死者にかかってきた電話
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初版刊行(参考)
種別
長編
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評判
死者にかかってきた電話の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
死者にかかってきた電話の総合評価:
8.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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評者もル・カレの『寒い国から帰ってきたスパイ』から読みはじめて魅了された一人です。
が、その後ランダムでル・カレの作品を読んできたが、もう何十年も昔のことになりました。
ここ数年以前からル・カレの作品を、再読し始めたのですが、彼の処女作の『死者にかかってきた電話』(1961年)を、読んでいなかったので入手して読むことにしました。
初作であることから馴染めない読者に判り易いプロット構成でル・カレは仕上げている。
そのうえ最後に、諜報部に辞表を出す時に、ピーター・ギラムあてに「サムエル・フェナン事件」というスマイリーの事件の概要書も送っている。
この概要書で読み終えたばかりの本の粗筋を、読者は咀嚼することが出来ます。
ル・カレの処女作に登場するムント(東ドイツの諜報部員)やスマイリー、ピーター・ギラムなどが『寒い国から帰ってきたスパイ』にも登場します。
スマイリーは、『寒い国から帰って来たスパイ』で主人公リーマスを、ベルリンの壁から助けようと声をかけています。
本書でのちにスマイリーの部下になるギラムへ敬語で話すのが多少違和感を覚えましたが。
ル・カレが本書を書いているときから『寒い国から帰ってきたスパイ』を視野に入れた構想だったら、やはりずば抜けた才能だと思いながら読み終えました。