灰色の虹

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種別
長編
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14,524回
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10
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74
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あらすじ

2013年10月28日 灰色の虹 (新潮文庫)

身に覚えのない上司殺しの罪で刑に服した江木雅史。事件は彼から家族や恋人、日常生活の全てを奪った。出所後、江木は7年前に自分を冤罪に陥れた者たちへの復讐を決意する。次々と殺される刑事、検事、弁護士。次の標的は誰か。江木が殺人という罪を犯してまで求めたものは何か。復讐は決して許されざる罪なのか。愛を奪われた者の孤独と絶望を描き、人間の深淵を抉る長編ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

灰色の虹の評価:

6.50/10点 レビュー 4件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.50pt

灰色の虹の総合評価:

7.84/10点 レビュー 50件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(4pt)

パターン

貫井さんの作品を何冊か読みましたが、貫井パターンがこだわりとしてあると思います。後悔と真実の色は見事でした。それがこの作品ではそのパターンが見えてしまい読むことが耐える行為になってしまいました。

部長
SGEH53OQ
No.1
(6pt)

灰色の虹の感想

冤罪をテーマにした物語だ。気弱で内気なタイプの男が殺人者として逮捕され、過酷な取調べに負けて自白してしまい裁判で無実を訴えても状況を覆すことが出来ず刑が確定する。昨日まで平凡な一市民だった人間が刑事事件の犯人として逮捕、起訴されるとどうなるか。世間はその家族までも容赦しない。例え冤罪と訴えても誰も聞く耳を持たない。大勢の人の人生が滅茶苦茶になる。このあたりの残酷さを作者は徹底的に描く。壊れた人生、壊れた家族。やがて主人公は決意を胸にただ一人の味方である母の元から姿を消す。そして刑事、弁護士、裁判官と事故や事件に合って死んでいく。一本の線で繫がることに気付いた一人の刑事。その彼も恋人をわずかな金を取る目的のために襲った男達に殺された過去を持っていた。復讐は是か非か。ラストの意外性はミステリーとしては弱い。つまりミステリー要素のある犯罪小説と云うところだろう。
むかし、上前 純一郎氏の書いた「支店長はなぜ死んだか」を読み冤罪の怖さを実感したことがあるが、この作品もその辺のところはうまく描かれており読み応えがあった。心情を表わす文章の使い方がうまい作家といえる。

ニコラス刑事
25MT9OHA

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.46
(4pt)

非常に丁寧に冤罪と復讐心の成立が描かれてました

登場人物ひとり一人を、これでもかというほど丁寧に描き、
時間軸を行き来しながら積み重ねていく構成になっている。
正直、途中で「もうその人のエピソードはええねん」と思うほど、
先へ進んでほしい場面もあったが、その分だけ物語の重厚さが際立った。

そのため、犯人はかなり手前で分かってしまう。
どうして冤罪が生まれ、どのように復讐心が形成されていくのかも、
分かりすぎるほど理解できた。
灰色の虹 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 灰色の虹 (新潮文庫)より
4101499136
No.45
(5pt)

美しいエンディングは感涙もの

だからといって最後から読まないでください。
復讐譚といえば復讐譚ですが、この著者らしい捻りがきいているので、
最後まで展開に目が離せません。
灰色の虹 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 灰色の虹 (新潮文庫)より
4101499136
No.44
(5pt)

一気読みでしたね、かなり飛ばしましたが。

面白かったですね。

途中、冗長な感じあり、飛ばしました。

買ってまで読むかと言われると微妙ですが、面白くはありました。
灰色の虹 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 灰色の虹 (新潮文庫)より
4101499136
No.43
(5pt)

一気読みでしたね、かなり飛ばしましたが。

面白かったですね。

途中、冗長な感じあり、飛ばしました。

買ってまで読むかと言われると微妙ですが、面白くはありました。
灰色の虹 Amazon書評・レビュー: 灰色の虹より
4103038721
No.42
(5pt)

長くて重いけれど身は濃い

長くて重い大変な小説です。
特に出だしの章に出てくるオマワリ刑事とそれを許している周りがあまりにも酷く、読むのが苦痛になってしまうほど。
で、読み終えて感じるのは、冤罪が当時者にとって酷い話なのは当たり前なわけであり、
<疑わしきは罰せず> ~ つまり、真犯人を有罪にできないことはあっても、無罪の者を有罪にすることは絶対にあってはならないという司法の大原則が、当然司法修習でも徹底されているであろうに、今の日本ではそれが一体どうなっているのか、という視点も話に含めて欲しかったと思う。まあ、そういう点ではオマワリ刑事とその周りなぞはチンピラに毛が生えた程度で致し方なしということか。
あと、『誰も無罪を信じてくれなかった』のではなく、『誰もが自分たちの利益のためだけに有罪にしようとした』が正しいでしょう。つまり、<疑わしきは罰せず>どころの話ではないということ。そこに尽きるわけです。
灰色の虹 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 灰色の虹 (新潮文庫)より
4101499136

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