隠された帝 天智天皇暗殺事件

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隠された帝 天智天皇暗殺事件の評価:

3.78/5点 レビュー 18件。 D ランク

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平均点3.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 21〜40 2/3ページ
No.31
(5pt)

学問としても、教養としても、エンタメとしてもよし

『逆説の日本史 2』を読んで、ぜひとも読んだみたいと思っていた一冊です。アマゾンでは中古本しかないので出版社に問い合わせたところ、追加印刷予定はないとの事。仕方なく中古本を購入しましたが、中古とはいえ状態は極上です。さて内容はというと、『逆説の日本史 2』で論じていた内容とほぼ同じですが、登場人物の会話を通してより理解しやすくなっており、私も、『天智天皇暗殺事件』は実際にあったんだという確信に近いものを、改めて持つに至りました。ひとつ難点を言えば、あえてハードボイルド仕上げにしなくてもいいのではないかという点くらいです。一気に読み進めてしまいました。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件より
4396630174
No.30
(4pt)

説得力はあると思う

著者の天智天皇暗殺説を初めとする主張はほぼ賛成できます。
 日本書紀の史料としての重要性を否定はしませんが、いわゆる「大本営発表」に近いものである事は間違いないと思います。
 
 この著作ですが、現代において起こった事件の推理と、上記歴史の解読とがパラレルに進んでいきます。
 現在の事件推理の部分が全体の仕上がりをやや安っぽいものにしてしまっている印象はありますが、やや込み入った歴史の解読の休憩にはなり全体を読みやすいものにしているとも言えます。

 井沢元彦氏の他の著作でも繰り返し述べられている記述もあります。

 高校で日本史を勉強した方であれば(少しの基礎知識があれば)、すらすらと読んでしまう本ではないでしょうか。

 歴史に関する批判的な考察を行うトレーニングに役立つかもしれません。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ポシェット)より
4396325525
No.29
(4pt)

説得力はあると思う

著者の天智天皇暗殺説を初めとする主張はほぼ賛成できます。
 日本書紀の史料としての重要性を否定はしませんが、いわゆる「大本営発表」に近いものである事は間違いないと思います。
 
 この著作ですが、現代において起こった事件の推理と、上記歴史の解読とがパラレルに進んでいきます。
 現在の事件推理の部分が全体の仕上がりをやや安っぽいものにしてしまっている印象はありますが、やや込み入った歴史の解読の休憩にはなり全体を読みやすいものにしているとも言えます。

 井沢元彦氏の他の著作でも繰り返し述べられている記述もあります。

 高校で日本史を勉強した方であれば(少しの基礎知識があれば)、すらすらと読んでしまう本ではないでしょうか。

 歴史に関する批判的な考察を行うトレーニングに役立つかもしれません。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル)より
4396204884
No.28
(4pt)

説得力はあると思う

著者の天智天皇暗殺説を初めとする主張はほぼ賛成できます。
 日本書紀の史料としての重要性を否定はしませんが、いわゆる「大本営発表」に近いものである事は間違いないと思います。
 
 この著作ですが、現代において起こった事件の推理と、上記歴史の解読とがパラレルに進んでいきます。
 現在の事件推理の部分が全体の仕上がりをやや安っぽいものにしてしまっている印象はありますが、やや込み入った歴史の解読の休憩にはなり全体を読みやすいものにしているとも言えます。

 井沢元彦氏の他の著作でも繰り返し述べられている記述もあります。

 高校で日本史を勉強した方であれば(少しの基礎知識があれば)、すらすらと読んでしまう本ではないでしょうか。

 歴史に関する批判的な考察を行うトレーニングに役立つかもしれません。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件より
4396630174
No.27
(5pt)

古代の歴史を再考する

日本書紀が天武天皇の影響下で「勝者」の側から書かれた
ものであることは知られているが,なぜその必要があったのか
を物語の中ですーっと理解することができた。
名著だと思う。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ポシェット)より
4396325525
No.26
(5pt)

