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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全306件 221~240 12/16ページ
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私もプチ整形をしており、不細工と美人の扱いの違いを身をもって体験しました。この本に書かれていることは、まさにその通り。悲しいけど、不細工と美人では、本当に扱われ方が天地の差なのです。 永遠の0もですが、百田さんは本当によく調べて書いてあるなと感心しきりです。 非常に読みやすく、知人の男性にも面白いと好評でした。 しかし、なぜかうちの母は、女を馬鹿にしている!と憤っていました。母は美人なので、不細工だからと酷い扱いを受けたことは無いはずなのですが…。この小説を読んで嫌な気持ちになる女性もいるようですね。でも、個人的にはとても面白いと思います。 | ||||
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今までありそうでなかったストーリー。映画も見ましたがやはり原作が基本です。美容整形の詳細な様子とともに主人公の心の変化がよく書かれていて一気に読み終わりました。 | ||||
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女の本音と男の本音が入り混じった人間の本能の世界 美容整形に対する、美に対する終わりのない執念は 美しさを追及する女性ならきっと誰もが持ち合わせている 男性の美人に弱い習性も リアルに描かれている 最後はハッピーエンドではないので 終わり方が少々物足りなく感じた | ||||
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美容整形というものが存在する以上、自分の容姿で気に入らないところを美しく整えたくなるのは理解できる。 整形前の容姿は想像を絶する醜さであり、そこから美しくなっていく過程を心情を描いているが、生まれつき綺麗とされる人の気持ちを主人公が知ることはできない。 初恋の相手に苦渋の選択を迫る場面は、綺麗になってから心得た感覚だと思う。 しかし、綺麗になるだけが女性の幸せかというとそうでもない気がする。 本作は読みやすく、他の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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初めて百田さんの作品を読みましたが読みやすくて一晩で読めました。 率直に話として面白かったです。 途中で和子が離婚した時に城崎に復讐を頼むところや足森に復讐するところはちょっとやり過ぎというか 酷いんじゃないかと思ったのですが所詮化け物と呼ばれた事もなく和子からみれば普通に幸せで不幸な私のような 一般人には分からないのでしょう。城崎のいうように切れてしまったんだと思います。 せめて両親だけでもいや母親だけでも和子の味方になってあげる人がいれば違ったと思います。 誰にも愛されなかった和子が自分を愛せる筈もなかったのは当然なのでしょう。 和子自身が一番醜い自分の外見そしてひねくれてしまった内面を嫌悪し自信が持てなかったので最後に英介に カミングアウトして本当の自分を愛せるかということにこだわったんだと思います。 そのこだわりこそが和子の苦しみだったんです。 私は猫を2匹飼ってますが一匹は血統書付きの子でもう一匹は雑種ですが当たり前ですが雑種の子が血統書つきの子に卑屈になる こともなく2匹の猫は仲良しですし私も普段は忘れています。人に種類を聞かれたときにそういえば…と思いだすくらいです。 猫自身には血統書など読めませんし、私も2匹とも普通に可愛がってきたので劣等感を感じることもないからです。 なので現実にはありえないことですが和子が醜くても周囲が醜いと扱わなければ彼女の心もコンプレックスを感じなくて済んだと思います。 でも人間は残酷なのです。その事を一番理解している和子ですら不細工な男は好きになれないといっているのです。 結局問題は外見のそのものではなく外見からうまれるコンプレックスだと思います。 整形をしてもコンプレックスはなくならなかったのが寂しいです。 和子のような極端な外見ではなくても私たちは誰しもコンプレックスがあると思います。 外見的にも内面的にも。その事を認めてほしい。そのことがあっても自分の事を好きになってほしい。本当の自分を分かって欲しい。そう思うのは誰もが共通する想いなんだと思います。私たちの誰もが心の中に和子がいます。 英介は結局美しい女に熱をあげただけだったのだと思います。だから救急車を呼ばなかった。 和子が気の毒な気がしますが、和子は本当に英介を愛していたんでしょうか?私は違うと思います。 和子は過去の自分が抱いていた色々な感情から結局解放されなくてずっと引きずってきたんだと思います。 整形しても自分を本当の意味で解放できなかった。こだわりの象徴が英介だったのだと思います。 満たされない想いは英介に投影され英介さえ手に入れれば満たされるそう思っていたのではないですか。 ただ恋というのは自我の問題と切り離せないと思うのでそういう事を含めて恋というのかもしれない。 そういう意味で和子が不幸だったとか幸せだったとか簡単な話ではなく和子は自分の恋を全うしたんだと思います。 | ||||
