■スポンサードリンク


フレディ さんのレビュー一覧

フレディさんのページへ

レビュー数142

全142件 121~140 7/8ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.22:
(4pt)

どんどん橋、落ちたの感想

個人的にはサザエさんの話以外はつまらなかったです。
綾辻さんが落書きを書いて本を出してしまったという印象で、サザエさんも少しやりすぎ感が否めませんでした。(ブラックジョークにしても少しがっかり)
どんどん橋、落ちた (講談社文庫)
綾辻行人どんどん橋、落ちた についてのレビュー
No.21: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

新世界よりの感想

貴志祐介の最高傑作!との名高い本ですが、個人的には2番目(1番がクリムゾン)ぐらいです。
未来の世界で呪力をもった人々が超能力のようなもので、進化した(?)ネズミと戦うお話ですが、とにかくボリューム(文庫で3冊)があり、読むのが遅い私は半月かかってしまいました。。。
序盤はハリーポッターのような展開で進み、後半はネズミ軍団との壮絶な戦いですが、世界観がしっかりしているのでどんどん引き込まれていきます。
(アニメ化が成功したのがうなずける作品です)
新世界より(上) (講談社文庫)
貴志祐介新世界より についてのレビュー
No.20: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

密閉教室の感想

著者のデビュー作なのでしかたがないのかもしれませんが、まだ大人になりきれない学生が書いたような印象が随所に感じました。主人公も少し自分勝手というか、周りが見れていないというか、警察もなんで高校生に事件の詳細を教えるのか等色々疑問はあり、教室の机が全てなくなってガラッとした教室で事件が発生するとの発想は面白いのですが、解決シーンも少しいまいちだったかと。
残念な感じです。
密閉教室 (講談社文庫)
法月綸太郎密閉教室 についてのレビュー
No.19:
(7pt)

まさに流れるような展開!

陽気なギャングの一味が、楽しい会話の駆け引きをしながら、リズムカルに流れるようにストーリーが進み、大変面白かったです。特に銀行強盗最中に行う響野の演説は一品。
ただ、伏線の張り方でオチが先に分かってしまったので、-1点にしました。
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎陽気なギャングが地球を回す についてのレビュー
No.18: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

輝く夜の感想

クリスマスをテーマにした短篇集で、どの話もスッキリと気持ちよく完結しました。
百田尚樹初読みですが、とても読みやすく、まるでオムニバスのテレビドラマを見ているように一気に読み終わってしまいました。重い話はありませんので、電車の中で気楽に読むのには最適な本だと思います。

輝く夜 (講談社文庫)
百田尚樹輝く夜 についてのレビュー
No.17: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

折れた竜骨の感想

洋物感ただよう独特の雰囲気をもった作品です。
なにも知らずに読んだら米澤さんが和訳した本かと思うのではないでしょうか。
ミステリーではありますが、騎士道あり、魔術ありで、今までにないスケール感のある小説でした。こんな作品も書けるのかと作家としての能力の高さに脱帽です。

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
米澤穂信折れた竜骨 についてのレビュー
No.16:
(6pt)

獄門島の感想

東西ミステリーベスト100の1位でしたが、さすがに時代を感じました。。。
今読むと少ししんどいですが、リアルタイムで読んでいたら名作と感じたかもしれません。
(映画などの映像であればもう少し楽しめたかもしれませんが)
獄門島 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史獄門島 についてのレビュー
No.15:
(4pt)

嫉妬事件の感想

イニシエーションラブ、リピートに続くタロットシリーズの1作。
とはいえ、シリーズ感は今ひとつなく、ただひたすら’○んち’の話のみ。。。
よくこんな本を販売したなぁと、ある意味すごいです!
嫉妬事件 (文春文庫)
乾くるみ嫉妬事件 についてのレビュー
No.14: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

イニシエーション・ラブの感想

これほどまにでオチで衝撃を受けたことはありません。
SIDEA、SIDEBの二つのシナリオから出来ており、ストーリーは一貫してラブストリーです。
SIDEAは二人の出会いから発展まで、そしてSIDEBは倦怠期を迎えたお話。
前半のコテコテの恋愛小説は、結構好きだったりしますが、後半は少しダレました。。。と思っていたら、これまでなんとなく感じていた違和感が最後に’えっ!?’っとなり、思わずもう一度最初から読んでしまいます。
1回目と2回目ではまったく別の物語になるという今までにない体験に感激しました。
(読んだ後に某HPの解説を見ると細かい伏線がよく分かります。)
小説というより、ひとつの作品として素晴らしいです。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー
No.13: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

冷たい校舎の時は止まるの感想

読み終わった直後の感想は「やっと読み終わった。。。」です。
死んだのが誰か気になって気になって読み続けましたが、とにかく長い。文庫本上下で1200ページぐらいあります。
ただ、それぞれの登場人物についてここの想いや過去に背負っている苦しみ等細かくエピソードを記載しており、一見仲良く見える中にも個々には過去の重荷やコンプレックスを持ちながら学園生活を過ごしているのがよく分かりとても楽しかったです。女性作者ならではの視点なのかと。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
辻村深月冷たい校舎の時は止まる についてのレビュー
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

