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マー君 さんのレビュー一覧

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レビュー数136

全136件 21~40 2/7ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.116:
(7pt)

虐殺器官の感想

SF大好きなので,この手の作品も抵抗はありません.普通に面白かった.
途中,文学というか哲学というか禅問答的なやり取りが続くシーンが若干退屈ではありましたが...

▼以下、ネタバレ感想
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虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
伊藤計劃虐殺器官 についてのレビュー
No.115:
(6pt)

霧越邸殺人事件の感想

館シリーズはいくつか読んだのですが,それらとは少し違う印象でした.
館に何かアッと驚くような仕掛けがあるわけでもなく,とんでもないどんでん返しがあるわけでもなく,超常現象の一部はそのまま置き去り...
個人的には,文庫本2冊の読み応えは無かったように感じました.
霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫)
綾辻行人霧越邸殺人事件 についてのレビュー
No.114: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

天上の葦の感想

この人の作品は本当に読みごたえがありますね.
最初に老人が渋谷の交差点で天を指して死ぬというシーンから始まり,一体何なんだと思わせて,最終的にはいつものメンバー達が謎の核心を明らかにして,悪玉に鉄槌を下し決着をつけてくれる.
その展開自体,もちろん素晴らしいのですが,このタイミングで読むと,ロシアの国民のことを想像してしまいます.自国内に攻めてくることがないので,日本の戦争末期と単純に比較はできないと思いますが,どういった情報がもたらされているのか...
そして,日本もその後戦争こそしていませんが,一党独裁政治の裏側で,我々が知らないとんでもないことがいくつも行われていたのでしょうね.とある切っ掛けでその一部が最近露呈していますが.
天上の葦 上 (角川文庫)
太田愛天上の葦 についてのレビュー
No.113: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

犯罪者 クリミナルの感想

兎に角,よくここまで緻密に最初から最後まで構成できたものだな,という印象が第一でした.
相棒の面白い回をそのままスケールアップさせていったような感じ.
「こういうものを書いてみたかった」という意気込みみたいなものを,ひしひしと感じました.
凄い才能だと思います.
犯罪者 上 (角川文庫)
太田愛犯罪者 クリミナル についてのレビュー
No.112: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

蜜蜂と遠雷の感想

素晴らしい作品だと思います.
中山七里のシリーズも読みましたが,コンクールを主題に置いた作品という意味では,こちらの方が純度が高く音楽の世界に没頭できると思います.あちらはあちらで素晴らしいですが.
ただ,ピアノコンクールものという括りでいうと,NHKで放送されたアニメ「ピアノの森」という作品が個人的には一番かなぁと思ってしまいます.
小説とアニメでは単純な比較はできないでしょうし,小説でないと書けない音楽小説ならではの活字表現がふんだんに盛り込まれていることは十分わかるのですが,「絵とテレビの音」といえども,耳に聴こえてくるというのはやはり違う.音楽なだけに.
未見の方は是非見て欲しい.素晴らし作品です.
蜜蜂と遠雷
恩田陸蜜蜂と遠雷 についてのレビュー
No.111: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

悪の教典の感想

感情というか共感力がない⇒殺人にも抵抗を感じない人間の頭の中をシミュレーションしてみた,的な感じでしょうか.
こうなってしまうのかもしれないな,と思わなくもないのですが,読んでいて楽しい話ではなかったですね.
何というか,障害を持った子供を追いかけるドキュメンタリーを観ているようで,可哀想というか哀れな印象が残りました.
本人は頭が良くて全てを俯瞰しているようなつもりでいるのでしょうけどね.
悪の教典 上
貴志祐介悪の教典 についてのレビュー

No.110:

幻夏 (角川文庫)

幻夏

太田愛

No.110: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

幻夏の感想

犯人は誰だ的な探偵小説というよりは,社会派ミステリーという感じでしょうか.


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幻夏 (角川文庫)
太田愛幻夏 についてのレビュー
No.109:
(5pt)

女王国の城の感想

このシリーズはこれが初めてなのですが,4作目だったのですね.
それでも十分楽しめました.過去の作品も是非読んでみたいと思いました.
殺人事件の謎解きはもちろんなのですが,

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女王国の城 上 (創元推理文庫)
有栖川有栖女王国の城 についてのレビュー
No.108:
(7pt)

鏡の中は日曜日の感想

なかなか面白かったです.

