■スポンサードリンク
白銀を踏み荒らせ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
白銀を踏み荒らせの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「栄光一途」での柔道界に続き、アルペン・スキーでのトリック小説です。主人公が同一ですのでシリーズ第二作かな?まあ、面白いです。 「栄光一途」の独白部分はほぼ作品の真ん中あたりで見当が付いたので、種明かしをみて「あらら、ヤッパリ」ぐらいでした。 こちらは純粋な犯行トリックですが、このやり方で犯行が可能なのか?と疑問を持たなければ楽しめる作品ではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
色々と厳しいレビューが多いようだが、気楽に読めば結構面白い。筆者の作品は結構読んだが、どれも殆ど一気読み出来る(上下巻でもほぼ一日?) 単語や文章を一々吟味しながら読む様な作品でもないのだから、劇画を読む(見る?)如く読めばいいのでは? これを読みながらツッコむのなら、他に読むべき作者の作品は沢山あると思いますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作、栄光一途の続きとは知らず読み始めたのだが、前作と比べてトーンダウンしている。序盤はスキーについての説明が多すぎる嫌いがある。描写の中で描くまでに到達していない。その説明を読んでも競技の違いやどんなスポーツなのか映像が浮かび上がってこなかった。著者は柔道経験者なので前作では柔道の試合運びがテンポよく描かれていたが、今回のスキーは本を読んで知識と空想で書いているんだろうなと分かってしまった。 序盤はなかなか物語が進まず、また内容も地味で何度も本を投げ出した。それでも最後まで読み続け、最後のほうで少しスキー大会の描写が描けてきたかなと感じた程度。 しかしスキーの世界は白人主義で日本がメダルをとるとルールが改正されるなど、テレビ等で何となく曖昧に疑問に感じていた部分を、リアルに主題にしているの良いと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
軽いスポーツミステリとして読めばそれなりに楽しめる作品だが、 美少女剣士の存在が何かと痛い それに場違いな暗殺者との戦いなんてのもあるがいくら主人公が元柔道家とはいえ、 そんなものは不要だろう その辺の要素がなければもっと楽しめたのにと惜しいレベル | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
30代、男です。 「栄光一途」と似たような匂いのする タイトルだなあ、と思いながら買いました。 似ているはずでした。 読んでみて、 「ああ、オレやっぱりこういうの無理」 と思いました。 年取ったのかなあ。 無邪気に楽しむことが出来ない自分がいます。 「栄光・・」が楽しめた人にはお勧めです。 この感覚、 コンビニやファミレスのメニューが 食べられなくなってきたことと 無関係ではないはず。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
30代、男です。 「栄光一途」と似たような匂いのする タイトルだなあ、と思いながら買いました。 似ているはずでした。 読んでみて、 「ああ、オレやっぱりこういうの無理」 と思いました。 年取ったのかなあ。 無邪気に楽しむことが出来ない自分がいます。 「栄光・・」が楽しめた人にはお勧めです。 この感覚、 コンビニやファミレスのメニューが 食べられなくなってきたことと 無関係ではないはず。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品は、前作「栄光一途」の続編として、前作でも主人公だった元柔道選手の望月篠子が再び登場します。 前作では、柔道が舞台でしたが、今度はアルペンスキーが舞台になります。 日本チームに所属する黒人と日本人のハーフの双子の石野兄弟が、ダウンヒルで活躍し始めたことから、それをおもしろく思わない白人至上主義の組織が動き出し、事件がいろいろと。 篠子は、日本チームのメンタルトレーニングを担当することになり事件に巻き込まれていく、という話です。 