一応の推定



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初公開日(参考)2006年05月
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長編小説

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一応の推定 (文春文庫)

2009年06月10日 一応の推定 (文春文庫)

膳所駅で轢死した老人は事故死だったのか、それとも愛しい孫娘のための覚悟の自殺だったのか。ベテラン保険調査員・村越の執念の調査行が、二転三転の末にたどり着いた真実とは?保険業界の裏側、臓器移植など、現代社会の問題点を見事に描き切った滋味溢れる長篇ミステリー。第13回松本清張賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

一応の推定の総合評価:7.72/10点レビュー 29件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(6pt)

傷害保険の支払いは紙一重

最後の村越の頑張りで孫の命が救われれば良いのにな。日本の医療制度に疑問を投げかける佳作でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:
(8pt)

一応の推定の感想

保険業界のことはあまり知らないことなので興味深く読んだ。調査員には何の権限も無いので人とのコミニュケーションが大事で信頼されないと何も話してもらえない。そんな難しい立場で何があって何が真実であるのかを調べる
ベテラン調査員村越を主人公にした物語。明確な遺書が無くても複数の状況証拠を積み重ねると一応の推定として自殺と認定される判例があるんだそうです。タイトルはそこから来ていますが、保険会社と残された家族の物語で
死因の本当の原因を停年間近のベテラン調査員村越が死者の行動を追う展開です。若いデスクワークしか知らない保険会社の社員と相棒になって調査会社の村越とのコンビが調べを進める課程がとても興味深く語られていて面白く感じました。
遺された家族には事情があり保険金を早く欲しい。しかし、保険会社は無責を勝ち取りたい。(無責、つまり自殺であれば保険金は下りない)二人の調査は二転、三転する。最後の真相が明るみに出るまで村越の人柄などもあり
一気に読み進んだ。面白い分野の物語でもあり読後感も良かった。ミステリ色は弱いけど面白さは有る、そんな本です。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:
(4pt)

一応の推定の感想

ベテラン保険調査員が主人公で、列車事故で亡くなった老人が事故死だったのか、それとも自殺だったのか調査をして行くというお話です。保険業界の裏側は知らない部分で興味深く読めましたし、子供の臓器移植問題も含めて良く出来た社会派ミステリーと言えます。紆余曲折の末たどり着いた真相も説得力があり、なかなか良かったのではないでしょうか。著者の得意なジャンルで勝負した力作だと思います。
ただ個人的に全く好みでは無く、中盤までの退屈さに挫けそうでした。後半テンポアップして、どんでん返しや隠された真相で盛り上げますが、残念ながらトータル的な感想は、「地味でつまらない話」です。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.26:
(5pt)

とてもよく練られていた小説でした。

果たしてその老人は自殺か不慮の事故どっちで死んだのか?
どっちとも解釈できる状況にどっちが正しいのかを主人公が調査していく小説です。
ラストを読んだときは思わず良い推理小説にある「なるほど!」を実感しました。
そういうことを言っている人がいた人もいましたが内容自体はやや地味な小説ですが端正によく練られた推理小説でした。
一応の推定Amazon書評・レビュー:一応の推定より
4163251405
No.25:
(3pt)

傷害保険では疾病補償はしませんよ。

保険業務を営むものですが、若干の違和感を覚えた。
保険契約者自殺ではなく、脳機能不全(脳血栓?)が原因でホームに落下して轢死されたと言う結論で有責判定された。
しかし、設定は生命保険ではなく、損害保険の傷害保険。
だとしたら、疾病なので保険は逆に無責になりますが……?
一応の推定Amazon書評・レビュー:一応の推定より
4163251405
No.24:
(4pt)

一気に読んだ

ブログの別のことからこの本を知り早速購読、送られてきた翌日までに一気に読んだ。
一応の推定Amazon書評・レビュー:一応の推定より
4163251405
No.23:
(4pt)

一応の推定

轢死した老人は事故死か、それとも重病の孫娘を助けるために自殺したのか。ベテラン保険調査員の執念が、明らかにした真実とは?
一応の推定Amazon書評・レビュー:一応の推定より
4163251405
No.22:
(3pt)

推理小説としてはまずまず。緊張感はやや弱い。

法律的に確定出来なくても、複数の首頷し得る事実の積み重ねにより確からしいと判断出来るときには、一応の推定がなされる。正直怖いことだ。事故か自殺か?事件の真実はどちらなのか。ドキドキハラハラとまではいかないけれど、最後は意外な結末に。
一応の推定Amazon書評・レビュー:一応の推定より
4163251405



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