▼以下、ネタバレ感想
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鏡の中は日曜日 (講談社文庫)
殊能将之鏡の中は日曜日 についてのレビュー
No.107: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

孤狼の血の感想

最後の展開はなかなか良かったと思います.
ただ,個人的に大上というキャラにどうにも好感が持てなかった.
仁義なき戦いなどのヤクザ映画を観ても,何が面白いのかサッパリわからない自分のような人間にはあまり向かないのかもしれません.
それなりに面白かったとは思いますが...
孤狼の血 (角川文庫)
柚月裕子孤狼の血 についてのレビュー
No.106:
(7pt)

アルバトロスは羽ばたかないの感想

最終的になトリックとしては,「え,ちょっと待って,どういうこと?」となる例のパターンを狙っていて,その瞬間は私もそうなりました.

▼以下、ネタバレ感想
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アルバトロスは羽ばたかない (創元推理文庫)
七河迦南アルバトロスは羽ばたかない についてのレビュー
No.105:
(8pt)

邂逅の森の感想

読み始めてしばらくは,エロ描写も含め野蛮で下品な印象が強く,嫌な感じが強かったのですが...

▼以下、ネタバレ感想
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邂逅の森 (文春文庫)
熊谷達也邂逅の森 についてのレビュー
No.104:
(8pt)

暗いところで待ち合わせの感想

分量と内容のバランスがちょうどよい感じだと思いました.2時間ドラマくらいに上手くハマりそう.
盲目の女性宅に忍び込んで,気づかれないように生活するって,一歩間違えるとエロい展開を想像してしまうのですが,その期待(?)は見事に裏切られ,二人の関係はほのぼのとしていて,読後も何となく暖かい余韻が残ります.
ミステリーとしての部分も,伏線もしっかり張られており楽しめるのですが,この作品ではどちらかというと,重心は二人の関係性にあって,読み終わってみるとそれで良かったという印象を持ちました.
最初にも書きましたが,さらっと読めてちょっと暖かい気持ちになれる,コストパフォーマンスのよい作品ではないでしょうか.
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー
No.103: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

Xの悲劇の感想

海外の作品ではよくあるのですが,日本語で書いてあっても,なんかすんなり読み進められない,頭に入ってこない,そういった違和感がこの作品も強かったです.
こういった客観的事実のみから綿密に推理していく話自体は,本来好きなはずなですが,これは最後まで入り込めなかった感じ.
全体的に自分とは相性が悪かったのだと思います.こういうこともたまにはありますよね.
Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンXの悲劇 についてのレビュー
No.102: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

神様の裏の顔の感想

さらっと読めて,なかなか面白かったです.
非の打ち所がない聖人君子のような人が,どんどん貶められてく様子というのは,いかんいかんと思いつつ,全然関係ない立場から見ていると結構楽しかったりしてしまう.


▼以下、ネタバレ感想
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神様の裏の顔 (角川文庫)
藤崎翔神様の裏の顔 についてのレビュー
No.101: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

迷路館の殺人の感想

もちろん面白かったです.
ただ,このところ中山七里作品を読み漁っていたこともあり,どんでん返しの衝撃にやや不感症気味になってきているかも知れません.

▼以下、ネタバレ感想
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迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー
No.100: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

刑事二人のコンビは中々良かったと思います.なので,シリーズ化したのでしょうね.

▼以下、ネタバレ感想
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ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)
市川憂人ジェリーフィッシュは凍らない についてのレビュー
No.99: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

どこかでベートーヴェンの感想

だいぶ慣れてきてしまっているせいもあり,どんでん返しのインパクトとしては普通くらいでしょうか.
この作品の場合は,突出した才能に対する嫉妬が生み出す状況みたいなものがメインだったように思います.


▼以下、ネタバレ感想
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どこかでベートーヴェン (宝島社文庫)
中山七里どこかでベートーヴェン についてのレビュー
No.98: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

いつまでもショパンの感想

ミステリーとしても,もちろんキッチリできていますが,本編の大半が音楽実況解説シーンで占められているので,該当する曲を知らない人にとっては,「なんかすごいんだろうなぁ」くらいの感覚でしかない.
それでも,十分楽しめる作品でした.

▼以下、ネタバレ感想
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いつまでもショパン (宝島社文庫)
中山七里いつまでもショパン についてのレビュー
No.97: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さよならドビュッシー 前奏曲の感想

短編集なので,どんでん返しもコンパクトですが,この人らしさは感じられました.
主人公のようなキャラは正直苦手で,全然好感は持てませんでしたが,話自体はどれも面白かったです.

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さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)