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マッチマッチ さんのレビュー一覧
マッチマッチさんのページへレビュー数114件
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なかなか難しい小説であった。
気楽には読めないし、エンタメ感も一切ないので、その向きを楽しみたい方にはお勧めできない。 山岳ミステリーのようなタイトルで、序章はまさにその通りなのだが、実際の中身は警察小説のほぼど真ん中という所だろう。 しかし、警察小説というと、ミステリーっぽい内容を期待したいところだが、それは殆ど無い。どちらかというと、人間関係とか心理描写に重きを置いている。 とにかく展開は遅く、警察関係者を中心にじっくりと話が進む。 また、この小説を難しく感じる原因の一つが、登場人物が多く、かつその人物の特徴が何故にかつかみにくく、名前とその人物がイメージできないことである。 当方、最後まで刑事の名前と特徴が頭にイメージできず、「はてこの人誰だったっけ?」と考えてしまった。 さらに、意外と一文が長いので、そういう意味でも読解力を要する。そういうしんどさもあった。 ということもあり、なかなか小説の中身についての感想を書きづらい。 さて、この小説、 「合田雄一郎刑事シリーズ」の1作目で直木賞作品である。 サイト評価はBランクであるが、3作目がAランクになっている。 警察小説というジャンルは好きなジャンルなので、この1作目の雰囲気がどのように変化したのか、近日中に読んでみたいと思う。 |
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「第68回江戸川乱歩賞受賞作、 選考委員満場一致」との触れ込みで手にした小説。
なかなか序盤のつかみは良い。小惑星「テロス」が日本に衝突。2か月後には確実に死ぬ。 そんな極限の状況で、主人公は太宰府で自動車の教習を受ける。 山道教習では、途中で落下してきた首つり死体に教習車が激突したり、行き先のダムでは生きる希望を失った人間の自殺場となっていたりと、非日常の世界を描いている。 そんな中、主人公小春は、なぜこの時期敢えて自動車学校に通うのか?そもそも自動車学校がなぜ営業されており、唯一残っていた指導教官イサガワ先生とは一体何者なのか? ここまでは、今後の展開期待大ですこぶる良かった。 しかしながら、その後の展開は、ある殺人事件の謎解き小説。 ハッキリ言って、この謎解きは陳腐である。せっかくの究極の極限状態という設定が、あまり活かされていない。 そもそもこんな状況で、殺人事件の犯人探しなんて、超非現実的。ありえない。 登場人物の生い立ち、背景、性格、心理描写、この辺りの記述が妙に軽くて表面的。 描写・文体もこなれていないというかちょっと、幼い感じ。 結局、テーマの割にはライトすぎるという感覚か。 ということで、あまり高評価は与えられなかった。 ただ、序盤が気に入ったので、中庸点の5点とした。 |
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短編集です。4編中3編がSF。1編が表題作のミステリーです。
4編の関連は全くありません。 SFの3編は、あまり面白く感じなかった。特に1作目の、「夜の記憶」はややわかりずらい。最後の「赤い雨」がある程度マシかな。 表題作の「罪人の選択」。こちらは本短編集では、一番の良品でしょう。でも短編ミステリーの醍醐味であるオチの切れ味は、さほど感じれなかった。 やっぱり、この著者は長編が向いているのではないだろうか。 「黒い家」や「天使の囀」のようなヒリヒリする小説を読みたい。 ということで、評価は辛めのアマゾン評価2点。 |
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失敗しちゃった。
Anotherの評価がえらく高いので、これは面白そうだ読み始めたのが、これ。 これ、AnotherじゃなくてAnother2001という続編。 読んでいる途中で気づいて、がっかりしちゃった。 結構楽しんで読めたが、果たしてこの後Anotherを読んで、楽しめるだろうか。 どちらかというとそっちの方が気になってしまう。 完全にホラーミステリーですね。 結局は、正体がつかめない不可解な世界。 やっぱり、この手の不可解で奇怪な出来事は、その正体が明らかになることで、物語がしっかり腑に落ち楽しめる。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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6編からなる短編集であった。
6編に共通するのはSという頭文字の人物と鴉。 しかし、共通するのはそれだけで、連作短編ではなく、それぞれが完全に独立した作品であった。 6編目の最後の作品で、共通するSの秘密が明かされる驚愕のネタを期待したが、何もなく些かがっかりした。 テイスト的には米澤穂信の「儚い羊たちの祝宴」に似たダークな雰囲気。 でも「儚い羊たちの祝宴」よりは、すこしレベルが落ちるのかな。いまいちオチの切れがない。オチが唐突過ぎて無理やり感がある上に、やや分かりづらい。 余韻を残して読者に考えさせたいという著者の意図だろうか。 ということで、当方はやや消化不良感を覚えたので、この点数とした。 |
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この小説を読み終わったすぐあと、Yahooのニュースで下記のような記事を見つけた。
