後悔と真実の色

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

後悔と真実の色の評価:

3.48/5点 レビュー 66件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全96件 61〜80 4/5ページ
No.36
(4pt)

もう一つの「慟哭」

冒頭でいきなり殺人事件が発生し、「つかみはOK」のはずが、何故かその後は
波にのれずにダラダラと進んでしまうので途中までは退屈。
しかし、加速がついてからは流石は貫井徳郎。しっかりと引き込んでくれる筋立
てだ。途中で犯人が誰なのか何となく分かってしまうものの、それでも面白い。

いかにも群像劇のように入れ代わり立ち代りで多くの刑事の目線で話が進むが、
最後の方で、結局のところは主人公以外はどうでもよいような展開になってしま
うのは肩透かしを喰らったようで残念。

それにしても貫井さんは主人公を悲惨な状況に追い込んでしまうことが好きな方
ですね・・・。9年前に「慟哭」を読んだ時のことを思い出してしまいました。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.35
(4pt)

指集めの意外な動機

死体から指を切り取って行く殺人鬼。その狙いは何か……。
 警察組織のことがよく描かれていて、人間模様が楽しめました。ただ、後半に若干不満が。個人的な事情で組織から追放されたとしても、一人前の男性があそこまで急に落ちぶれてしまうものだろうかと。このへんは、警察小説とは別のものを読んでいる印象です。
 しかしラストは盛り返しました。犯人の正体、指集めの意外な動機が判明したときは、なるほどと納得することができました。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.34
(3pt)

もうひとつの「慟哭」

文中、○「言動と行動」は誤用だよ とか ○巨大掲示板は2ちゃんねるがモデルだろうけど、現実の2ちゃんねるは日付が変わるとID変わるんじゃなかったっけ 等つまらない揚げ足取りをしながら読んだのですが、恥ずかしながら肝心の犯人は分かりませんでした。

「慟哭」を再び読んでいるような登場人物、人間関係でしたが、ラストに主人公の幼い娘が亡くならなくて良かった。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.33
(1pt)

あり得ない!

これだけの猟奇的連続殺人事件が現実に起きた場合、捜査陣がこんなにのんびりしているだろうか。緊迫感がない上に、捜査方法そのものは旧態依然、まるで松本清張の頃のそれに終始している。最近のスカーペッタもマンネリ気味とはいえ、科学的捜査法はとっくに導入されている。第一、連続殺人なのに、凶器に対して誰も関心を示さない、こんな事ってあり得ない。犯人も結末もご都合主義。「慟哭」を超えられない辛さを本人が一番感じているのではないかな。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.32
(4pt)

ミステリと言うより

最初の100ページぐらいまで引き込まれ感がなく、ちょっと読むのがつらかった。

それを過ぎると面白くなる。一気に読める。
ただしこれは謎解きを楽しむよりストーリーを楽しむ話。

世相をよく反映している。
「こういう事件、あったなぁ」とか「ネットの反応ってこうだよなぁ」とか。

普段接することのない警察の内部構造がちょっと分かった。
警察官の中にもいい加減な人がいたり、
足のひっぱりあいがあったり、
プロジェクトに対して小さなグループを作ったり、
一般の企業と同じですね。

映像化することがあれば、村越さんは高田純次?
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.31
(3pt)

う〜〜ん・・・

若い女性が連続して殺される事件が起きた。被害者は皆、手の人差し指を切り取られていた。
犯人の狙いは何か?一方、ネットの掲示板には殺人予告や殺人実況中継が!!捜査一課の
西條は、持ち前の鋭い洞察力で犯人に迫ろうとする。だが、恐るべき罠が彼を待っていた・・・。

連続殺人事件を軸に、その捜査に関わる者たちを克明に描き出している。真相究明、犯人逮捕・・・。
同じ目的に向かって進んでいるはずなのに、立場の違いからさまざまな問題が噴出してくる。
憎悪、確執、ねたみなどがむき出しになり、人間関係の醜さが浮き彫りになる。そんな中、
犯人像が掴めないまま、彼らは右往左往する。そして、真相に迫ろうとする西條も窮地に
立たされる。
登場人物が多すぎて、最初ひとりひとりの人物像がつかみづらかった。また、500ページという
長さは本当に必要だったのか?という疑問も感じる。読んでいて途中で退屈さを感じる部分が
あった。犯人も途中から分かってしまい、面白さ半減だった。犯人の動機も弱いのではないか?
いまひとつ、のめり込めない内容の作品だった。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.30
(4pt)

分厚い本でしたが

読み始めるにつれ、一気に読み進めたくなるほど読みやすかった。

殺人の中の1つに、都合のよさ(フィクションぽさ)を感じたが、後はつじつまが合い納得できた。
分厚い本も読み進めていくと、ついに残りのわずかなページですべてがわかってのかという寂しさを感じた。(私は最後まで犯人がわからなかった)なかなか読み応えを感じる1冊だった。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.29
(4pt)

