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マー君 さんのレビュー一覧

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レビュー数136

全136件 81~100 5/7ページ

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No.56: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ロスト・ケアの感想

私は両親がまだ介護を必要とする状況ではないので,この作品を100%理解することはできないのかも知れませんが,「彼」の行為には肯定的な感覚のほうが強いと思います.この作品の中で,遺族は,自身も被害者も救われたと言っていますし,こういった状況に陥らないような社会の仕組みに現状なっていないとすれば,共倒れを防ごうとすることはごく自然な考え方のようにも思います.
老人介護問題は,この先さらに状況が悪化していくことは間違いないでしょう.この問題とよくセットで議論されるのが少子化問題.
でも今の議論は,どうしたら子供を増やせるかという話で,社会保障も,減少が抑えられることを前提にしている感じ.
そろそろ,人口減少は止められないと大声で主張し,どんどん減っていくことを前提に根本的に社会基盤を見直そうとする,そんな政治家が出てきてほしいです.
ロスト・ケア (光文社文庫)
葉真中顕ロスト・ケア についてのレビュー
No.55:
(6pt)

葉桜の季節に君を想うということの感想

確かに騙されました.でも,ミステリーを習慣的に読んでいるとこういった類いの「騙され」にもだんだん慣れてきてしまうので,その衝撃に加えたさらなる衝撃を期待してしまう.


▼以下、ネタバレ感想
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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
No.54: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ジェノサイドの感想

今年に入って読んだ中ではぶっちぎりの面白さでした。
所謂「探偵小説」ではありませんが、ミステリーの一種としてこういったサイトや各種ランキングで紹介してもらえることは個人的には歓迎です。
海外部門で2位の「星を継ぐもの」も正式なジャンルとしてはハードSFだと思うのですが、昔あれを最初に読んだ時の衝撃はすさまじいものがありました。
本作もどちらかというと、それに近い高揚感を味わえたと思います。SFとしての衝撃はあちらが上ですが、エンタメとしての完成度はこちらが数段上です。
これらの作品を読んで思うのは、人が最高位の動物種としてではなく、人として進化するためには、発展のための原動力として、競争・闘争以外の選択肢を選ぶ必要があるのだろうということ。逆に、「競争・闘争なしで繁栄し続けることができる人達」こそが次世代の人類なんでしょうね。
ジェノサイド
高野和明ジェノサイド についてのレビュー
No.53: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

大誘拐の感想

巷での高評価ほどのものは残念ながら感じませんでした.
つまらなくはないのですが,やっぱり古いのかな.
それと,最初から最後まで緊迫感がない.よい言い方をすれば,ほのぼの・・・ということなのかも知れませんが.
あと,税金の話とかに詳しい方は判るのかも知れませんが,素人の私には,100億円という法外な金額にやはり説得力を感じることができず,どこか入り込めませんでした.
大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
天藤真大誘拐 についてのレビュー
No.52: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
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ハサミ男の感想

予備知識全くゼロで読みました。叙述トリックものという事も知らなかったので、すっかり騙されました。なかなか面白かったです。
ただ、十角館や殺戮に至る病に比べると、若干強引な感じでしょうか。


▼以下、ネタバレ感想
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ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.51:
(9pt)

天使のナイフの感想

少年法に関する問題を話のきっかけとしているのではなく、最初から最後まで読み手に考えさせ続けます。では重苦しくて説教くさい話なのかというと、全然違う。単純な推理小説としても最後の最後まで楽しめる。
好評価に十分納得です。
天使のナイフ 新装版 (講談社文庫 や 61-12)
薬丸岳天使のナイフ についてのレビュー
No.50:
(7pt)

占星術殺人事件の感想

確かに最初の手記はかったるい感じでした。
主人公にもあまり魅力を感じなかったですね。うつ病の人間を知っている者としては、この主人公がうつ状態であったとはとても思えない。まああまり関係ないですが。


▼以下、ネタバレ感想
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占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー
No.49: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

殺戮にいたる病の感想

見事に騙されたが、十角館と比べると、印象があまり良くなかった。
十角館は「へ?。。。まじで~」って感じで、これは「うぁ~。。。そうなのねぇ」って感じ。
かまいたちの1回目で被害者ゼロのエンディングをみることと、この作品の途中でトリックに気づくことでは、どちらが難しいのでしょうかね?というくらい、ほぼ確実に騙してもらえるとは思います。
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.48:
(8pt)

