■スポンサードリンク
タッキー さんのレビュー一覧
タッキーさんのページへレビュー数36件
閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
演劇の舞台で起きる殺人。なぜか犯人は鳥籠のカナリアを開放しており、凶器のメスの柄には家バエがしつこくたかる、というシチュエーションから犯人を推理するという本格物。以前読んだ『逃げる幻』がイマイチで敬遠していましたが、今回の作品はまずまず。また、他の作品も読んでみます!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
シリーズ第2弾。構えることなく、軽く読めるのがいいところ。ただ、脳科学捜査官といいながら、脳科学を使って犯人を追い詰める訳でもないのが残念なところです。また、ストーリーがやや淡白で、最後に犯人が分かっても、それ誰やったっけ?って思うくらい、印象に残ってなく。まぁキャラも確立してきていますので、次作に期待というところでしょうか。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
『リベルタスの寓話』を前編と後編に分けて、間に『クロアチア人の手』を挟む中編2作。『クロアチア人の手』の方はなかなかトリックとしては面白かったのですが、ほんまにそんなトリックできんのか?とやや疑問に感じてしまいました。一方、『リベルタスの寓話』は、最初の寓話は面白かったのですが、そもそも前編と後編に分ける意味が分からず、内容もなんか仮想通貨や何やらも絡み、1章ごとに結構話も飛びぃで、正直ようわかりませんでした。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
栗本さんのミステリーを読むのは初めて。取材で訪れた人里離れた村で次々と起こる殺人。そして最後の方には読者への挑戦状も!こういう設定はミステリーファンならワクワクすると思いますが、本作はまさにそれ。個人的な感想は、一人ひとりのキャラクターの深掘りが浅く、良くも悪くも2時間ドラマだったという印象。そのため、せっかくの雰囲気とトリックが損をしている気がしました。でもすごく読みやすく、楽しめた一冊だったと思います。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
シリーズ完結!今回の舞台は大坂。言葉とか地名とか、なんかやっぱり良かったです。また、悪い奴を『仕掛け』を使って懲らしめる手際は相変わらず鮮やか。最後の話はシリーズのオールスター版。ちょっと切なく、その余韻もええ感じでした。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
人の特定の記憶を消すことができる記憶屋。いくつかのエピソードがあり、それぞれは面白かったのですが、最後は駆け足になり、なんかあっけなく、ちょっともったいないストーリーかなぁと思いました。消す記憶が、恋愛絡みばっかりなので、もうちょっと違うバリエーションが欲しかったかなぁと感じました。全体的になんだか切ないお話です。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
初めて読んだルパンもの。ホームズということで、推理ものを期待していたのですが、アテが外れた感があり、完全な冒険小説でした。うまいことホームズも立てつつも、やはり主役は神出鬼没なルパン。ホームズの出てこない他のルパンものを読んでみないと、本当の面白さは分からないかなぁと感じました。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
妖怪本が読みたいということでこの本。ま、結局妖怪が出る訳ではないんですが^_^;。今回は連作短編集。妖怪の仕業と思わせ実はこんな仕掛けが、という部分においては相変わらず鮮やか。文章もテンポがよく、長いのですが、苦になりません。次作はいよいよ直木賞受賞作!楽しみです!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
なんとも言えない不思議なミステリーといえばこの人。今回は死者を生前の記憶を消して、生き返らせる機械。この機械を使って生き返った人たちの『死後』パートと普通の殺人事件ストーリーの『生前』パートが交互に展開。一見それぞれが独立しているので、最後にどう融合するのかが楽しみでしたが、相変わらずお見事。ただ謎解きは少し強引だったのが残念なところ。期待にそぐわず、不思議なミステリーでした。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
読メの感想を見て読んだ一冊。自らが殺した被害者と同じ死に方で殺される犯人を追うというストーリー。正直よう分からんことが多かったのですが、同僚刑事が殺された場面では思わず涙が出たり。比奈子や死神女史などキャラが魅力的なので、それなりに楽しめました。今後の比奈子の成長に期待^_^
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
舞台は戦争で、昔のドイツのように東西別の国に別れた日本。設定は面白く思いましたが、ストーリーがあまりにも現実的でなく、結末も意外性が感じられず、主人公が高校生というのに無理を感じたのと、彰人が死にたがりで、あまり好きになれずで、正直いまいちかなぁという感じでした。主人公が高校生でなければ、また印象が変わったのかもしれません。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
友人が貸してくれた本。脳科学捜査官の夏希が連続爆破犯に挑みます。脳科学捜査官と言ってますが、残念ながら、脳科学を駆使しているとは感じず、普通の警察物でした。可もなく不可もないストーリーですが、新人にそんな発言権ないやろとか、そこはフツー組織として行動するやろという突っ込みどころは満載!ドーベルマンのアリシアがすごかったです。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
4つの短編集。表題作は、軽快なテンポで進む密室もの。トリックや動機に疑問は感じるものの、ラストで印象の変わるストーリーに。そして館ものは一度は館での殺人事件を体験したいとして、友人を呼び集めて演劇チックに実践する話。トリックも納得。最後の結末でこれまた、味わいのあるストーリーになっています。どれもサクッと読めるそこそこの短編集でした。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
帯の『クイーン絶賛』に惹かれて買った短編集。乗る人を死に追いやるボート、博物館から消えた古写本、屋敷内に現れる幽霊など、どれも謎は魅力的。が。どれも解決の理屈は分からないでもないのですが、イメージしにくい解決が多く、どこかに図とか、絵とかで説明があれば説得力があるのでしょうが。。自分の理解力、創造力のなさか、作品の問題か、ちょっと残念な作品でした。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
小説の中の現実と小説の中で作家が書く小説の世界が交互に展開され、途中どちらがどちらなのか分からなくなります。それが後半収斂されていき、結末は・・・。三津田ワールド全開のなんかゾクッとするストーリー。ただ、最後はやや消化不良の感がしたのが残念なところでした。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
刀城シリーズ第1作。読むのに時間がかかりました。伝承の話が長くて難しくて、正直理解できないところが多々あり(後の作品はこれに比べると随分読みやすいです)。また、関係者が多く複雑で、分かり辛かったです。でも、最後の犯人に至るまでの道筋は二転三転。ここは流石に刀城シリーズ。見事でした。第1作からこの特徴は確立されていたのですね。
|
||||
|
||||
|