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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数527

全527件 521~527 27/27ページ

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No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

コナリーの暴力描写はいつも痛そう!と思いながら読み進めるのですが、この作品ももれなく痛そう!でした。
ホッと心休まる場面や、ハリーの人間くさいところも要所要所にあり、何作品も読んでいる私に、ハリーの人生を一緒に歩いているような感覚も生まれました。
ただの小説、でも重い。
同じ感慨を持ちながら、これからもずっとコナリーの小説を読み続けたい・・・もっともっとハリーのことを知りたい、ずっとハリーと一緒にいたい。
今回のハリーは、俳優でいうと「ケビン・スペイシー」
細いネクタイが似合いそうなグッドルッキングガイ、映画化はないのでしょうけど、動いているハリーもちょっとは見てみたいなー。

シティ・オブ・ボーンズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

私の好きな・・・・・

今回の小説は私の好きな風合いでした。
芸術的センスあり、いつもの波乱あり、そしてやっぱりハリーは女好き。
いくつになっても、ハリーはハリーであってほしい・・・。
読んだ後、画家のボッシュ氏の絵をネットで見てみました。
アンバランスなんだけど、全体はバランスがとれている、好きな絵でした。
1つの小説から、また1つの興味が生まれる・・・これぞコナリーの手腕ですね。

夜より暗き闇(下) (講談社文庫)
マイクル・コナリー夜より暗き闇 についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

やっぱりコナリーは上手い!

ここまでくると、上手さに酔いしれるようにサクサク読めます。
最後までハラハラドキドキの小説でした。こういうジェットコースター的ミステリーは好きですね。というのも、ボッシュとの付き合い?が長くなり、瞬時に顔の表情まで頭に浮かぶので映画のように展開していきました。コナリーがボッシュは「スティング」のマックィーンが一番似合う云々の文を読んでから、それから小説を読む時はマックィーンを浮かべています。

天使と罪の街(下) (講談社文庫)
マイクル・コナリー天使と罪の街 についてのレビュー
No.4:
(6pt)

ちょっとだけ空回り?

復帰したボッシュの最初の事件。
なかなか波に乗れないボッシュの空回り的行動が絶妙に書かれていました。
コナリーは単に警察物を書いているというより、その人の人間性や微妙な人生の分岐点を繊細に書くのがホント上手いですね。
やっぱりバッジが持つ意味って深いんですね~。
終決者たち(上) (講談社文庫)
マイクル・コナリー終決者たち についてのレビュー
No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

失敗だったかな?

最初の「リンカーン弁護士」は、内容がなかなか掴めずに途中で放棄してしまいました。最後まで読むと面白いのだろうな・・・とは思いつつ、波に乗れませんでした。今思うと、我慢して最後まで読めば良かった・・・残念。
 この「真鍮の評決」は途中離脱することもなく、すいすいと読めました。こういう弁護士ものも面白いですね、というか、コナリーは弁護士になれる!と思える程、上手い展開でした。ボッシュとの絡みを読むと、大好きなボッシュが相手側にはかなり嫌われる存在なのだと・・・ほんとヤなヤツですね。でも、それもボッシュの魅力ですね~。
真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上) (講談社文庫)
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

どちら側からも攻められる

コナリーに書けないものはないんじゃないかな?と思えるぐらい、新しいタイプの小説でした。

死角 オーバールック (講談社文庫)
マイクル・コナリー死角 オーバールック についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

新しい主人公

久し振りにディーバーの本を読みました。一番好きなのは「ボーンコレクター」。それを超える作品かな?でも、題名を見る限りあまり面白く無さそう・・・などなど思いながら。
予想よりは面白かったけど、主人公の内面とか、心理面をもう少し掘り下げて書いて欲しかった。
最後を読むと、すこしホッとした気持ちにはなれますが、こういう終わり方だと、これからディーバーの小説を読む時は、最後を疑いながら?読みそうな・・・(笑
それと、題名にはもう少し捻りというか、これだ!というディーバーらしさが欲しかった。
限界点
ジェフリー・ディーヴァー限界点 についてのレビュー