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約束の地約束の地約束の地約束の地約束の地約束の地約束の地約束の地約束の地
約束の地
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約束の地の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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フライフィッシャーの作者ということで購入しましたが、構成も文章も秀逸。 楽しめました。 連作のK9シリーズも購入して読み始めました。 | ||||
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おもしろいですね。 あまり小説を読まない私ですが、この小説は色々な展開が目まぐるしく起こり、飽きさせません。 部下の死の原因、化け物の化した2頭の獣の行く末、さらにそれらの獣に巣食うもの・・・など それらが下巻にて明らかになるですね! ポチってきます! | ||||
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子育てを経験した方なら、ここに登場するいく組かの親子の関係のうちのいずれかの、さらにほんの一場面かも知れないけど、思わず頷きたくなる。 自然を破壊し続ける人間の何とさもしいことか。愕然とする。 | ||||
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図書館に上巻しかなくて、一時期とんでもない値がついていていて、あきらめていましたが、 安価で読めてありがたかったです。 上・下合わせて、問題提起もしながら、美しいものがたりです。 | ||||
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ルールを守らないハンターや 動物愛護団体とハンターの団体との軋轢など 耳にする事が多く、、 人間と野生動物との共存できる事を望みますが、現実は 増える一方の鹿などの農家の被害も見て、、 最近では 民家近くで 昼間でも鹿を見かけ、心の中で 山に お帰り!と、、願う日々です。 この作品は、包み隠さず 書かれている作品です。 この作品で 国産の農産物を食べられるのは、見えない人達の努力のお陰だと 知って欲しいです。 | ||||
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出版は東京の地場産業だそうで、本のだいたいは都会でしか売れないという。よって、小説の舞台も東京など、都会にならざるをえない。地方を舞台にした小説はまず売れない……。 だそうですが、東京にいて、パルコがどうの池袋のラーメン屋がどうのという話を読む気がしない。私は地方が舞台の小説がだいっすきです! しかも東京にはない、大自然を舞台にした物語が。バイコフの満州冒険小説など好きな人にはとんでもなくおすすめの本です。本書の中で紹介されていた、吉村昭さんの狼小説も読んでみようと思います。 でもなんで「約束の地」なんて、名画と同じタイトルなの。全然違う話なのに、映画の画像が浮かんできて困りました。違うタイトルにしてください。 | ||||
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ストーリーの読みやすさ、自然と色々な生き物、人間との関わりともかく惹かれます。 | ||||
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数年前に妻を亡くした環境省技官、キャリア官僚の七倉航は、1人娘の羽純とともに、野生鳥獣保全管理センターの八ヶ岳支所に赴任となる。 現場における法律、制度の不備、矛盾、現地の猟師や急進的動物愛護団体との軋轢、そして克服しなければ仕事とならない本人の「犬嫌い」など、問題山積。 そこへ老夫婦が野生動物に殺傷される事件が発生する。山の猟師が追い続ける巨大熊か、それとも? 「動物パニック小説」とか「山岳小説」とか「殺人ミステリー」とかのくくりに入れることは無理。というか、すべての要素が盛り込まれ、内容がてんこ盛り、言ってみればサービス満点の小説です。 環境についての問題提起が声高に叫ばれているようで、ストーリー展開のテンポを邪魔することなく、理屈っぽくなく、一本筋の通った、とても丁寧に描かれた骨太の大作です。 題名を読んで、こんな派手な内容の濃い話だとは思いませんでした。 動物に襲われるシーンの迫力はもちろん、ドキドキしながら読む場面がとても多い、非常に面白い小説でした。 | ||||
