ダブリンで死んだ娘



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    初公開日(参考)2009年04月
    分類

    長編小説

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    ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫 フ 10-1)

    2009年04月10日 ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫 フ 10-1)

    “聖家族病院”の病理医クワークは死体安置室の遺体にふと目を止めた。救急車で運び込まれたクリスティーンという名の美しい女性で、死因は肺塞栓。明らかに出産直後と見える若い女性が肺塞栓とは?死亡診断書を書いた義兄の産婦人科医マルの行動に不審を抱いたクワークは再び安置室を訪れる。だが、遺体はすでに運びだされていた!1950年代のダブリンを舞台に、ブッカー賞作家が別名義でミステリに初挑戦した話題作。 (「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (2pt)

    インテリのためのミステリー

    ダラダラとして登場人物の名前をいちいち考えなければならず読みづらく、一気に読むには長編すぎます。本書は翻訳の好みにもよると思います。
    ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫 フ 10-1)Amazon書評・レビュー:ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫 フ 10-1)より
    4270102853
    No.2:
    (4pt)

    ミステリーというよりも…

    カナダでテレビ化された作品ということで読みました。文学賞を受賞した作家が別の筆名で書いた作品なので、読み応えある重厚な作品です。でもミステリーというより時代を感じさせる内容。厭世的な主人公のキャラと内容を合わせると、大沢在昌+松本清張テイストかな。
    ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫 フ 10-1)Amazon書評・レビュー:ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫 フ 10-1)より
    4270102853
    No.1:
    (4pt)

    過去に犯した罪が残酷な悲劇を招く、暗く陰鬱なダブリンの街

    イギリス連邦およびアイルランド国籍の著者によって英語で書かれた長編小説に与えられる、名実共に最も権威のある文学賞ブッカー賞。本書は、’05年度『海に還る日』でそれを受賞した現代アイルランドを代表する作家ジョン・バンヴィルが、受賞直後の’06年にベンジャミン・ブラックという別名義で発表したミステリー。1950年代のアイルランドの首都ダブリン。<聖家族病院>の病理科医長で検死官でもあるクワークは、ある夜搬送されてきた、死因が不可解な若い女性の死体に目をとめる。しかしそれはその後ファイルごといつの間にか消えていた。その陰で同じ病院の産婦人科医長である彼の義理の兄(それぞれの妻が姉妹)マルの不審な行動があった。彼女の周辺を探ろうとしたクワークであったが、生前の彼女と関わりがあった産婆が命を落とし、彼自身も警告や脅迫が寄せられ、暴力の洗礼まで受けてしまう。すわ、謎の女性の謎の死をめぐる犯罪小説かサスペンスと思うとそうではない。物語はクワークを含めた、ダブリンとアメリカのボストンの、複雑なふたつの家族関係とそれぞれの他人には言えない秘密の過去が次第に暴かれてゆく。やがて悲劇の結末が・・・。そこに、孤児として育ち、マルの父親に拾われ、大富豪の娘を妻にしながらも先立たれて、今や酔いどれのやもめである中年男性クワークの鬱屈した心象風景が絡んでくる。季節で言えばいつも冬であるような、陰鬱な大戦後のダブリンとボストンが舞台というそれだけで“暗く重苦しくひそやかなもの”があるが、本書は、悪意のない人びとの弱さや過去の罪が現在残酷な形であらわれる悲劇であり、読後にずっしりとした重い感触が残る異色のミステリーである。
    ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫 フ 10-1)Amazon書評・レビュー:ダブリンで死んだ娘 (ランダムハウス講談社文庫 フ 10-1)より
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