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テルテル さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.08pt

レビュー数49

全49件 1~20 1/3ページ
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※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.49:
(3pt)

オスロ警察殺人殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローンの感想

どことなく詰が甘く勿体無い作品。謎の宗教団体の存在感が弱かったり、主人公の推理がかなり勘頼りだったり犯行理由がよく分からなかったり。

と、以上は一ヶ月ほど前、読了した際に書いたメモ。今となっては内容を全く覚えていない。好き嫌いの分かれる小説かも
オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン
No.48:
(8pt)

鷲は舞い降りたの感想

戦争と人間性。戦争時にも人間性はあるのだという、当たり前だが今の平和な日本ではなかなか理解できない点を実感
鷲は舞い降りた (ハヤカワ文庫NV)
ジャック・ヒギンズ鷲は舞い降りた についてのレビュー
No.47:
(6pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

未来的な飛行船ジェリーフィッシュで起こるクローズドサークルもの。破綻している部分は無いが、内容をきちんと読まないとかなり混乱する。あと、キャラ付けが弱いかな?
ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)
市川憂人ジェリーフィッシュは凍らない についてのレビュー
No.46:
(6pt)

ホラーより怖い

弟に部屋を漁られる兄。弟に対する呆れ、ストレス、心配等はいずれ憎悪へと変わり…

強烈な小説。私は三人兄弟の長男で、若い頃は一番下の弟が我儘放題で苦労した。自分の部屋のものを勝手に使われたり、『偏差値的』な意味での『数値上』の『頭の良さ』で嫉妬(?)されたり、まさに小説に書かれている兄弟関係と同じような境遇だった。一歩間違えれば小説通りの人生を送っていたかもしれない。私のような人生経験のある者にはある種ホラーより怖い。

この小説は読むタイミングを間違えると劇物。感想はその人の家族構成や人生経験に左右されるかと思う。
黒冷水
羽田圭介黒冷水 についてのレビュー
No.45: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

探偵の探偵の感想

他の方も仰っているように、ハードボイルドの要素が強い作品。対探偵課という設定は素晴らしく魅力的。
きちんとした裏付けを元に書かれているため、中身は濃い印象。続編も気になるところ。
探偵の探偵 (講談社文庫)
松岡圭祐探偵の探偵 についてのレビュー
No.44:
(7pt)

8番目のマリアの感想

サイト内ランクがCになってるけど、いやいや、なかなか面白いよ。
密閉空間に閉じ込められた人達が、全員が関わった過去の過ちを告白していく。その中で投票制で一人ずつ殺されていくデスゲーム。
キャラクターの名字に色の名前が含まれていたり、キャラが立っているので全体の雰囲気も想像しやすい。オススメです。
8番目のマリア (角川ホラー文庫)
美輪和音8番目のマリア についてのレビュー
No.43:
(3pt)

旧宮殿にて 15世紀末、ミラノ、レオナルドの愉悦の感想

トリックは基本的なものが多いが、再現性に疑問の残るものも散見される。
レオナルド・ダ・ヴィンチが探偵役という点はなかなか面白い。
ミステリー初心者にはおすすめだが、ミステリー好きにはあまり面白味はないかな…
旧宮殿にて  15世紀、ミラノ、レオナルドの愉悦 (光文社文庫)
No.42:
(4pt)

館島の感想

トリックは早々に分かるので残念。
動機の部分は馬鹿馬鹿しくて面白い。ユーモアミステリーというものを初めて読んだが、個人的にはあまり好みではないかな。

▼以下、ネタバレ感想
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館島 (創元推理文庫)
東川篤哉館島 についてのレビュー
No.41:
(8pt)

シンデレラの罠の感想

火災が起きた邸宅から発見されたのは一人の娘の遺体と全身に火傷を負った一人の娘。生き残った娘は記憶を失っていた。大金持ちの伯母の遺産相続問題。後見人の出現。生き残った私は誰?