読んだ印象として、ちょっと中だるみするというか、展開が遅い部分があって、途中で読んでいるのがつらくなる部分がありました。 オチも、「虚貌」ほどでは無いですが、納得できない感じで、どうもいまいちと言わざるを得ません。 女剣士、佐々木深江は、なかなかいいキャラで、彼女の登場シーンはいいんですが、全体的にどうもなあという感じです。 とりあえず、前作を読んでいるなら、読まれてもいいかもしれません。 強くおすすめはできないですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『栄光一途』のその後ですね。望月 篠子が再び登場です!この本を読む前に、『栄光一途』の一読を!その方が、主人公が柔道技で身を守ったり、親友の深紅の技など、違和感なく読めると思います! 主人公:望月 篠子は結局、柔道界から身を引き、自分探しの旅でフランスに来ていた。親友の深紅の計らいで、アルペン高速チームへ勧誘される。兄の事故死がトラウマとなり、実力を出し切れない石野マーク選手へのメンタルトレーニングの依頼であった。 ところが、調べていくうちに、それが単なる事故ではなく、ある秘密組織が絡んていることが分かり――。そして、主人公にも敵の魔の手が迫る!! 『栄光一途』の時にも感じましたが、キャラ的には主人公より、親友の深紅の方が断然光っていますね!!このまま、シリーズ化もあり?!と思うのですが・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『栄光一途』のその後ですね。望月 篠子が再び登場です!この本を読む前に、『栄光一途』の一読を!その方が、主人公が柔道技で身を守ったり、親友の深紅の技など、違和感なく読めると思います! 主人公:望月 篠子は結局、柔道界から身を引き、自分探しの旅でフランスに来ていた。親友の深紅の計らいで、アルペン高速チームへ勧誘される。兄の事故死がトラウマとなり、実力を出し切れない石野マーク選手へのメンタルトレーニングの依頼であった。 ところが、調べていくうちに、それが単なる事故ではなく、ある秘密組織が絡んていることが分かり――。そして、主人公にも敵の魔の手が迫る!! 『栄光一途』の時にも感じましたが、キャラ的には主人公より、親友の深紅の方が断然光っていますね!!このまま、シリーズ化もあり?!と思うのですが・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長さの割りに切れは感じられませんでした。 文庫版解説では、コミカルとシリアス、リアルと劇画を あえて使い分けていると書かれていましたが、単純に 完成度の低さを感じざるを得ませんでした。 しかし、そのパートパートで言えば、決して楽しめなかった わけではなく、次から次へと書きたいことが沸いてきて 止まらないような印象を受けました。 これから「虚貌」や「犯人へ告ぐ」にジャンプアップする ため、作中の石野マークのようにグッと力を溜めていたのかも しれませんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
篠子の出てくる2作品は、正直なところあまり面白くない。文章がくどいのと、文語と口語がごっちゃになってる。 柔道シーン、スキーのシーンは臨場感もあって、読み応えがあるのだけれど、虚貌の元アイドルの女の子に比べて、篠子があまりにも「作られた」感のある人物設定で、苦悩や葛藤がまったく伝わってこない。深紅もそう。張りぼてに都合のいい設定だけをくっつけたような便利キャラみたい。 雫井さんは一作ごとにめきめきと力をつけている方なので(虚貌→火の粉→犯人に告ぐの成長は圧巻!)、今の筆力でぜひ再びチャレンジして欲しいジャンルではあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
