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トッカン 特別国税徴収官
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トッカン 特別国税徴収官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 21~40 2/3ページ
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自分の仕事に誇りを持てず、 あまつまさえ自分の人格まで否定して '自分は何も持っていない人間だ’と卑下する主人公が 上司の命令で仕事に揉まれてゆくうちに自答を見つける、というストーリー。 倒れても倒れても這いつくばって、必ず起き上がる主人公に気付かされます。 尚、テレビドラマではこの主人公役を井上真央さんが演じていらっしゃいました。 本書を読んでいて、原作を忠実に再現されていたのだと思いました。 又、ドラマでは語られなかった、 鏡トッカンの過去なども本書には書かれており、 一度ストーリーを知っている者でも大変楽しめた一冊です。 国税庁の話も面白く、税金の徴収人の在り方なども描かれています。 何より、ドラマでは無かったツンデレ具合がたまりませんでした(笑) | ||||
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出版の流れ逆ですが…TV→コミック→文庫本のトッカンです。 読み終わるのが、何だか勿体無い感じで今、ラストを楽しんでいる所です♪ | ||||
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この本をもとに、ドラマが忠実に再現されていたのだなぁ~。 ドラマを見ていたゆえの読書の面白さは感じましたが、先が読めてしまったので☆4つ。 井上真央ファンは、きっと妄想がふくらみます。 | ||||
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税務署が舞台の娯楽小説ですが、人情味溢れる、読むとつい涙が出てきてしまう、静かだけどアツいお話です。 ぐー子が一生懸命で、お金に苦しむ人やお金に殺されかける人たちと、立場が違うなりの関わりかたを思考錯誤で進めて行く…それがとてもエネルギッシュですがすがしいです…。 「職業に貴賎はない」とタテマエでは言いますが、人気がある仕事・カッコ良くてうらやましい仕事・人から感謝される仕事がある限り、人気のない仕事・カッコ悪くてやりたくない仕事・人から嫌がられる仕事というアンチテーゼは存在するということでしょう。 だけど働くことに関わるすべてが「仕事」であるかぎり、どんな感情が湧く「仕事」でも、それがなければ社会は回らないわけで、 どんな仕事にも(非常に少ないかもしれないけど)カッコいい瞬間や感謝されることがあるかもしれない。自分が今やっている仕事だって、人が抱く不満は自分の態度にあるのかもしれないし、その仕事の意義について自分でもっと見つけられるのかもしれない。 明日からまた元気に働くぞー、という気持ちになれます。 脱税という行為を憎み人を憎まず、という作者の姿勢にも共感が持てます。 お金を嫌悪するわけでもなく、お説教の本でもないし、かといって脱税者を礼賛するようなアングラチックなところもありません。 人間は弱く間違える。だけどまた頑張れる…とても読後感が爽やかです。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算400作品目の読書完。2012/07/20 | ||||
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最初にぬか漬けを投げつけられるシーンを立ち読みして、そのまま買ってしまいました。つかみが上手です。また、ラノベ作家さんであるだけに?、文章が読みやすく、肩が凝らずにぐいぐい進みます。 この小説を読む限り、ぐー子ちゃんのお仕事は、はっきり言って「安定がほしいから公務員」というだけでは絶対に続かないはずですし、苦労知らずの公務員の座にぬくぬくと居座りやがって!みたいに責められるような楽な仕事でもないはずですが……「責めるアナタ、それなら試しにやってみればいいじゃありませんか。三日でネをあげますよきっと」などと、作中人物に突っ込んでしまいました。 でも、ぐー子の頑張り具合が、爽やかです。 ぐー子と親の確執や、シリーズ一冊目の核となる振袖に込められた思いについては、もちろん活字に向く要素なので、ドラマより本書のほうがじっくり味わえます。 ドラマも見ておりますが、ドラマは別の作品として楽しいです。 小説は、後半、ぐー子がボロボロに凹むあたりから、ちょっと「かったるいな」と思う話の運びもありました。 でも、読み終わってみればすっきり爽やかで、なんとなく「明日も頑張ろうっと」なんて元気になってしまう一冊です。 ……なのに、文庫化を待たずに二作目以降を買う気には、いまだなれず。(いや、一作目、面白かったんですよ。面白かったんですけどね。千数百円出して読みたいかって言うとね……ゴホン) 頭を使わず、ちょっとドキドキして、ちょっと泣いて、読後にすっきりしたい人には、お薦めです。 | ||||