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どんなひとでも、外見に気に入らない部分があると思う。 仕方ないと放置するひともいるし、どうにかお金で解決するひともいる。 そんな醜い部分でも、しばらく付き合っているうちに大した問題ではないと思えてくるかもしれない。 自分が和子だったらどうだったんだろう、と自問しても答えは出てこない。 男×男の話をすると、こちらの世界では、もう本当にタイプはバラバラ。 デブ好きのひともいれば、父親くらいの年の男にしか興味がない若い子もいる。 そういう嗜好がゲイメディアで広まっているので、デブも年寄りも希望を持てる。 ブス専なんて言葉を聞いたことがあるけど、どれくらいの男がそうなんだろうか? 街を歩いていて、女性をあまりよく見ないからわからないけど、和子並のブスっているんだろうか? 歩いてくるどのひとを見ても、対して変わりはなく、その時の流行りの髪型・服装、メイクのせいで顔も同じに見える。 自分には見えてないだけなのか、男がどういった外見の基準で女を選ぶかわからない。 でも、平均以下のひとでもカップル成立して街を歩いてるから、みんな外見には妥協しつつも内面の質にこだわってしっかり選択してるんですよね? モンスターは極端な話ではあったけど、美を追求する心理やその先にあるものが考えられておもしろかった。 子孫繁栄からは遠のいてるのに、異性へのアピールである美の追求には拍車がかかってる矛盾。 ここでも自然が、経済やあらゆる要素で歪められてますよね、なんてことにも思いが馳せられて。 | ||||
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男の本能的な内面が上手描けてると思います。 女性の本質は私自信男なのでその全ては理解出来ませんが、少なくとも男と女とでは考え方が根本的に異なる生き物なんだと読んで思いました。 この本に出逢うまで女性の好みの問題として、今まで出来るだけ素っぴん美人の子とお付き合いしてきました。理由は化粧の濃い子が好きではないこと。それは見てくれ云々ではなく、化粧で綺麗に見せたいが為に本当の自分を偽ってるかのように感じられて好感を持てないことにありました。ある日若い後輩が友達と撮ったようなプリクラを見せてきました。プリクラに写ってる彼女の目は大きくキラキラ映えてて、まるでアニメ顔と言ったらよいのかお人形みたいでした。正直気持ち悪いのが半分と可笑しい気持ちになりました(笑) なので恋愛対象におけるのは化粧の薄い、少ししかいじってない元が綺麗な子に片寄ってました。 この本には女性としてどうあるべきか、美の追求、整形してまで変わりたいなどありますが、それはやはり辛い醜い過去があるからこそ出来たんです。 現代人女性において整形に対してどのような意識があるのかも気になるところなんですよね。 最近では周りで離婚と言う言葉をよく耳にします。自分達の両親のような昔堅気でいつまでもお爺ちゃんお婆ちゃんになるまで一生を共にするなんて一概に言い切れない時代。 少しずつ変化のある堅気も薄れてきた現代日本、、この先美の追求や消費者(男)が求める限り整形もまた女性にとって身近な美容の手段に取り入れられるんではないかと思いました。 日々変化してるのは築いてく物ではなく人間の進化における過程なんですよね。それらを踏まえ化粧で綺麗に可愛く魅せてる女性に対しての偏見が多少無くなりました。 機会があれば女性に美についてどんな意識があるのか掘り下げて話したいと思いました | ||||
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整形なんて→整形してもいいんじゃない と考え方を変えさせられました。 驚く描写表現 すごいです。 いや〜 整形の話かと思っていたが、イヤイヤ深い 女性には読んでほしくないな・・・・・・ それと百田さん! ナンパしたことあるでしょ! それも結構頑張ったでしょ 実際にナンパしたことないと、あの描写は出来ないですよ | ||||
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さすがの取材力に脱帽です 上辺だけではなく真実に近いものがが書いてあると思います | ||||
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女の子が 美人に生まれなかったらどんなに 卑屈になるかを 男の筆者がよく観察してるなーーと感心しました。 美しく生まれた人の何気ない一言に 一生心の傷になるなど 美人には 感じないんだろうなー・・ | ||||
