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わたろう さんのレビュー一覧

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レビュー数211

全211件 81~100 5/11ページ

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No.131:
(6pt)

500年にわたる本の旅にロマンを感じました

中世のヨーロッパにおけるイスラム、ユダヤ、キリスト教の抗争にはとても奥深いものあります。この作品を入口にして今後興味をもって勉強したいと思いました。
古書の来歴
ジェラルディン・ブルックス古書の来歴 についてのレビュー
No.130:
(6pt)

アリバイ工作が渋いです

派手さはありませんが鮎川流が汲み取れる佳作でした。
死びとの座 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)
鮎川哲也死びとの座 についてのレビュー
No.129:
(6pt)

ちょっと荒唐無稽かな

土、空気、火、水のアンビグラムのデザインには感動しました。いかにも映画的な作品だと思いました。
天使と悪魔 (上) (角川文庫)
ダン・ブラウン天使と悪魔 についてのレビュー
No.128:
(6pt)

バルセロナの匂いをいっぱい嗅ぎました

いかにもスペインの作家らしい密度の濃い話でした。ドラマチックな大きな展開はありませんでしたがサフォンの持つ愛がこの作品を通して感じられました。別の本も読んでみようと思います。
風の影 (上) (集英社文庫)
カルロス・ルイス・サフォン風の影 についてのレビュー
No.127:
(6pt)

新しい乗り物を作ってくれました

あまり深みは感じませんでしたが普通に読めました。

ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)
市川憂人ジェリーフィッシュは凍らない についてのレビュー
No.126:
(6pt)

それぞれ色合いの異なる5つのお話でした

女性らしい視点で描かれたエピソードに作者の持つ自信のようなものを感じました。次は長編を読んでみたいと思います。
許されようとは思いません
芦沢央許されようとは思いません についてのレビュー
No.125:
(6pt)

読み応えのある小説でした

いかにもイギリスらしい風景描写が読み手を厭きさせません。それほどドラマチックな結末ではありませんでしたが、登場人物が細かく描いてあるので舞台を見ているような気がしました。
千尋の闇〈上〉 (創元推理文庫)
ロバート・ゴダード千尋の闇 についてのレビュー
No.124:
(6pt)

この時期に読むとタイムリーです

安心して読める話でした。でも同じ高校を舞台としている作品としては「放課後」の方が楽しめました。
魔球 (講談社文庫)
東野圭吾魔球 についてのレビュー
No.123:
(6pt)

短編集は面白い

出来不出来の差はあるものの楽しめました。「会心の笑い」が一番面白かったです。
黒後家蜘蛛の会1【新版】 (創元推理文庫)
アイザック・アシモフ黒後家蜘蛛の会1 についてのレビュー
No.122:
(6pt)

和製ハードボイルドの代表作でしょうか

金持ちから依頼される孫娘の捜索というテーマは今でこそ珍しくないのでしょうが、この頃は注目を集めたのかも知れません。展開は普通でした。
暗い落日 (中公文庫)
結城昌治暗い落日 についてのレビュー
No.121:
(6pt)

殺人の動機が希薄な気がします

入念に計画された殺人計画でしたがカッパ・ノベルスの枚数では十分に犯行の全体像は描き切れなかったようです。読み物としては舞台がブルートレインだけに動きがあって楽しめました。
寝台特急(ブルートレイン)殺人事件―ミリオンセラー・シリーズ (光文社文庫)
西村京太郎寝台特急殺人事件 についてのレビュー
No.120:
(6pt)

出だしは「レベッカ」です

泡坂妻夫得意のトリックはここでも健在でした。物語として至極シンプルですがこの時代の映画界を背景にして読みやすいミステリーでした。
花嫁のさけび (河出文庫 あ)
泡坂妻夫花嫁のさけび についてのレビュー
No.119:
(6pt)

起伏のない小説でした

「死の味」に続いて2作目の読了でしたが、ほとんど印象が変わりません。ミステリーの女王と呼ばれているようですが、私にはクエスチョンマークです。人物や風景、部屋などの描写が細かすぎるので物語に入っていく前に読み疲れてしまい、結局ストーリーの印象が薄らぐのです。結末も平凡なものでした。
策謀と欲望〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
P・D・ジェイムズ策謀と欲望 についてのレビュー
No.118:
(6pt)

東京オリンピックの年だったんですね

昭和30年代後半、高度経済成長を背景にした小説や映画に今の時代に接すると非常に興味深いものがあります。この作品の主人公・朝倉は一介のサラリーマンから成り上がっていきますが、これぞスーパーヒーローそのものです。さりげないラストも好感が持てました。「野獣死すべし」はあまり面白くありませんでしたが、「蘇える金狼」は楽しませてもらいました。
蘇える金狼 野望篇 (角川文庫)
大藪春彦蘇える金狼 についてのレビュー
No.117:
(6pt)

意外にポップな作品でした

最初は重くて堅い話なのかなと思いながら読み進めていたのですが、白鳥の登場から一気に軽いテンポになりました。医療にかかわる人であれば共感できるところが多いのでしょうね。
新装版 チーム・バチスタの栄光 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
海堂尊チーム・バチスタの栄光 についてのレビュー
No.116:
(6pt)

傷害保険の支払いは紙一重

最後の村越の頑張りで孫の命が救われれば良いのにな。日本の医療制度に疑問を投げかける佳作でした。
一応の推定 (文春文庫)
広川純一応の推定 についてのレビュー
No.115:
(6pt)

11の短編にそれぞれの個性がありました

11の短編にそれぞれの個性がありました。ハイスミスがこのような心理ミステリーの短編も得意だとは思いませんでした。「ヒロイン」が一番好きです。
11の物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
パトリシア・ハイスミス11の物語 についてのレビュー
No.114:
(6pt)

ゲテモノでしたが真剣に読んでしまいました

江戸川乱歩の短編を源流にもつような作風に感じました。「ニコチンと少年」が最も不気味でした。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)
No.113:
(6pt)

アメリカではアメフトの力は強大なんですね

はじめてローザンを読みましたがミステリーというとりもヒューマンドラマのようでした。謎解きについてはそれほど興味をひかれるところはありませんでしたがアメリカの高校におけるアメフト部員がいかにもてはやされているのか勉強になりました。
冬そして夜 (創元推理文庫)
S・J・ローザン冬そして夜 についてのレビュー
No.112:
(6pt)

最後に主人公の過去をばらされても

とてもずるい構成のミステリーでした。結局単なる復讐の話ではないですか。舞台は1800年代のアメリカとは思えない暗い雰囲気がずっと流れていて良かったのですが結末で抱いていた期待が砕かれてしまいました。エドガー・アラン・ポオの登場もそれほど効果があったとは思えませんでした。
陸軍士官学校の死 上 (創元推理文庫)
ルイス・ベイヤード陸軍士官学校の死 についてのレビュー