雫井さんの小説は全て面白くて、期待を裏切らないものばかり。私が一番好きなのは「火の粉」だが、あそこまでの迫力はないものの、本書もなかなか読みやすくて面白かった。シリーズ前作の「栄光一途」は柔道もので、トップを目指すアスリートたちの孤独さや心の葛藤を見事に描いていたといえる。反面、この「白銀・・」では選手の心理状態よりも殺人事件や国際的な陰謀の方に重点が置かれ、その分殺し屋が出てきたり立ち回りがあったりと、派手な展開になっている。親友の女剣士など個性的なキャラクターも愛着がわき、一気に読みきってしまった。スキーの競技にはあまり詳しくなかったのだが、初心者にも分かり安く解説してあり、オリンピックでのスキー競技が今までより身近に感じられるようになったのもお得だったかも。読んで損はない一作だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作家にはいろいろなタイプがあり、平凡な作家がある作品をきっかけに大化けすることがあるのだと、この作品で知った。作者で言えば、この作品の次の「虚貌」が、そのきっかけにあたるのであろう。「虚貌」以降の、「火の粉」「犯人に告ぐ」はいずれも秀作であり、お薦めできる作品であるが、この本は、驚くほど退屈だった。どこかで面白くなるかとしれないと、2週間かけてなんとか300ページまでたどり着いたが、そこで断念し、残りの200ページは読んでいない。作者には失礼かもしれないが、こちらも時間とお金という対価を払うわけだから、厳しいレビューにさせてもらいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作家にはいろいろなタイプがあり、平凡な作家がある作品をきっかけに大化けすることがあるのだと、この作品で知った。作者で言えば、この作品の次の「虚貌」が、そのきっかけにあたるのであろう。 「虚貌」以降の、「火の粉」「犯人に告ぐ」はいずれも秀作であり、お薦めできる作品であるが、この本は、驚くほど退屈だった。どこかで面白くなるかとしれないと、2週間かけてなんとか300ページまでたどり着いたが、そこで断念し、残りの200ページは読んでいない。 作者には失礼かもしれないが、こちらも時間とお金という対価を払うわけだから、厳しいレビューにさせてもらいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ワールドカップを転戦する日本スキーチームのメンタルコーチ望月篠子は、同行していた学者から、ある人物に書類を届けるよう頼まれる。しかし接触の直前、相手が何者かに襲われ、篠子も追われる身に。やがて、その悪意が天才スキー選手の事故死の真相に関わってることがわかり・・・。といった内容です。雫井脩介独特のスピード感はあるものの何かぱっとしない印象。同じ望月篠子が主人公の「栄光一途」の方がよっぽどおもしろいです。「火の粉」もおすすめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドーピング問題で柔道会を離れた篠子は、友人・深紅の紹介もあってアルペンスキーチームのメンタルコーチに就任する。そんなある日、チームに同行する学者から、ある書類の輸送を依頼されるのだが…。雫井脩介のデビュー作『栄光一途』の続編で、望月篠子、佐々木深紅らも再登場。彼女らのキャラクターは、前作よりも更にハッキリして魅力的になったと思うし、前作、絶賛された柔道の試合のシーンと同様、今回のアルペンスキーレースのシーンの迫力は満点。ミステリとしての出来も悪くは無い。が、最初から「ドーピングしている選手を探す」という目的がハッキリしていた前作に比べると、序盤のテンポが今一歩。シリーズモノとして、前作からの経緯だとかを説明する必要があったのかもしれないが、本格的に物語が動き出すまでかなり長い。そこまでがちょっと退屈に感じてしまい、前作のように最初からどんどん物語に入ることが出来なかった。悪くはないのだが、前作と比較すると今一歩。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現在ブレイク中の雫井さんですが、この小説は初期の作品で、デビュー作「栄光一途」の連作となっており、前作同様スポーツ界に渦巻く陰謀を描いたサスペンス小説となっています。 もちろんこの本だけで充分面白いのですが、出来れば前作を読んでからのほうが楽しさ数倍といったところですね。 その理由は、物語自体もなかなか面白いのですが、なんと言っても本シリーズの魅力、お篠&深紅(みく)の妙なコンビネーションが面白いのです。 元柔道界の星、望月篠子。しっかりしているのですが何処か抜けていて愛嬌を感じるお姉さん。佐々木深紅、女性剣道界のトップの実力者でその技は実力派男性剣士にも引けはとらないという猛者。