デビュー作「慟哭」のリライトとも言える

物語の基本的な構造は、本著者のデビュー作「慟哭」と同じと言える。
つまり、似通った状況の連続殺人事件が複数の別個の犯人によって起こされていることで真犯人の捜査に迷彩が施されていること、捜査側の人間が複数の犯人の一人であること、である。
「慟哭」と異なるのは、時系列のトリックで読者を欺くという真似を、本作ではしていない(普通は許されないことだとは思うが)という点。

そういうわけで、本作は「慟哭」のrewriteだと思いながら読んだ。

しかしこの作者は、いつもながらのことだが、登場人物の描写の陰影が非常に深い。確かに個々の登場人物の描き方が画一的だという言い方もできるが、そうであっても、それぞれのキャラクターが圧倒的に際立っているため、物語の筋の運びに無理を感じさせず必然性さえ感じさせてしまう。

本作品で作者は、真犯人の特定につながるヒントを物語の比較的早い段階で読者に与えている。したがって、本作は犯人捜しやプロットの意外性を楽しんで読むべき作品ではなく、登場人物、特に主人公の人生とその心に刻まれた傷跡をかみしめて味わいながら読む作品であろう。

文句なく面白い。だけど、下敷きとなっている「慟哭」を読まずに最初から本作を読めば、もっと面白く読めるはずだ。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.28
(5pt)

連続殺人犯に翻弄される警察の様子がリアルに描かれていて読み応えがあった

連続殺人犯「指蒐集家」に翻弄される警察の様子がリアルに描かれていて読み応えがあった。前半は警察内部の嫉妬や確執、連続殺人の共通点が見出せず悪戦苦闘する警察の捜査が中心に描かれていた。他人の言うことを気にせず単に事件解決を目指す捜査一課の西條、その西條を嫉妬し、嫌悪している機動捜査隊の綿引、誰にでも愛想よく振る舞い何を考えているか分からない三井など、個性的なキャラクターが際立っていた。
物語の中盤から後半にかけては捜査一課の西條の個人的な問題がクローズアップされるとともに、指蒐集家の事件も一気に加速し、最後まで目が離せなかった。事件も楽しめたが、人付き合いが苦手で、不器用な生き方しかできない西條にも好感が持てた。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.27
(3pt)

怖さがほしい

内容の割に長すぎます。削除箇所は多いと思います。余計な話もあります。
西條の辞め方とプロシージャ、美叡の浅草への現れ方、個性の描き方が浅くて残念です。

こういう(類型的な)犯人を設定するのであれば、もう少し怖さが欲しいと思います。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.26
(3pt)

時間つぶしならいいかも。

鬼才貫井徳郎氏の刑事小説ということで、どのへんに伏線が貼られていて、どう騙してくれるのか楽しみに読みました。

結論から言うと、途中で犯人がわかってしまいましたが、誰がどう追い詰めるのかに焦点を絞って読み進めることができて、これはこれで楽しめました。

ただ、章ごとに一人称が変わるスタイルは、誰の目線で読み進めればいいのか迷い、それぞれが重要な人物か否かわからずに読まなければならず、感情移入しづらかったのは少し残念でした。

結末も、そこに辿り着くための延々とした記述から、いきなりあっさりと幕切れとなり、堪能という意味では不満足感が残りました。

トリックうんぬんではなく内容的に映像化してもイマイチかなと思います。緩急のバランスがちと悪いですかね。
ページ数はあるので、読み応えはあります。時間つぶしならいいかも。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.25
(3pt)

途中で犯人が分かってしまった

女性を殺し、右手の人差し指を切り取る犯人と主人公や捜査一課の刑事達との対決を軸に、妻との冷めた夫婦仲での不倫や同じ警察官との軋轢等を絡めて物語は展開していく。
物語は刑事や犯人の複数視点から構成されていて、特に前半は主人公と刑事達の関係や対立の描写が多い。
私は読んでいて早い段階で犯人が分かってしまったため、終盤の展開は予想通りで、警察小説と本格ミステリの融合した作品の割には、真相には全く驚きがなく、最後に予想を上回るようなラストを期待していたので残念だった。
ミステリ小説を読みなれている人ならば、かなり早い段階で犯人には気が付くと思うので、後半は飽きが来るかもしれない。また、犯人の動機もありきたりで小説全体としても新鮮味がなかったようにも感じた。
前半のストーリーが面白かっただけに、後半で驚きの展開を期待したが、予想通りの犯人と展開だったため、評価は普通とした。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.24
(2pt)

主人公が?