ワイルド・ソウルの感想

ミステリーという意味では評価が分かれるところもあるかもしれませんが、単純に読み物として面白かったです。
本題が進み始める前の主人公たちの過去は、あまり長いと普通はだらけ気味になってしまいがちなのですが、この作品は、この部分に十分な時間をかけて丁寧に書くことが本題の面白さを確実に増幅させています。
それと、作品とは直接関係ないのですが、「棄民政策」というキーワードから、何となくガンダムを思い出しました。
ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
垣根涼介ワイルド・ソウル についてのレビュー
No.47: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

時計館の殺人の感想

このシリーズはさすがにハズさないですね。
とても面白かったです。上下巻があっという間でした。

▼以下、ネタバレ感想
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時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.46:
(7pt)

死神の精度の感想

死神と聞くと大きな鎌を持って黒いマントとフードの骸骨をイメージしますが、今回の主人公はそのギャップもあって、全体的にダークな雰囲気にならずに進んで行くのは良かったと思います。


▼以下、ネタバレ感想
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死神の精度 (文春文庫)
伊坂幸太郎死神の精度 についてのレビュー
No.45: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

十角館の殺人の感想


▼以下、ネタバレ感想
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十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.44: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

13階段の感想


▼以下、ネタバレ感想
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13階段 (講談社文庫)
高野和明13階段 についてのレビュー
No.43:
(5pt)

火村英生に捧げる犯罪の感想

これといってインパクトのある作品は残念ながらなかったです。
このシリーズ自体、これが初めてだったのですが、両キャラにもほとんど魅力を感じることもできず。。。
火村英生に捧げる犯罪 (文春文庫)
有栖川有栖火村英生に捧げる犯罪 についてのレビュー
No.42: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

原罪の庭の感想

かなりの数が出ているシリーズものだということを全く知らずに、いきなりこれを読みました。なので、冒頭の蒼の回想がなにやら訳がわからず、???な感じで読み始めたのですが、内容的にはなかなか面白かったです。トリックやアリバイなどに重点をおく作品ではないので、個人的にはまり好みではないのですが、「この子は実際のところどうなの?」という一点に興味を惹かれて、どんどん読み進めてしまいました。
結局、シリーズの主要キャラ同士の出会いのエピソードだったのですね。
これを読んだだけだと、いまいち主人公のキャラがつかみずらいというか、魅力を感じにくかったので、機会があったら順序立てて読んでみたいです。
原罪の庭―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)
篠田真由美原罪の庭 についてのレビュー
No.41:
(5pt)

黒百合の感想

電車の中でちょこちょこ読んでいたのと,正月休みの間放置していたこともあり,エピソード間の人間関係が把握できずに最後を迎えてしまいました.なので,何がミステリーなのかが全くわからず,他の方のレビューを拝見して,そうゆうことなのねという感じ.
短い作品なので,まとめて一気に読むべきでした.
頭に入りにくかった時点で,あまり好みではなかったのかも知れません.
黒百合 (創元推理文庫)
多島斗志之黒百合 についてのレビュー
No.40: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

幻惑の死と使途の感想

主人公は嫌いじゃないのですが、萌絵がどうも好きになれない。
葬儀でのトリックなどは面白かったけど。。。

▼以下、ネタバレ感想
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幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC (講談社文庫)
森博嗣幻惑の死と使途 についてのレビュー
No.39:
(8pt)

ルパンの消息の感想

ルパン三世が好きなので,タイトルが気になって読んでみた程度なのですが,これは面白かった.
読み始めらなかなか止まりません.


▼以下、ネタバレ感想
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ルパンの消息 (光文社文庫)
横山秀夫ルパンの消息 についてのレビュー
No.38:
(6pt)

リバースの感想

中盤までは良かったのですが,後半失速.

▼以下、ネタバレ感想
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リバース
北國浩二リバース についてのレビュー
No.37:
(5pt)

山魔の如き嗤うものの感想

昔の田舎の集落みたいな設定がどうも苦手で,話がなかなか頭に入ってこなかった.
ラストの方で主人公が「こんなんどうでしょう」みたいなことを3回か4回くらいやりますが,そこでやっと話が飲み込めた感じで,遅れを取り戻せないまま終わってしまいました.「この人が実はこの人の●●●で...」みたいなやり方が,なんとなく金田一っぽい印象を受けました.
山魔の如き嗤うもの (講談社文庫)
三津田信三山魔の如き嗤うもの についてのレビュー