて、彼/彼女がどのような反応を見せるかを楽しもうという悪趣味に走って、猫が窮鼠に噛まれてしまったのではないか……。
 被害者が臭わせていたように、ポワロ、バトル、レイス、オリヴァの探偵組と別のブリッジ・テーブルに坐った男女四人の中に、過去に完全犯罪を行った殺人者がいるのか?
 それとも四人全員がそうなのか?
 そして、誰がシャイタナ氏を殺したのか……。

 かなり人工的な設定のうえに構築した作品である。
 序文でクリスティは、「この小説における読者の推理は、心理的方法をとることになる。わたしはそこにこそこの作品の興味が存在する」(No.64)と宣言していて、また「ヘイスティングス大尉は、ポアロから、この話を手紙で知らされ、非常に単調だと思った」(No.64)とわれわれを刺激しているw
 江戸川乱歩が「『本陣殺人事件』を評す」の中で、「今後の推理小説は単なる物質的トリックと物質上の論理にのみ跼蹐すべきではない。私の夢見るところは性格や心理そのものによるトリックの創造と論理の駆使」(『横溝正史読本』P.237)と書いているので、彼ならどのように本作を読んだかが気になるが、一般の読者としては、ヘイスティングス以上の反応を示さなければならない……。

 そこで霜月蒼はどのように評価してたかいなと見てみると、――★★評価だったw
 とはいっても、もちろん彼がヘイスティングスレベルの感想しか持てなかったわけではないww
 著者が序文で宣言したように、本作が「心理」だけから推理する構造になっていることを説明したうえで、「「心理」は、Aを入力すれば必ずBが出力される、といったものではない。因果関係は曖昧だ。要するにどうとでも言える。それは説得の道具として有効とは言えない」(『アガサ・クリスティー完全攻略』P.62)と書かれていた。
 これは、言葉を変えれば、横溝正史流のコネコネクチャクチャ小説と云うことではないか?

 わたしはと言えば、霜月蒼の評価に十分頷きながらも、いつもどおりの巧みな筆さばきも感じたので、彼ほど低評価にしなかったが、着地点にはあまり感心もできなかった。
 おもしろいことに、ブリッジのプレイスタイルから読み取れる容疑者の心理(性格)はきちんと記述してくれているので、事件発生後のストーリーは丸無視して、それのみで犯人を指し示せば正解になる。
 これがPoirot puts his cards on the tableといったところか。さすがは著者である……。
 ところが、それじゃおもろないと、わたしは奇を衒って犯人を外してしまった。
 それはよいのだが、その結果、『矢の家』を思いだしてもやもやしてしまった……。
 と書けば、わたしが誰を疑っていたかがわかってしまうかもww

 ちなみに坂口安吾によると、クリスティには「優雅な美人は絶対に犯人にならないという女らしい癖」(『横溝正史読本』P.245)があるらしいww

 【注1】警視と云えばかなりの役職だが、なぜかバトルのフットワークは軽くて自ら聞き込みもするし、ポワロ、レイスと三人の中では一番若輩っぽいw
ひらいたトランプ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1‐2)) Amazon書評・レビュー: ひらいたトランプ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1‐2))より
4150700028
No.34
(3pt)

矛盾を感じました

ポアロが容疑者の話を疑いもなく信じてしまったり 別の容疑者へ窃盗の罠を仕掛けたものの本人には暴かずにあっさりと終わってしまい読了後の満足感が得られませんでした。
ひらいたトランプ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ひらいたトランプ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300139

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