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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全306件 161~180 9/16ページ
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詳しく美容整形手術のことなどが書いてあり、勉強になりました。 また主人公の行動に度肝抜かれました。 | ||||
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TVなどで「美容整形の闇が赤裸々に暴露されている」と謳われていたことに興味を持ち、本書を手にとりました。 ただ、この作品で触れられている「整形の実態」については、多くの女性にとってはもはや「常識」ともなっているようなモノばかりだと思いますし、大して驚くような内容は含まれていないと思います。本書の魅力はそんな美容整形の云々話よりも、むしろ”人の性(さが)”を包み隠さず赤裸々に描いている所ではないのでしょうか。 作中でも言及されているとおり、人は結局のところ”容姿”、もっと有体にに言えば”顔”で相手を判断します。私は美容整形こそ経験したことはありませんが、容貌が変わる程の体重の増減を繰り返しているので、”美しい時”と”醜い時”の扱われ方の違いは身を持って体験しているつもりです。 美しい容姿でさえいれば、こちらがどれ程冷たい態度をとろうが、不躾に物を言おうが許される。困っていれば頼まなくても助けてもらえるし、黙っているだけで思慮深いと思われる。まさに美人とブスでは人生に雲泥の差が生まれる。作品で示唆された内容やヒロインの生き様、人からの扱われ方は大げさに書かれている様で、決してそうではないと私は思いました。 本書はそんな、みんな何処では気づいているけど、大きな声では決して言えないようなことを、そのものずばり、ストレートに表現してくれています。だからこそ、何も知らない第三者が美容整形した人を否定的に捉えるのは間違いであることに気づかされますし、かと言って「整形さえすれば幸せになれる」と言う考え方も、案に意味する形で否定されています。そして、「華の命は短い」ということ、その短い命をあらん限り謳歌し、自分を磨いていくことの大切さも同時に示してくれているのではないのでしょうか。 読者によって、ヒロインの生き様は賛否が別れると思いますが、私は素直に彼女が羨ましいと思いました。「この人だ」と思える人に出会い、その人を手に入れるために命を削って死に物狂いで生き抜いた。そして自分が「幸せだ」と思える絶頂の瞬間に終わりを迎えることができた。第三者から見れば全く幸せには写らない生き様ですが、結局のところ、自分が幸せと感じるかどうかが大切ですよね。彼女は最後の最後で、鈴原未帆としても田淵和子としても、幸せを勝ち取り、勝ち逃げする形で幕が引けたのだと思いました。 | ||||
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この本は本当に女性の心理や思いを描かれた作品だと思います 美容整形に手を出そうと思われた方は、是非一度読んで見るといいかもしれません | ||||
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娘と百田さんの作品を共通で読んでますが、この本はどうしようか迷ってます。 | ||||
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一気に追い終えました。 描写がとてもリアルで、吸い込まれるようでした。 私は、宮部先生の大ファンですが、百田先生の本を読みたいと思います。 | ||||
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百田さんの作品でしたので購入しました。 世間の目。それを逆手に取る主人公。 自分の立場に疑問に思っている方に | ||||
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整形は私は嫌いだった。 勿論世の男性のほとんどは何で整形なんてするんだ?と言う。 この本ではその何でを存分に語ってくれる。 醜いが故に村八分にあい、美しくなれば真逆の人生を歩む主人公。 本書に書いてある通り顔が綺麗であれば人は勝手にその人物像までも描いてしまう。 良い女を抱きたい。下心をみすかせれているとも知らず自慢話をし自分をアピールする。どうにかしてでも口説き落としいざ自分の物になると興醒めするのは男性諸君なら解るはず。 これらの男性の愚かさは読んでいて耳が痛い。 女を口説くハウツー本を読むよりずっと勉強になるし、外見が良い女性を手に入れた男は次に何を欲しがるか。そしてその先に男は何を求め女はどう感じているのか。 是非本作で見つけてほしい。 | ||||
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この作品を読みとても考えさせられました。内容も面白いので僕は読んで良かったです! | ||||
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表現の仕方が苦しいのですが、件名に尽きます。 「人間は顔ではない、心だ」とか、そんなのキレイ事だ!とは言いませんが、 顔面の薄皮一枚、ちょっとの作りの差が、人生を大きく左右させてしまうことを正面から綴った名作だと思います。 ヒロインは頭もよく、経験則をすぐに客観的事実として吸収し、自分の人生の道標として活用しています。 中盤から悟りを開いたかの如く腹をくくった行動を取り、着実に目標に歩を進め、要所要所で達成感を噛みしめる、 といった具合である種サクセスストーリー的な頼もしさも感じます。 最後の最後は、ヒロイン単独では幸せな死に方かも知れませんが、周りを含めてその死に方を見ると哀れです(主観です)。 モーパッサンの「脂肪の塊」を読んだ時もやるせない読後感でしたが、 現代になっても、人間の本質は結局進化していないのだな、と思ってしまう程、情景にリアリティがあり、共感があり、 非常に面白いながらも、ちょっと虚しくなる本でした。 私はおっさんなので受け止められたと思いますが、多感な少年少女にはとても薦められません… | ||||