8の殺人の感想

10年以上前に読みましたが再読です。
さすがに今読むと話も会話も古臭く辛いですね。
(飛ばし読みして売ってしまいました。。。)
8の殺人 (講談社文庫)
我孫子武丸8の殺人 についてのレビュー
No.11: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

Anotherの感想

今まで読んだ中でNo1です。
独特のホラーテイストですが、綾辻行人の作品の中でこれほどのめり込んだものはありませんでした。綾辻さんは館もの印象が強いのですが、フーダニット以外のもこのようなストーリー重視の作品もこんなにうまく書けるのかと驚いています。
本当にハラハラドキドキ楽しく読ませていただきました。Sも早く読みたいですね。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
Another
綾辻行人Another(アナザー) についてのレビュー
No.10: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

斜め屋敷の犯罪の感想

簡単に言うと最後の大技一本の小説です。
御手洗シリーズですが、御手洗が出てくるのは後半の方だけで、それまでは全てその大技のための伏線?なのでしょうか。事件解決したあとに最後の謎がきれいに解けるのはとても良かったですが、正直なところ御手洗が出てくるまでが読んでて辛かった。。。(3/4ぐらいなので)
改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田荘司斜め屋敷の犯罪 についてのレビュー
No.9: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

そして扉が閉ざされたの感想

知らぬまに地下室に閉じ込められた仲間たちが、なぜ閉じ込められたのか、どうすれば脱出できるか、それぞれ思惑や感情がぶつかり合い、とてもテンポのいい小説です。
登場人物は自分勝手な人たちばかりですが、話のテンポにどんどん会話に引き込まれていきます。
岡嶋さんの小説はとても読みやすく、あっという間に読み終わってしまいました。
(古臭さを全く感じませんでした。)
そして扉が閉ざされた 新装版 (講談社文庫)
岡嶋二人そして扉が閉ざされた についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

孤島パズルの感想

月光ゲームが面白かったので、学生アリスシリーズを読んでみましたが、
期待が高かったのか、普通のクローズドサークルものでした。
この手のは昔金田一少年を読みあさっていたせいか、そんなに面白く感じなくなってしまったのかもしれません。(本来的にはこちらのほうが古いのかもしれませんが。。。)
宝探しも若干無理があったような気がして残念でした。
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
有栖川有栖孤島パズル についてのレビュー
No.7: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

異邦の騎士の感想

占星術殺人事件、斜め屋敷の犯罪は個人的に合わなかったため、少し読むのを躊躇していましたが、異邦の騎士は大変面白かったです。
序盤から、話にのめり込み、このあと一体どのような展開になるのかまったく先が読めませんでした。ラストの謎解きは若干急な展開で、正直なくても全然面白いと思います。(御手洗ファンの方すみません)
謎解きを楽しむものではなく、ストーリー展開を楽しむものとして大変面白い作品です。
異邦の騎士 改訂完全版
島田荘司異邦の騎士 についてのレビュー
No.6: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

殺戮にいたる病の感想

10年以上昔に読んだのですが、内容を忘れたため再読しました。
はっきり言って気持ち悪いです。(特にラストは吐き気がしました)
ただし、ストーリー展開、構成のうまさ、そして伝説とされてるラストのどんでん返しはまさに圧巻です。すごく面白くよく出来た作品ですが、気持ち悪いのでまた10年ぐらい読みたくないです。
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.5: 6人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

クリムゾンの迷宮の感想

昔懐かしいゲームブックをそのまま小説にしたような作品。
出だし少し古臭く、話についていけずかったるい部分もありましたが、物語が進んでいくと一緒にスタートした仲間(?)達がそれぞれの分岐点で選択した結果、思いもやらない状況になり、中盤から後半にかけて先主人公がどうなるのかハラハラドキドキしながら夢中になって読んでいました。なるほど評価が高いのがうなずけました。
貴志先生の作品では一番のおすすめです。

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
貴志祐介クリムゾンの迷宮 についてのレビュー
No.4: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

赤い指の感想

加賀恭一郎シリーズの中で一番加賀の本領を発揮している作品。
加賀が犯人を徐々に追い詰めていく過程での心理戦が圧巻で、ラストのどんでん返しには心に詰まるものが。。。(私はまるで自分が犯人かのように追い詰められました)
テレビドラマも良く出来ていました。阿部寛のはまり役ですね。

赤い指 (講談社文庫)
東野圭吾赤い指 についてのレビュー
No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

赤川次郎の最高傑作!

評判が良いので読んでみましたが、赤川次郎の代名詞である三毛猫ホームズや幽霊シリーズにはないテイストでした。
ホラー&サスペンス系ですが、スピーディーかつはらはらドキドキする展開が怒涛のように続き、最後に見事にひっくり返されます。
初期の作品とは思えない、これが赤川次郎の最高傑作です。
(他の本も久しぶりに読んでみたくなりました。)
マリオネットの罠 (文春文庫)
赤川次郎マリオネットの罠 についてのレビュー