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トッカンがドラマ化されるということを知って、慌てて本書を購入し、一気に読み終えました。 理由は、ドラマ化されるくらいの原作なのだから、ハズレはないはずだと…。(安易な理由です!) ドラマでは、ぐー子と鏡トッカンを、井上真央さんと北村有起哉さんが演じておりますが、原作のイメージを壊すことなく、それでいて、いい意味で脚色もされていて、大変好感が持てました。また、ぐー子の口癖である「ぐっ」を井上真央さんが、どのように表現されるのかが、とても楽しみでしたが、まさに原作のイメージ通りでしたし、北村有起哉さんのしぶい演技と声質も、鏡トッカンのイメージにドンピシャで、水10ドラマには、大変満足しています。 さて、本書ですが、ぐー子が鏡トッカンにしごかれながらも少しずつ成長していく過程も見所ですが、徴収する国税側の人間にだけ焦点を当てるのではなく、納税する側の立場の人間にも、さまざまな人間模様があり、ドラマがある、というところを丁寧に紡ぎ出されていたのが、とても印象的で良かったと思います。また、ぐー子だけでなく、鏡トッカンにも暗い過去があるのではないか?!と連想させる箇所を随所に伏線を敷きつつ、読者側に推測させようとしていた著者の意図も、なかなか読みごたえがありました。 ドラマを毎週、見られている方には、是非、脚色されたドラマの演出と、活字で表現された原作との、いい意味における“違い”を大いに楽しんで頂けたらいいなと思います。もちろん、ドラマを視聴されていない方にも、是非、お勧めの一冊です!! | ||||
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上手くない文章と、図書館戦争に似たような人物設定に、読み始めるなり不安だったが、中盤以降は面白くなった。 悪質な税滞納者を相手にする徴収官が主人公達の職業。熱血新米部下と冷たいエリート上司のコンビというのは月並みだが、単純に滞納金を払わせて解決とはせず、税金の意味について考えさせるところが良かった。 無知・思慮不足から来る傲慢、自己満足の正義感を振りかざすヒロインが好きになれないのは、過去の自分を見てるからか? | ||||
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何気なく本屋さんで見つけ購入しました。 しばらく放置しており、時間があいたので読んでみたらとても面白い! 電車の中で読んでる途中に思わず笑みが。。 とてもお勧めです。2冊目も面白かったです。 | ||||
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登場人物全員が個性的。セリフが軽妙な上、国税徴収官という特殊な職場で 繰り広げられる滞納者との腹の読み合いが面白く、最後まで一気に読めた。 このままドラマの脚本でもいけそう。 新垣結衣と阿部寛でドラマ化なんてどうだろうか。 | ||||
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新人である主人公の視点で語られているので税務署の仕事の内容も解り易く、読み易いです。 彼女が仕事を通して感じることには自分にも思い当たるところが多々あったりして、すごく感情移入してしまいました。 テンポが良いのであっという間に読んでしまいます。続編も読みたくなりますよ。 | ||||
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「マ◯サの女」のようなスリリングな展開を想像しながら読んだが、いい意味で期待を裏切られた。 主人公の女性が局面局面で破綻し成長していく様が実に軽妙な言葉と、しなやかなタッチで絵描かれている。 人物を等身大で描ききる力に、著者の確かな筆力を感じた。 途中、感情移入てきる場面が何度もあり、そのたびに泣きました(笑)。 ★が1つ足りないのは、ここまで描けるなら、トッカンたる上司の周辺状況にもう少し紙幅をさいて欲しかったから。 | ||||
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最初30ページは、1ページ毎に捨てたろかと思った位、わざとらしくて、ギクシャクして、読みにくいです。おまけに、謎の単語に、言い回し、訳のわからぬ読点に、これは、翻訳ものかあー!っと、滅入り始めた100ページあたりから、何か、登場人物がスラスラ動き出した感じがしました。 こちらが読み慣れてきたのか、作者側が書き慣れてきたのか? 200ページあたりは、ぐいぐい進んで、300ページ過ぎると、涙、涙でした。嘗ての関西喜劇を思わす、べったべたの思い遣りが、結構ストレートに激突です。こんなんもええかなあ〜。 | ||||