「16歳で1回手取り2000円の格安風俗に入店…4つの性感染症にかかり、医者から「風俗の仕事をやめて普通の仕事に就きなさい」と言われてもやめられない理由」2023/12/23(土) 17:01配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/ec4280d1dd0ec71792400e4dbdc34df9ce5a392a やめられない理由が、まさにこの小説に登場した女性たちのそのままであった。 この小説、かなり好き嫌いがはっきりしそう。万人向けではない。 また、誰の視点から書かれたのか分かりづらいところもあり、やや読みづらい。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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当サイトの評価が高かったので、取り敢えず手にしました。
100%の事前情報なしです。どんな内容か、帯もカバー裏も著者情報もサイト感想も、ましてやあらすじなども全く読んでません。 で、その結果ですが、序盤のつかみは、なかなかよろしいですネ。「おっ!面白そうじゃん!」と思わず引きこまれました。 少々エロい展開で、早々の少女の自殺死。援助交際をやってる女。その女が不審な手紙で某屋敷に招かれる。 ここまでは、抜群です。期待大ですね。 でも、ここまででした。それ以降は、屋敷の見取り図が出てくる。円形の屋敷。何やら本格ミステリーの犯人探しの匂いがプンプン。 そして、あとは、お決まりの殺人事件。もう駄目。あとは、グダグダした理屈を読んで、犯人を知る。なーんだこれは、援助交際探偵・上木らいちというシリーズ物なんだ。 ただし、並行して書かれていた高校三年生のの戸田公平の事件。こちらは流石に、社会派ミステリーを標榜するだけに、なかなか面白いところに目を付けた。 もちろん、お屋敷の殺人事件と戸田公平の事件はいずれ収斂されるわけだが、これがあって、この小説は成り立った。これが無ければ、単なるおバカミステリーということだろう。 よって、屋敷の事件だけならアマゾン評価1点。でも社会派が加味されて2点。サイト評価4点で、いいとこだろう。 ということで、残念ながら、この作家さんはもう読みません。私には合わなかった。 |
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ひょんなことから手にした。
古い本である。 本書は元々1963年に刊行されているが、手にしたのは1990年に文庫化されたものでる。 故にさほど古臭さは感じられなかった。 典型的な警察小説である。 二部構成になっており、一部は事件の推移、二部は犯人から見た事件の真相、ということになっている。 刑事達の捜査活動と心情、犯人の心理がうまく描かれています。 面白く読めます。伏線がどうだとか何だとか、難しく構えずに読めました。 当時の警察も今の警察も同じようなものだと、警察組織を考えることができましたね。 |
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本書の完全版とやらを読んでみた。
えらくストレスの残った終わり方であった。 ページ数は400ページほど。330ページ辺りで第3章が終わる。 さて、いよいよ最後の章で黒幕が明かされるかなと、ページを捲ると、なんと!The End!「謝辞」があり、「参考文献」の記載。 残りのページは、インタビュー記事やら、著者の「後記」やら、続編の解説やら、もうどうでも良い。 結幕を知るためには、続編の「自爆条項」「暗黒市場」「未亡旅団」…を読まなければならないということ⁈ うーん、考えちゃうね(笑) しかし、著者はかなりの自信家なんだろうね。必ず次作が刊行されるという自信があっての著作なんだと思う。 著者のあとがきの一節に「…もちろん続けられればそれに越したことはないのだが、エピソードとしてはちゃんと完結しているので一作で終わっても問題はない。…」 いやいやこれで終われば、問題残るけど(笑) ごめんなさい。第一作だけでは評価不能というか、この程度しか評価できません。アマゾン評価2点です。 PS:内容もちょいとロボット漫画(イメージ的にはガンダム・エヴァンゲリオン系列)ぽくって、重厚な警察小説では無いようです。 |
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一連の伊良部シリーズ2作目。
一作目の「イン・ザ・プール」を読んで、「あれっ⁈」て思い4点を付けましたが、こちらは直木賞作ということで、どの程度変化しているかを確認のため読んでみました。 結果は、中身的にはほぼ一作目と同じでした。 軽くてすこぶる読み易い。時間つぶしとストレス解消にはもってこいのギャグ小説です。 この手の小説でも、直木賞に選ばれるんですね。ある意味驚きでした。 「義父のヅラ」これは、腹を抱えて笑った。 ということではあるが、やはり3作目まで手が伸びそうもない。アマゾン評価3点というところでご勘弁。 |
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中盤まではなかなか面白かったですね。
特筆すべきは「スズキタゴサク」という登場人物のサイコなキャラ。これが際立って、ゾクゾクしながら読むことが出来た。 特に伊勢という若手刑事を嵌め込む辺りは、何かしらの悲惨な結幕が予見され、痺れる感覚です。 まあしかし、こうしたヒリヒリした展開はこの辺までかな。 取り調べの刑事が類家に代わり、スズキとのやり取りが長々と続くわけだが、徐々に謎かけ合いのクイズ同好会の様な展開になり、息詰まる心理戦という緊張感が消失してしまった。 そして最後辺りは、得体の知れないスズキも、いわゆる凡人の田吾作になり、ドタバタしながら終わってしまったような印象。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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