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アイツが登場してからもう止まりません。 昔見たレイザーバックという映画を思い出しました。 熊だと思ってたんでチョットだけ意外で楽しめました。 少しグロいけど問題なし。 犬や動物がすきで、サスペンスフルなのが好物なら、どうぞ。 | ||||
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自然破壊、蹂躙されゆく森、海の精霊たち、なにが人間か。ひとも、生命リング調和の一環ではないか、報復あるべきは人間、などとおもいつつも、楽しく読んでいます。パニック映画の世界でしょうか。 | ||||
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同上。私は生き物がすきです。あなたはケダモノ、とか言いますけど、あなたは狂人よ、でいいのでは。ばいきんとか化学ぶっしつに侵されたひと。 今、森、海のいきものたちの人類への警告がひろがる。 | ||||
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図書館で借りて一度読んだ本ですが所有したいと思い購入しました。 舞台となった所に住んでいるし、作者が取材した人に知人も。 犬は大好きです。 テンポがあるし展開も早い。おもしろいです。 | ||||
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ちょっと探していましたがなかなかみつかりませんでした。おもしろかったです。 | ||||
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30冊ぶりの5つ★。文学賞をダブル受賞しているのにも拘わらず、何故売れないのだろう? 表のテーマは人間と野生動物の共生。害獣捕殺、棲み分け、無条件保護の三者三様の立場が描かれる。 一方、裏テーマは消えゆく里山文化への挽歌。山の神になりそびれた稲妻、三本足と老猟師との共通項は『老人と海』にも通底する“滅び”。 そして老人の方割れとも言える老紀州犬 吹雪の存在!作中で老人が「犬と人の歴史は長い。」と呟く。 思わず、遥か昔の人類と犬との出会いと、共に歩んで来た、その長い道程に想いを馳せる。犬は我々にとって初めての友人。 ネタばれになりはしないかと迷ったがミステリではないので少し補足しておく。 “三本足”が山の神になりそびれたと書いたが、実は最後に荒ぶる神となる。 一神教的な全知全能の神ではなく、善悪を超越した荒れ狂う自然の化身としての神。 著者の略歴を見ると私と同年生まれである。まさか”三本足”のモデルは大魔神ではあるまいか?そんな訳ないよね。^^; 最初は北林一光の『ファントム・ピークス』と同じネタかと思い、“三本足”の正体が明らかになった時は「そんなアホな!」と呆れたけど、 いやいやどうして知らぬ間に引き込まれました。大傑作! | ||||
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他のレビュワーのみなさんが書かれているとおり、大ボリュームながら一気に読みきってしまった。序章から衝撃的な始まりで、そのまま一気に進んでいく。すでに成人している主人公が成長する姿が清々しく、特にクライマックスの山小屋のシーンは手に汗握るという表現がぴったり。そして終章の静けさとのコントラストが素晴らしい作品です。寝不足覚悟で買ってください。 | ||||
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妻を事故で亡くし、10歳の娘と二人になった男が南アルプスの野生鳥獣保存管理センターに赴任され、自然の驚異と人間の狂気に触れながら力強く生きていく物語で読み応えがあった。山が荒れて野生動物が里に下りて農業被害が増える。お腹をすかせた野生動物は田畑の食料を食べるだけでなく人間を襲い人的被害も増えていく。人間はその原因も考えず、野生動物を駆除することを望む。もとを正せば、山が荒れたのは人間の不法投棄や焼却施設建設が原因で、その結果、水質汚染や土壌汚染が広がり野生動物たちを追い詰めていたのだから自業自得であるのだが、それを理解できない人間の様子が本当にリアルに描かれていて考えさせられることが多かった。それ以外にも、野生動物たちとの死闘や、人の死に対する考え方など、本当に読み応えが多く、最後まで飽きずに読めた。 | ||||
