オールド・ディック
- 老人 (21)
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アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作のようです。この作品に与えたということでその賞がたいしたものではないなと思いました。78歳の老探偵が事件に巻き込まれ苦闘する姿を機知とユーモアを入れて描いていますが、主人公に魅力を感じず失敗でした。 | ||||
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以前 出版された頃に読んだ本ですが、訳あって読み直しました。 古くても面白い本は面白いですね。 | ||||
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78歳のジェイク・スパナーはかつては私立探偵として鳴らした男であったが寄る年波には勝てず今は只の老人だった。いつものように公園のベンチで暇を持て余していると、ある男と再会する。40年も前にジェイクが刑務所に送り込んだ元ギャングのボスのサル・ピッコロであった。意外にもサルはジェイクに頼み事をする。かわいい孫が誘拐事件に会ったので身代金受け渡しに同行してくれと言うのだ。15年も前に探偵稼業から身を引いたジェイクであったが、サルの必死の頼みを断れ切れずに身代金受け渡しに同行する事になる。 ハードボイルド史上最高齢の78歳の探偵が登場するのには驚きだ。まさに老骨に鞭打ち、動きの鈍い自分の身体を叱咤激励しながらの活躍。なんと!若い女性とのベッド・シーンまであるが、ギャングからのリンチ場面もあるというハードな展開にはもう唖然。 ジェイクが自宅に帰宅すると部屋にはギャングが家宅侵入して待っている。「済まない。スペア・キーを注文するのを忘れていた」と言うジェイクの数々のへらず口も楽しめる異色ハードボイルドの傑作。 | ||||
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何といっても、78歳という史上最高齢の私立探偵像を造形したところが、成功のもとでしょう。 私も老境に達したせいか(!?)、主人公の独白に妙にうなずきたくなってしまいます。 そもそもハードボイルドというと、タフガイとイコールなので、ヨボヨボの老探偵に何ができるか!! と思いたくなりますが、どうしてどうして、昔の人脈と経験で難局を切り抜けるところが実に痛快です。 ネタばれになるから詳しくは言えませんが、ラストまで信念を貫くところが泣かせます。 そうです、こういう熟年読者向き探偵小説というジャンルがあってもよいのではないでしょうか? 結構売れると思いますが… | ||||
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ハードボイルドの展開は単純なものが多いが,これは違う.さすがにアメリカ探偵作家クラブ賞を貰っただけあって,ストーリーの設定が奇想天外で,またプロットがすばらしい. 決して勇猛果敢な男でない,しかし機知に富んだ,主人公の活躍.昔のなかまの協力,人間に対するやさしさ,最後の最後まで楽しめるエンターテインメントハードボイルドに仕上がっている.ぜひ楽しんでいただきたい. | ||||
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