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恋する思いが募るあまりの物語だけではなく、男というもの、女というものの本質とはなにかをテーマにしています。 男性が女性を見るとき、もしくは女性が男性を見るときに、その男女のかけひきとともに、こころの働きやこころの動き、こころの持ち方などについて語っています。 これらを非常に繊細で、かつ緻密に描写し、百田さんはどうしてここまで男女の心中を透き通し描写することが出来るのかと感心してしまいます。 一方では、初恋に対するピュアなイメージは永遠に忘れられないものとして、ひとのこころのなかで、いつまでも強い印象として持ち続けていることを語っています。 幼虫はさなぎからかえって蝶になり、繊細さと鮮やかな彩色で鼓舞するかのごとく大空にはばたきます。 それは、ほんのひとときのはかないいのちなのかもしれませんが、優雅にふるまっているがごとく。 百田作品を読み続けていますが、本書は感涙するというジャンルではなく、本書は読後にも、「ひとの、さらには生きているものの、男女の”さが”」ということを重く考えさせられてしまいます。 | ||||
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エロい描写がとても興奮します。男女間の思惑、恋の駆け引きなど、あるあるという調子で読め、参考にもなりました。 百田氏の他の著作を一通り読んだら、また読み返す予定です。 | ||||
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感動をするような小説とは違い、人間は外見ですごく印象が変わり人生さえ変えてしまうこともできるのでしょうね 何か心に残る刺激的な図書だと思います。 | ||||
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自分の先入観を抱いて読む筋書きは非常に参考になりました。 これからも、読んでみたいと思います。 | ||||
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とにかく整形まわりの話が非常に面白い。 テレビでも整形番組はよくありますが、実体が分かります。 女心と男心の本性みたいなものが、浮き彫りになってます。 感動はしなかったですが、読みごたえがあり、ぐいぐい読みました。 実際にこういう人いそうです。怖いというか、悲しいというか。 とにかくお薦めです。 | ||||
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あまりのリアルさに驚きました。目と鼻を整形した私から見ても、整形に至るまでの心理描写や一瞬にして美しくなるわけではないという事実がよく描かれています。また、容姿が美しくない人間に対する周囲の反応や、整形後の反応も私の経験通りで、この筆者は自分が体験したんじゃないかと思うほどです。整形を否定している人にとっては、おそらく痛いところを突かれる小説だと思います。私はこの小説を通して、ブサイクな女性がどれほど辛い思いをしているのか、「顔よりも性格が大事」という台詞がどれほど心にもない嘘なのかを、皆さんに気づいてほしいです。本当に顔よりも性格が大事ですか?見るのも嫌なほどの不細工な女性に優しく接することができていますか?メイクや髪型などを変えて努力をしても報われない程の醜い容姿の女性にとって「努力で変われる」という台詞が虚しいものであることが想像できますか?この小説は人間の本当の心理が描かれている話だと思います。 | ||||
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とてもリアルな表現で赤面する部分も多々ありますが。興味深い本です。 | ||||
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大変綺麗でした。お願いして良かったです。ありがとうございました。 | ||||
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本書は容姿で人生の幸福が決まるという女性の残酷な現実を描いている。 主人公は整形することによって寿命を縮めてしまったが、 憧れの英介に出会えて彼女の人生に後悔は無かった。 本書を読むと、整形を肯定しても良いのではないかと思えてくる。 | ||||
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「ばけもん」と呼ばれるほど醜い顔をした女性田淵和子。「美醜のヒエラルキー」があるとすれば、ひし形のそのヒエラルキーの最も底辺の先っぽにいると言えるほどの顔をしている。その顔ゆえに、幼いころから差別という範疇を越えたひどい仕打ちにあって来ている彼女が唯一綺麗な思いでであり、初恋の形として後生大事にしてきているのが、4歳のころ英介との出会いと、彼が優しく守ってくれてたという思い出。やがて彼女は高校時代に事件を起こして、東京に追われ、そこで底辺生活をしながら、美容整形を知り、絶世の美女として生まれ代わる。人間は外見じゃない、中身だという「正論」が実は特に女性において、全く真実性と現実味に欠けた言葉であり、特に和子ほど醜い顔をした女性には、人生を変えざるを得ないほどの差別と不運を被るということを、作者はいやというほど読者に読ませる。彼女はやがて思いが通じて初恋の人英介を自分のものにすることが出来るが、作者は決して、人間はやはり中身だなどという安っぽい出来合いの結論に至るような真似はしない。そこがいい。醜かった和子が、美しくなって得た者によって、昔自分を蔑んだ人間たちに復讐をする場面が結構出てくるが、ここでも作者は遠慮なく彼女の復讐劇を成し遂げさせてくれる。これも安っぽい勧善懲悪が入っておらず痛快である。 | ||||
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百田尚樹さんのファンです。一連の作品のひとつとして読みました。確かに面白いと言えなくはないが最高傑作ではありません。 | ||||
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