■スポンサードリンク
白銀を踏み荒らせ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
白銀を踏み荒らせの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「栄光一途」での柔道界に続き、アルペン・スキーでのトリック小説です。主人公が同一ですのでシリーズ第二作かな?まあ、面白いです。 「栄光一途」の独白部分はほぼ作品の真ん中あたりで見当が付いたので、種明かしをみて「あらら、ヤッパリ」ぐらいでした。 こちらは純粋な犯行トリックですが、このやり方で犯行が可能なのか?と疑問を持たなければ楽しめる作品ではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作、栄光一途の続きとは知らず読み始めたのだが、前作と比べてトーンダウンしている。序盤はスキーについての説明が多すぎる嫌いがある。描写の中で描くまでに到達していない。その説明を読んでも競技の違いやどんなスポーツなのか映像が浮かび上がってこなかった。著者は柔道経験者なので前作では柔道の試合運びがテンポよく描かれていたが、今回のスキーは本を読んで知識と空想で書いているんだろうなと分かってしまった。 序盤はなかなか物語が進まず、また内容も地味で何度も本を投げ出した。それでも最後まで読み続け、最後のほうで少しスキー大会の描写が描けてきたかなと感じた程度。 しかしスキーの世界は白人主義で日本がメダルをとるとルールが改正されるなど、テレビ等で何となく曖昧に疑問に感じていた部分を、リアルに主題にしているの良いと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
軽いスポーツミステリとして読めばそれなりに楽しめる作品だが、 美少女剣士の存在が何かと痛い それに場違いな暗殺者との戦いなんてのもあるがいくら主人公が元柔道家とはいえ、 そんなものは不要だろう その辺の要素がなければもっと楽しめたのにと惜しいレベル | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長さの割りに切れは感じられませんでした。 文庫版解説では、コミカルとシリアス、リアルと劇画を あえて使い分けていると書かれていましたが、単純に 完成度の低さを感じざるを得ませんでした。 しかし、そのパートパートで言えば、決して楽しめなかった わけではなく、次から次へと書きたいことが沸いてきて 止まらないような印象を受けました。 これから「虚貌」や「犯人へ告ぐ」にジャンプアップする ため、作中の石野マークのようにグッと力を溜めていたのかも しれませんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドーピング問題で柔道会を離れた篠子は、友人・深紅の紹介もあってアルペンスキーチームのメンタルコーチに就任する。そんなある日、チームに同行する学者から、ある書類の輸送を依頼されるのだが…。雫井脩介のデビュー作『栄光一途』の続編で、望月篠子、佐々木深紅らも再登場。彼女らのキャラクターは、前作よりも更にハッキリして魅力的になったと思うし、前作、絶賛された柔道の試合のシーンと同様、今回のアルペンスキーレースのシーンの迫力は満点。ミステリとしての出来も悪くは無い。が、最初から「ドーピングしている選手を探す」という目的がハッキリしていた前作に比べると、序盤のテンポが今一歩。シリーズモノとして、前作からの経緯だとかを説明する必要があったのかもしれないが、本格的に物語が動き出すまでかなり長い。そこまでがちょっと退屈に感じてしまい、前作のように最初からどんどん物語に入ることが出来なかった。悪くはないのだが、前作と比較すると今一歩。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー作「栄光一途」(柔道)に次ぐスポーツサスペンス第二弾。ヨーロッパ(とくにオースリアやドイツなど)のお家芸であるアルペンスキー界に彼らを脅かす日本人(石野兄弟)選手が誕生した。日本人初の金メダルをなんとしても阻止しようとヨーロッパの競技関係者は組織ぐるみで妨害工作を行う。そして兄の石野ケビンが競技中に転倒事故で死んだ。「栄光一途」で活躍した篠子と深紅の迷(?)コンビがこの事故の真相に迫るのですが・・・さて。前作を読んでない人もそれなりに楽しめますが、やはり前作から読んだほうが3倍楽しめます。ただ、アルペン競技というマイナーな題材のために好き嫌いがあるかもしれません。でも、あえてこのようなテーマに挑戦するのが雫井氏の魅力です。同氏がこれまでに出品された5作品のうち、この「白銀を踏み荒らせ」を最後に読んだせいか他作品と比べてしまい、同氏の持ち味である展開の鋭さにやや欠ける面も見られ、星3つにしました。でも、読む価値は十分にあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー作「栄光一途」(柔道)に次ぐスポーツサスペンス第二弾。ヨーロッパ(とくにオースリアやドイツなど)のお家芸であるアルペンスキー界に彼らを脅かす日本人(石野兄弟)選手が誕生した。日本人初の金メダルをなんとしても阻止しようとヨーロッパの競技関係者は組織ぐるみで妨害工作を行う。そして兄の石野ケビンが競技中に転倒事故で死んだ。「栄光一途」で活躍した篠子と深紅の迷(?)コンビがこの事故の真相に迫るのですが・・・さて。 前作を読んでない人もそれなりに楽しめますが、やはり前作から読んだほうが3倍楽しめます。ただ、アルペン競技というマイナーな題材のために好き嫌いがあるかもしれません。でも、あえてこのようなテーマに挑戦するのが雫井氏の魅力です。同氏がこれまでに出品された5作品のうち、この「白銀を踏み荒らせ」を最後に読んだせいか他作品と比べてしまい、同氏の持ち味である展開の鋭さにやや欠ける面も見られ、星3つにしました。でも、読む価値は十分にあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作の柔道に続き今度はスキーと私個人には全く関心の無い分野が題材なのに雫井の作品ゆえに最後まで頑張れば何かご褒美がもらえるような期待を抱き読み進めてしまいます。でも今回は今一歩胸を打つまでには至りませんでした。正直あまりにも前作の続編的で「栄光一途」を必ず読んでから入らないと登場人物のキャラや絡みの面白みも味わえないと思います。「虚貌」「火の粉」とはかけ離れますが、やっぱり最後の締め終わり方にはうまさを感じます。でも彼の作品の中でも読みにくさでは一番です。心して取りかかって下さい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!