私はこの作者の作品は慟哭と殺人症候群しか読んで
ませんが、この作品の主人公は慟哭のそれと似ていて
捜査一課のエース 家庭を顧みない、不倫等
ちょっと興ざめしてしまいました。

途中から犯人も解ってしまったし・・・
最後は最悪の事態にもっていくのかなと思いましたが。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.23
(3pt)

ラストはよい。

正直なところ、半分くらいまではもう読むのは止めようかと思いました。
センセーショナルな冒頭の事件の後は、
ただただたくさんの刑事達が登場する上、
メインとなる連続殺人鬼の正体も全く見えず、著者の伝えたいことがよく分からなかったからです。
それが後半に入り、一人の人物が主人公らしくなった頃から、意外な展開となり、
あとはとんとん拍子にラストまで一気に読まされた感じです。

読み終えてみると、登場人物一人一人の書き分けが素晴らしいし、
謎解きの部分でも申し分ありません。
マイナス要素は前半の警察内部描写のくどさです。
最初から一人だけにスポットをあてて、
その他はあくまでも脇役であるという形をとっていたなら、
もっとスッキリした話になっていたのではないかと思います。
どうも船頭が多くて船が山に登ってしまった印象がぬぐえず、
☆三つの評価となってしまいました。
後半だけでしたら、4.5は付けられると思います。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.22
(4pt)

面白かったです!

最近欠かさず読んでいる貫井 徳郎さんの新刊です

いつもながらの丁寧な文体、かなり読み応えがありました。

中盤以降、犯人が推理出来ましたが、それはそれで、どう展開して行くのか楽しみで飽きる事はありませんでした。

犯人の生い立ちに同情はしますが悪を悪とも思わない狂気が恐ろしかったです。

西條刑事のキャラクターはかなり良かったです。
要領の悪さが自分とかなり被っていた事もあり応援したくなりました。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.21
(5pt)

タイトルなし

500p超のボリュームを感じさせないストーリー展開はさすが。一気読みだった。

犯人捜しというミステリ的要素の緊張感と、個性豊かな刑事たちキャラクターたちの心情のバランスが絶妙で、

男同士の嫉妬のおそろしさに共感しながら、久々に物語にどっぷりとはまり込んだ。警察小説好き、

ミステリ好きなら満足して楽しめると思う。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.20
(2pt)

のめり込めない印象

「若い女性を襲い、死体から人指し指を切り取る連続殺人魔〜」という宣伝文句に思いっきりミーハーな気分で読み始めたのですが途中何度も本を置いてしまう程集中出来ない印象でした。
警察機構のくどいほどの人間関係が表に出すぎていて(これもオチに繋がる意味は有るかも知れないが)犯人と警察というスリリングな関係が妙に平板になってしまい盛り上がりに欠けるというのが一番の印象でした。一度読み始めたら一気に最後まで読み切る、というような内容を期待していたのでちょっと残念でした。「模倣犯」のような濃厚&スリリングな読了感に浸ってみたいのですが・・・。
後悔と真実の色 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)より
4344419332
No.19
(4pt)

指集めの意外な動機

死体から指を切り取って行く殺人鬼。その狙いは何か……。
 警察組織のことがよく描かれていて、人間模様が楽しめました。ただ、後半に若干不満が。個人的な事情で組織から追放されたとしても、一人前の男性があそこまで急に落ちぶれてしまうものだろうかと。このへんは、警察小説とは別のものを読んでいる印象です。
 しかしラストは盛り返しました。犯人の正体、指集めの意外な動機が判明したときは、なるほどと納得することができました。
後悔と真実の色 Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色より
4344017382
No.18
(3pt)

推理面では傑作

猟奇的な連続殺人を追う刑事達を描く推理小説であり、刑事達の抱える背徳を描くヒューマンドラマでもある。この二重構造の物語は、非情で、リアルで、深甚だ。

前半は特捜対殺人鬼というスリリングな展開で進むのだが、後半から刑事一人一人の心理描写が色濃くなり出す。ここで著者の意図がようやくじわりじわりと浸透してくるのだが、やはり貫井の構成力には進境著しいものがある。最後まで目を通し終えると、著者がどれだけ高いハードルに挑んでいるかがよくわかる。作品のクオリティもさることながら、著者の志にも読者として敬意を表したいものだ。
ミステリ部分においては、誠に抜きん出ている。犯人の意外性は注目に値するし、論理のピースをはめる作業にも得心がいく。もちろん、これらに先だった伏線の張り方も巧妙だ。恐るべき書き手である。

ただし、主人公の西條以下、刑事達の負い目をめぐる要素においては、あいにく、いかがなものかと思う点が散見された。まず、視点が一章ごとに別人に移行してゆくが、もっと西條に固定した方がスムーズに読ませられたのではないか。群像劇ならともかく、これは西條をメインにした話なのだから。
犯人をめぐるどんでん返しや、そのための叙述トリックが必要とは思えなかったのも失点だと思う。著者の挑戦に寛大になりたいところではあるが、作品の性質上、蛇足だとの感は拭えない。
後悔と真実の色 Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色より
4344017382
No.17
(4pt)

何が真実なんだろう

猟奇殺人を題材にその捜査に関わる刑事の人生が描かれていた。
正直何もそこまでと途中で思ったことは最後までぬぐい切れなかったが
楽しく読むことが出来た。
ただ、なんとなく慟哭に似たもの感じた。

後悔と真実の色 Amazon書評・レビュー: 後悔と真実の色より
4344017382