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マッチマッチ さんのレビュー一覧
マッチマッチさんのページへレビュー数145件
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時代小説でミステリー物ですね。4編の短編から成り立ちながら1つの結末に向かっていく、なかなか読み応えがあり、楽しめました。
基本的に時代物は言葉遣いが解りづらく、すらすら読めないので敬遠しています。しかしながら、本書は、ある程度は読みやすいように工夫されていたように感じられました。 各編は、「満願」や「儚い羊たちの祝宴」のようなオチの切れ味の良さも感じられ、十分に直木賞の価値があると思います。 なお、史実を全く知らないでこの評価がですが、史実を知っている方にとっては、かなり評価が高いのではないでしょうか。 |
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検事・佐方貞人シリーズの4作目。
短編集ですね。 それぞれスッキリまとまっています。 そして、いつものように読み易い。 アッと驚くようなオチがあるわけではありませんが、それなりに切れ味も良く、良品が揃いました。 綺麗すぎるというか、やや上品にまとめられているので、もう少し灰汁(あく)のある下劣な場面が加味されてくると、よりアリティ感が出て面白くなりそうです。 でも、よくできた短編集だと思いました。 |
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結構面白いです。
上下2冊の文庫版を読みましたが、サクサクっと読み終えます。 サイコキラーのお話なんですが、著者の「黒い家」のような得体の知れない「怖さ」というものは、一切感じられません。 まさにギャグのようなお手軽さで、人が死んでいきます。 そういう意味では、「怖さ」より「展開・スピード感」を楽しむエンタメ小説のような感覚かもしれません。 とは言え、「学校」現場と「サイコキラー」いう題材は、最高に良かったです。 この題材で、「恐怖」と「リアリティ」を追求して書いていただいたら、全く別の小説として仕上がり、より楽しめたかもしれません。 そういう意味では、ほんのちょっと残念だったかなぁ、という気もしますが、気楽に楽しめたのでOKでしょう。 |
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読み終わり、悲しさがいつまでも残った。
ただ、悲しいと言っても、悲惨な悲しみではない。小さな希望が残された悲しみであり、わずかな灯が救いを残してくれた。 上下2巻のある程度ページ数の多い小説ではあるが、物語はテンポよく進み、特に下巻はあっという間に読み終えた。 複雑な人間の感情を思い知らされると同時に、一種の社会派小説として今の日本の抱える社会問題に一つの石を投げかける。 惜しむべきは、山神一也の生い立ち・内面・心理・動機などについては、やや希薄な描写で終わり、もう少し記述して欲しかった。(※作者の意図かもしれないが、、、) 最後に追伸だが、本書の冒頭は悲惨な惨殺現場で始まり、犯人は逃亡したままで捕まっていない。 と言っても、犯人探しのミステリー小説ではないことをお伝えしたい。 |
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結構、ページ数は多いですが、読み易いです。
北方領土の小さな離島に潜入捜査に入った日本人刑事が、殺された日本人社員の犯人に辿り着く過程を、その離島での複雑な利権関係を交えつつ丁寧に描かれています。 さほどハラハラ・ドキドキの展開があるわけでもなく、また驚くような結末が隠されているわけでもないですが、飽きずに最後まで読み進めさせる辺りは、さすが著者の手慣れた力量でしょう。 せっかちに結論を急ぐ小説より、こういうじっくり書き込まれた小説の方が、私には合っているかも、、、ですね。 惜しむべきは、あと一歩驚くべき展開が待ち構えていたら、もう少しポイントを加算できたと思う。 ところで読んでいる途中、パキージンという登場人物が出てくるたびに、プーチン大統領の横顔が浮かんできたが、果たして著者はそれを意識して創作されたんだろうか(笑) |
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