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「力作」というのが一番ふさわしい感想でしょうか。 環境省のキャリア官僚として南アルプス山麓の関連施設に赴任してきた主人公がその地で出会う人々と自然、そして動物たち。 一見、悠久の時の中で不変とも見える自然の裏で音もなく浮上する破滅の予感。 地元猟師たちに語り継がれる巨グマ”稲妻”を追う主人公たちの前に更なる「荒ぶる神」が襲いかかる。 人が山を狂わせ、そのしっぺ返しを喰らう状況の中で人と野生動物、そして自然との共生を模索する主人公たちが直面したものとは? 主人公をキャリア官僚候補とすることで、まず問題点とそれを取り巻く状況を客観的に描くことに成功しており、読み手にも事の複雑さが伝わってきます。 絶滅が危惧される動物がいる一方で動物たちによる農作物被害も深刻化し「駆除」名目での狩猟すら自由にできなくなった狩猟者たちの不満も高まってゆきます。 その根底には温暖化による気候変動の影響、植林政策の失敗による山林の荒廃、無計画な開発や廃棄物による土壌汚染の影響が見え隠れします。 これだけで十分な内容だと思うのだが過去に起きた惨劇に起因する殺人事件を巡るミステリーや主人公のひとり娘が学校で受ける苛めの問題も絡んできます。 普通に考えれば詰め込み過ぎで消化不良になりそうなものなのだがきちんと着地させている辺りはお見事。 あとがきでも書かれているように長期にわたる綿密な取材と語るべき内容をしっかりと見定めてぶれていないからでしょうね。 ですからボリュームはありますが読みにくくはありませんし、かといって薄っぺらな物語では終わっておらず、実際読んでいる内にいろいろと考えさせられます。 最大の読みどころは荒ぶる神として「人食い」となった巨大なケモノとの対決なのだが、ここはやはり「もののけ姫」を連想させますね。 巨大な山の主を病に罹らせて正気を狂わせて人里へと向かわせたのもやはり人間が原因なのだ。 失われた仲間の命や人間の業を背負った上で愛犬と二人、この獣に対峙する覚悟を決めた主人公が森の奥深くで迫りくる巨大な獣に銃口を向けるクライマックスは鬼気迫るものがあります。 決して派手な作品ではありませんが良質なエンターティメントとしては正に「鉄板」。 おススメです。 | ||||
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間と野生動物の死闘、人間同士の葛藤(動物愛護団体、狩猟会、市長など)、サスペンス、虐め、環境問題など色々な事が書かれていて飽きさせない構成だった。 もう少し犯人当てを練りこんでいてくれたらもっといい小説になったと思う。 動物との死闘と殺人事件が独立しすぎで、終盤はそれを無理やりこじつけた印象が残った。 頭を使って読み進める推理小説ではなく、冒険劇的な小説でした。 このミステリーがすごい2010にランクインする可能性あり。 | ||||
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難しい漢字が多く読むのに苦労したが、読み応えはあった。 人間と野生動物の死闘、人間同士の葛藤(動物愛護団体、狩猟会、市長など)、サスペンス、虐め、環境問題など色々な事が書かれていて飽きさせない構成だった。 もう少し犯人当てを練りこんでいてくれたらもっといい小説になったと思う。 動物との死闘と殺人事件が独立しすぎで、終盤はそれを無理やりこじつけた印象が残った。 頭を使って読み進める推理小説ではなく、冒険劇的な小説でした。 このミステリーがすごい2010にランクインする可能性あり。 | ||||
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今は、冒険小説やハードボイルドを書くのが難しい時代だと言われている。これは、このジャンルの登場人物に共通する「清々しい美学」や「厳しいこだわり」が、現代社会と馴染みにくくなっているのが一因だろう。しかし、才能のある書き手は、現在でも意欲的にこのジャンルに関わっている。積極的に「現代社会」と向き合うことで、ジャンルの可能性を押し広げようと模索している。 本作の著者・樋口明雄氏も、この点を慎重に考察し、見事に難問をクリアした。日本人である我々が、現代日本の自然環境や社会の問題として、今、この瞬間に向き合わねばならない事柄を取り上げることによって――さらに、それを小難しい理屈ではなく、エンターテインメント小説の枠組みで描き切ったことによって、誰にも書けない一作をものにした。 人間、土地、自然、野生生物。 それぞれの立場と、それぞれの苦しみ……。 簡単には解決できない問題を、どうやってすりあわせ、共存していくのか? このように繊細な問題を、一方的な価値観に流されることなく、強靭な筆致で書き綴っていく。著者の誠実で真摯な態度が、ストレートに、こちらの胸の奥まで突き刺さってくる。 これは、作中で描かれた諸問題に、著者自身が日常的にかかわっていることと無縁ではないだろう。野生動物の描き方も、このような作風だとある程度の擬人化を免れないのだが、著者が経験的に知っている「自然環境の息吹・リアリズム」が作品全体から感じられるため、うまく処理されているように思う。日本冒険小説協会大賞受賞も納得の出来映えだ。 | ||||
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