いやはや、何ともややこしい。きちんと読まないと内容に振り回される。最後の最後の結末や、訳者あとがきを読んでもイマイチ分かったようで分からない。私は読後感がスッキリした小説が好きなのだが、それでも満足感は感じた。とても不思議な小説。
シンデレラの罠【新訳版】 (創元推理文庫)
No.40: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

連続殺人鬼 カエル男の感想

可愛らしい題名と表紙絵に騙されちゃいけないよ?
中身はなかなかにドロドロ。そういう意味ではいい意味で予想外。
所々冗長な部分があり、スムーズな流れに水をさす。もっとスッキリさせてもいいのに、この作家の癖?

▼以下、ネタバレ感想
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連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山七里連続殺人鬼 カエル男 についてのレビュー
No.39: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

樽の感想

お世辞にも読みやすい本とは言えない。
ヨーロッパの中規模都市の名前や、樽がいつどこにあったか等、細かい所を掴みにくいのである。

最後の尻すぼみ感は賛否分かれるかと思うが、私は結構好きだ。
現代小説にも受け継がれる犯人との駆け引き部分はこの時代からあったのかと素直に感心した。
樽【新訳版】 (創元推理文庫)
F.W.クロフツ についてのレビュー
No.38:
(6pt)

七回死んだ男の感想

私はどうもこの作家の作品と合わないらしい。かかりの悪いエンジンスターターのような序盤の展開が読んでいて辛いのだ。この作品に関しては、勢いが付き始めるとそこから先はスムーズに読みすすめる事ができた。
途中で何となく全体像が見えてしまうのは残念。素人考えだが、料理の仕方でもっといい作品になっていたのではないかと思う…
新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤保彦七回死んだ男 についてのレビュー
No.37: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

姑獲鳥の夏の感想

分厚い文庫本だが、読み始めると面白い。2日で読んでしまった。最初の方で挫折する人もいるだろうが、飛ばし読みせずじっくり読み進めればその深淵さの虜となる。
ミステリーとして読む場合「そりゃないよー」と言いたくなる部分もあるが、それを踏まえても秀作。

京極夏彦の「心」と「脳」、そして「意識」はどうなっているのだろうか?興味深い。
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
京極夏彦姑獲鳥の夏 についてのレビュー
No.36:
(6pt)

ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子の感想

なかなか。現実味は無い話だが、こういうテイストの作品もいいと思う。
ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)
内藤了ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 についてのレビュー
No.35: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

金雀枝荘の殺人の感想

キャラクターの個性が掴み辛く、名前だけでは誰が誰だか判断し辛い。トリックは古典的で至って普通。
だが、その裏を「血筋」というキーワードが固めており、話として破綻させず最後まで読ませる推進力となっている。
読み終わった時に良い意味で「うーむ」と唸ってしまった。秀作。
金雀枝荘の殺人 (中公文庫)
今邑彩金雀枝荘の殺人 についてのレビュー
No.34: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

楽園のカンヴァスの感想

何とも表現し難い小説。
キレイ?ドロドロ?で言うと、人が死なないのでキレイ。
謎解きの楽しさがあったか?と言うと特になし。
私の考え方が古いだけかもしれないが、ミステリーではないような気がする。
普通の小説として読む分には損はないけど。
楽園のカンヴァス (新潮文庫)
原田マハ楽園のカンヴァス についてのレビュー
No.33: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

変拍子ミステリー

一言で言うと、ノンフィクションの形をしたミステリー。今までこういった作品を読んだ事がなく新鮮に感じた。

佐藤誠の整然とした中に狂気を感じる内面描写も見事。

▼以下、ネタバレ感想
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遠海事件
No.32: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

巧妙などんでん返し

途中まで読んで、「何か犯人分かったし、トリックも大筋分かっちゃったなー」とか思ってました…が、最後の最後まで読んでようやく自分の無能さに気付かされました。大変申し訳ございませんでした。
大どんでん返しモノが好きな方に特にオススメ。
迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー
No.31:
(5pt)

独白するユニバーサル横メルカトルの感想

普段ホラー小説を読まないので比較対象がないのだが、背筋にゾワゾワと寒気を覚えるようなホラーではないように思う。

どの話もあまり頭に残らなかったのが残念。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)
No.30:
(7pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

ネット上でやりとりしている不特定多数の人間による殺人ゲーム。
よくこんな設定を考えられるものだと感心した。
続編も良作らしいので期待。

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り についてのレビュー


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