しかしながら見た目は小柄で物言いと物腰はしっかりしているのか楽天家なのか、いまひとつつかみきれない鬼平ファンの女性。 前作はどちらかというと深紅さんのほうがいいとこ取りで主人公はどっちだといった感じでしたが、今回はバランスよく二人の魅力が描かれており、彼女たちの陰謀に立ち向かっていく姿が描かれています。 テーマ的にはハードですが文体など描き方は極めて明るく書かれており、前作のちょっと重いラストに比べて、近作は読後が非常に爽快なのはいい感じです。 この二人の名(迷!?)コンビの活躍をまた読みたいところ。次回作を期待といったところでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現在ブレイク中の雫井さんですが、この小説は初期の作品で、デビュー作「栄光一途」の連作となっており、前作同様スポーツ界に渦巻く陰謀を描いたサスペンス小説となっています。 もちろんこの本だけで充分面白いのですが、出来れば前作を読んでからのほうが楽しさ数倍といったところですね。 その理由は、物語自体もなかなか面白いのですが、なんと言っても本シリーズの魅力、お篠&深紅(みく)の妙なコンビネーションが面白いのです。 元柔道界の星、望月篠子。しっかりしているのですが何処か抜けていて愛嬌を感じるお姉さん。佐々木深紅、女性剣道界のトップの実力者でその技は実力派男性剣士にも引けはとらないという猛者。しかしながら見た目は小柄で物言いと物腰はしっかりしているのか楽天家なのか、いまひとつつかみきれない鬼平ファンの女性。 前作はどちらかというと深紅さんのほうがいいとこ取りで主人公はどっちだといった感じでしたが、今回はバランスよく二人の魅力が描かれており、彼女たちの陰謀に立ち向かっていく姿が描かれています。 テーマ的にはハードですが文体など描き方は極めて明るく書かれており、前作のちょっと重いラストに比べて、近作は読後が非常に爽快なのはいい感じです。 この二人の名(迷!?)コンビの活躍をまた読みたいところ。次回作を期待といったところでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー作「栄光一途」(柔道)に次ぐスポーツサスペンス第二弾。ヨーロッパ(とくにオースリアやドイツなど)のお家芸であるアルペンスキー界に彼らを脅かす日本人(石野兄弟)選手が誕生した。日本人初の金メダルをなんとしても阻止しようとヨーロッパの競技関係者は組織ぐるみで妨害工作を行う。そして兄の石野ケビンが競技中に転倒事故で死んだ。「栄光一途」で活躍した篠子と深紅の迷(?)コンビがこの事故の真相に迫るのですが・・・さて。前作を読んでない人もそれなりに楽しめますが、やはり前作から読んだほうが3倍楽しめます。ただ、アルペン競技というマイナーな題材のために好き嫌いがあるかもしれません。でも、あえてこのようなテーマに挑戦するのが雫井氏の魅力です。同氏がこれまでに出品された5作品のうち、この「白銀を踏み荒らせ」を最後に読んだせいか他作品と比べてしまい、同氏の持ち味である展開の鋭さにやや欠ける面も見られ、星3つにしました。でも、読む価値は十分にあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー作「栄光一途」(柔道)に次ぐスポーツサスペンス第二弾。ヨーロッパ(とくにオースリアやドイツなど)のお家芸であるアルペンスキー界に彼らを脅かす日本人(石野兄弟)選手が誕生した。日本人初の金メダルをなんとしても阻止しようとヨーロッパの競技関係者は組織ぐるみで妨害工作を行う。そして兄の石野ケビンが競技中に転倒事故で死んだ。「栄光一途」で活躍した篠子と深紅の迷(?)コンビがこの事故の真相に迫るのですが・・・さて。 前作を読んでない人もそれなりに楽しめますが、やはり前作から読んだほうが3倍楽しめます。ただ、アルペン競技というマイナーな題材のために好き嫌いがあるかもしれません。でも、あえてこのようなテーマに挑戦するのが雫井氏の魅力です。同氏がこれまでに出品された5作品のうち、この「白銀を踏み荒らせ」を最後に読んだせいか他作品と比べてしまい、同氏の持ち味である展開の鋭さにやや欠ける面も見られ、星3つにしました。でも、読む価値は十分にあります。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!