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七月のクリスマスカード
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七月のクリスマスカードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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主人公は美緒という少女と元検事の老人ふたりは互いに心に傷を持ち交流を持つことで癒されていく。 その傷は美緒の場合弟の事故死、老人は子供の誘拐事件どちらも家族や家庭が絡んだ内容で読者に共感が難しい。 前回までの哀愁やハードボイルド最後の希望的な内容が入っていればもっと読後に心地が良かったかも。 *「いつか虹の向こうへ」、「145gの孤独」を読んだ上での感想なのでこの作品が初見 の方とは感じ方が違う場合があります。 | ||||
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「いつか、虹の向こうへ」「145gの孤独」も、 共通していたのは傷をもつ主人公で、今回の3作品目も同じように傷を持つ主人公なんだけど全く作品が異なってしまった。 主人公美緒と、もと検事永瀬がお互いの心の傷を癒していきながら、過去の謎を明らかにしていく468ページもある長編のこの作品。 どうにも伊岡瞬の欠点でもあった作品展開の悪さが目につく。 美緒の亡くなった弟、永瀬の誘拐された娘がミステリーのポントだが、 二人がその傷を引きつらせて膿ませているから、読者は癒されない。 不快な真実は、他者である読者には傍観せざるえをえない家庭内の問題ゆえ、読後不快感だけが残る作品だった。 | ||||
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