古代の歴史を再考する

日本書紀が天武天皇の影響下で「勝者」の側から書かれた
ものであることは知られているが,なぜその必要があったのか
を物語の中ですーっと理解することができた。
名著だと思う。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル)より
4396204884
No.25
(5pt)

古代の歴史を再考する

日本書紀が天武天皇の影響下で「勝者」の側から書かれた
ものであることは知られているが,なぜその必要があったのか
を物語の中ですーっと理解することができた。
名著だと思う。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件より
4396630174
No.24
(4pt)

面白かった〜 隠された帝

天智天皇の死の秘密を解き明かす歴史推理小説。
普段は推理小説系を好まない私ですが、天智天皇好きなので面白かった〜。

ある事件がきっかけで、被害者側と探偵側との二つの物語が同時進行し、最後に繋がるお約束の流れに絡めてあります。
ただその二つの雰囲気が余りに違うので、結末がどうなる事やらだったのですが、そこはアッサリながらまとまってました。
サラリとした文体も読みやすかったです。

肝心の天智天皇暗殺説は、いわゆるトンデモ本(?)よりは断然受け容れやすかったかな。
歴史素人の登場人物たちと一緒に学んで行く作りなので、推論をグダグダと読まされるより、納得の範囲が広がりますね。
もしかしたらそうなのか…と思ってしまった…。

天智・天武の○兄弟説は余り詳しくなかったのですが、益々興味が湧きました。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件より
4396630174
No.23
(4pt)

面白かった〜 隠された帝

天智天皇の死の秘密を解き明かす歴史推理小説。
普段は推理小説系を好まない私ですが、天智天皇好きなので面白かった〜。

ある事件がきっかけで、被害者側と探偵側との二つの物語が同時進行し、最後に繋がるお約束の流れに絡めてあります。
ただその二つの雰囲気が余りに違うので、結末がどうなる事やらだったのですが、そこはアッサリながらまとまってました。
サラリとした文体も読みやすかったです。

肝心の天智天皇暗殺説は、いわゆるトンデモ本(?)よりは断然受け容れやすかったかな。
歴史素人の登場人物たちと一緒に学んで行く作りなので、推論をグダグダと読まされるより、納得の範囲が広がりますね。
もしかしたらそうなのか…と思ってしまった…。

天智・天武の○兄弟説は余り詳しくなかったのですが、益々興味が湧きました。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ポシェット)より
4396325525
No.22
(4pt)

面白かった〜 隠された帝

天智天皇の死の秘密を解き明かす歴史推理小説。
普段は推理小説系を好まない私ですが、天智天皇好きなので面白かった〜。

ある事件がきっかけで、被害者側と探偵側との二つの物語が同時進行し、最後に繋がるお約束の流れに絡めてあります。
ただその二つの雰囲気が余りに違うので、結末がどうなる事やらだったのですが、そこはアッサリながらまとまってました。
サラリとした文体も読みやすかったです。

肝心の天智天皇暗殺説は、いわゆるトンデモ本(?)よりは断然受け容れやすかったかな。
歴史素人の登場人物たちと一緒に学んで行く作りなので、推論をグダグダと読まされるより、納得の範囲が広がりますね。
もしかしたらそうなのか…と思ってしまった…。

天智・天武の○兄弟説は余り詳しくなかったのですが、益々興味が湧きました。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル)より
4396204884
No.21
(3pt)