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高殿円、一般文芸シリーズ第2弾。 新人国税徴収官・ぐーこ(あだ名)と鬼の特別国税徴収官―通称・トッカン―の鏡が、 納税を渋る国民に「差し押さえ」の最後通牒を突きつける! (ついでに愛するペットも差し押さえる!) 国民の大敵「税務署」をテーマに、コミカル&ホロリのお仕事ものに仕上げちゃうとは、 やっぱりこの人すごいなあと思う。 普段知ることのできない税務署の仕事風景やシステムも分かりやすく解説してくれるし、 ライトノベルではやや過剰に感じられた、癖のある言い回しはだいぶなりを潜めていて、 いつもよりずっと読みやすくて面白かった。 しかし、ただ面白いだけで終わらせてくれないのが、高殿円。 大ポカをやらかした後、一度立ちあがりかけた主人公を、女の本音で再びどん底に突き落とす。 上官のバックアップがあったにも関わらず、滞納者の手管に翻弄され、結局肝心の仕事は果たせず。 この人が描く女の本音って本当に鋭くて、思わず自分が糾弾されてるんじゃないかと錯覚してしまう。 でも、ラストはうまくまとめてくれるので、次も読みたいなあと思ってしまう。 続編も早く読んでしまいたいところ(ただいま絶賛積み上げ中) | ||||
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特別国税徴収官(トッカン)の鏡雅愛とトッカン付き新米徴収官の鈴宮深樹(ぐー子)が国税徴収のお仕事を紹介してくれます。 マルサのように規模が大きな社会悪を相手にしてないが故、一般小市民相手の税金滞納取立て業の泣き笑いが描かれています。 敵(税務署)のことが少しでも解るかと読み始めたのですが、ちゃんとした小説の体裁になっています。ライトノベル程度と評価されている方もいますが、私的にはミステリー仕立てでいい味出てました。 続編が出たようなのでそちらも読もうと思っています。 | ||||
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プロットも単純・平板ではなく、よく練られている。全体的にはやや予定調和的だが、結末は希望を持たせるもので、読後感もよい。 登場人物のキャラも、それぞれ単純ではあるがくっきり陰影があって、感情移入できる。 楽しく読める小説である。 しかし、読み終わった後に、高い税金でも払ってもよいか、という気分にさせるこの小説は、国税庁の巧妙な宣伝小説ではないのか、という疑いを持ってしまう。 | ||||
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ちょっと前にテレビで米倉涼子主演のマルサ物のドラマが流れていましたが、それよりも本物の組織の内情をよりリアルに表現していてノンフィクションに近い内容です。個人的にはこの国の役人の税金の使い方のほうが気になりますが、税金の徴収担当者の応援もしてくれているのかな、と期待できる力作です。 | ||||
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ちょっと前にテレビで米倉涼子主演のマルサ物のドラマが流れていましたが、それよりも本物の組織の内情をよりリアルに表現していてノンフィクションに近い内容です。個人的にはこの国の役人の税金の使い方のほうが気になりますが、税金の徴収担当者の応援もしてくれているのかな、と期待できる力作です。 | ||||
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社会派の重厚なドラマを期待してはいけません。 他の方もおっしゃていますが、ラノベ感覚の軽い読み物としてどうぞ。 すごく読みやすくて一気にいけました。 正直、彼らの仕事や税の仕組みはこれを読んでもわかるとは思えませんが、 こういう職種があって、がんばっている(?)人がいるということはわかりました。 続編を読みたいし、期待したい1冊です。 ちなみに『リリコ』は差し押さえ物件ならぬ物犬。 その後、どうなったのか気になるところです。 | ||||
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社会派の重厚なドラマを期待してはいけません。他の方もおっしゃていますが、ラノベ感覚の軽い読み物としてどうぞ。すごく読みやすくて一気にいけました。正直、彼らの仕事や税の仕組みはこれを読んでもわかるとは思えませんが、こういう職種があって、がんばっている(?)人がいるということはわかりました。続編を読みたいし、期待したい1冊です。ちなみに『リリコ』は差し押さえ物件ならぬ物犬。その後、どうなったのか気になるところです。 | ||||
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