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先日、私は親知らずを抜きました。私の親知らずは顎の中で横向きに生えており、抜くために顎の骨を削りました。 抜くときのゴリゴリと骨を削る音の恐怖と、麻酔が効いていて無感覚の恐怖。 そして麻酔が切れた後の激痛。 痛みが治まるまで2週間かかりました。 たかだか親知らず一本でヒイヒイとのた打ち回っていた私には、顎を切る、健康な歯を全部抜くなんて。 しかも莫大なお金をかけてまで。絶対無理。 そう、無理なんです。普通なら。 でも美しくなりたい一心で、このヒロインはそれに耐えるのです。 その美に対する凄まじいまでの執念の恐ろしさと、本当は女として幸せになりたかっただけなのに、 幸せに生きたいだけだったはずなのに、どんどん人生がねじ曲がっていく様子が悲劇。 そしてヒロインの報われなさに号泣してしまいました。 映画もぜひ観たいと思います。 | ||||
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整形に整形を重ね、人生を変え、命を縮める凄まじい女の話だ。 和子は外見を変え、幸せな人生を手にいれたのか。 幸せな人生を手にいれたのだと信じたい。 少なくとも彼女は、美貌と引き換えに、人生をまっとうすることを捨てたのだ。 その覚悟が、そのある種の潔さが、彼女の美貌を単なる外見上の美しさにとどまらせない、 儚さを含ませたのだと思う。 それを支えていた淡い恋が実って完遂した彼女の積年の思い。 これは誰が何と言おうとハッピーエンドである。 | ||||
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久しぶりに、本を読み、はまりました。あっという間に読んでしまい、少し寂しい気持ちになりました。 自分も、少しくらい整形してみたい・・なんて思っちゃいました。 | ||||
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女性の目からみた、世の中の仕組みがわかる本。。。容姿の劣ることが女性世界においてどれ程、辛いことか!男性社会では、ブ男でも救われる道があるが、女性の場合は深刻だ。過去にこれまで、ブスの目線で作られた小説があっただろうか?解説の言葉にもあったが、この物語は現代女性版の立身出世物語。(最下層の化け物的ブスから、誰もが振り向く美女になっていく)主人公がどんどん美しくなり、周りの世界が変わっていく。そして、ブス時代に受けた心の傷を癒すためか?心の闇がなせる業なのか?次々と昔の復讐を果たしていく。そんな立身出世物語だけに読者を痛快にさせること間違いなし。この物語を読んでいて男性の立場でドキッとすることがある。世の美女たちは、男たちを冷静に見ているということ。そして男性よりも女性の方が計算しているということ。世の男性の行動は見透かされている!男と女の心理を勉強できる一冊ですね。 | ||||
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「若さ」とか「老い」とか「美しさ」とか、そして女の人生について考えさせられました。 最終的に主人公は幸せに人生の幕を閉じたんじゃないのかぁ...。 しかしこの作品に出てくる男どもはどいつもこいつも(苦笑) 男の心理はなかなか理解できませんが、こんな人ばかりではないと思いたいデス・・・。 | ||||
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風景描写がしっかりしていて、まるで映画を観ているような感覚です。『人は見た目ではなく中身だ』という上辺の言葉がバカらしくなるほどの綺麗なものに惹かれていく人の心理が忠実に描かれていて女性はもちろん男性も楽しめる内容でオススメです | ||||
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なかなかおもしろかった。男が何を求めているか…何か分かった上で、自分の足りない物に気付き、即座に行動…女の『美』への執念が怖い(笑)。特に整形していく過程でのリスクがリアルだった。 | ||||
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女性の感情、男性の感情。女性の素晴らしさ、男性の性(サガ)を描いた作品。読み応えあり!! | ||||
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読んでしまいました、読んだ後は友人のところをぐるぐる回っているようです(^^) | ||||
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前半のブスや美人の話しは冗長で退屈であるが、整形手術あたりから結構面白くなる。男の恋愛の本質をセックスと決め付けたりとか、説得力はあると思う。これが女性作家なら男の心理をどう描くだろうかと思った。後半は昔の恋人を捕獲するための女の計画とか駆け引きが面白い。しかし最後が物足りない。どのような結末になるのか、ワクワクさせておきながら平凡な純愛もので終えた。ここはやはり、サスペンスで締めくくるべきであったと思う。例えば急速に老化が進んで美女が醜女に先祖がえりしたとか・・・。 | ||||
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