面白いが、少し強引である

天武天皇は天智天皇の弟ではない。 桓武天皇の5世の孫である平将門のような人物であり、壬申の乱(672年)は、単なる皇位継承の争いではなく革命であり、クーデターだった。そして天智天皇は、病死ではなく天武によって暗殺された。天武によって編纂を命じられた日本書記は、その事実を隠ぺいし、天武に皇位継承権があったかのように改竄した。 これが本書の主張である。特に天智天皇暗殺説の根拠として扶桑略記(12世紀前半の作品)を取り上げ、この本が、壬申の乱から400年以上後の著書であることに関しては、王朝が変わらない日本では、このぐらいの年月が立たないと真実が語れなかったのだとしている。 しかし、天武系の天皇は、称徳で絶えている。光仁(770年即位)は天智系の天皇であり、そのまま桓武へと受け継がれ以降天智系が続く。天武系から天智系に皇統が移るにあたり多少の陰謀はあったが、何の戦争も起きていない。日本書記に対しても、何の改変も行われてない。何よりも扶桑略記は天智系の復活から計算しても400年近く後の書物なのだ。 これで、本書の主張にかなりの無理があることが分かるだろう。 ただ、推論の過程は面白い。 しかし四方拝に関連して藤原順子稜を弘文天皇稜とするくだりはいかにもやっつけという感じでいただけない。 藤原順子は文徳天皇の母で、文徳天皇は藤原良房との権力争いの真っただ中で急死しており暗殺説があるから(通説は病死)何かそのからみがあるかもしれないが、藤原順子稜が、何故四方拝の対象となっているかは、現時点では分からない、とすべきである。天智天皇が対象になっているのは皇統の始祖的存在だからである。 後、少し細かいことだが、筆者は、王朝が変わっている中国では客観的な歴史記述が可能であるようなことを書いているが、とんでもない話である。この場合、前王朝の最後の君主が必ず悪者にされる。殷の紂王のエピソードが典型である。 また、江上波夫氏の騎馬民族征服説に共感し、学会の史料至上主義を批判しているが、騎馬民族征服説は、本書でも触れている問題点以外に、崇神王朝は明らかに農耕民族の王朝である、江上波夫が崇神に比定した”王”は、朝鮮の史書で「外来の王」とされているが、「外来の王であったため自分の思うように(政治が)出来なかった」とあり、とても征服民族の王とは思えない。しかも、この王が日本に来たという証拠は何もない、ある時期に朝鮮の史書から記述が無くなっているというだけのことだ(理由は不明)・・・・等、問題点が非常に多い説なのだ。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件より
4396630174
No.20
(3pt)

面白いが、少し強引である

天武天皇は天智天皇の弟ではない。 桓武天皇の5世の孫である平将門のような人物であり、壬申の乱(672年)は、単なる皇位継承の争いではなく革命であり、クーデターだった。そして天智天皇は、病死ではなく天武によって暗殺された。天武によって編纂を命じられた日本書記は、その事実を隠ぺいし、天武に皇位継承権があったかのように改竄した。 これが本書の主張である。特に天智天皇暗殺説の根拠として扶桑略記(12世紀前半の作品)を取り上げ、この本が、壬申の乱から400年以上後の著書であることに関しては、王朝が変わらない日本では、このぐらいの年月が立たないと真実が語れなかったのだとしている。 しかし、天武系の天皇は、称徳で絶えている。光仁(770年即位)は天智系の天皇であり、そのまま桓武へと受け継がれ以降天智系が続く。天武系から天智系に皇統が移るにあたり多少の陰謀はあったが、何の戦争も起きていない。日本書記に対しても、何の改変も行われてない。何よりも扶桑略記は天智系の復活から計算しても400年近く後の書物なのだ。 これで、本書の主張にかなりの無理があることが分かるだろう。 ただ、推論の過程は面白い。 しかし四方拝に関連して藤原順子稜を弘文天皇稜とするくだりはいかにもやっつけという感じでいただけない。 藤原順子は文徳天皇の母で、文徳天皇は藤原良房との権力争いの真っただ中で急死しており暗殺説があるから(通説は病死)何かそのからみがあるかもしれないが、藤原順子稜が、何故四方拝の対象となっているかは、現時点では分からない、とすべきである。天智天皇が対象になっているのは皇統の始祖的存在だからである。 後、少し細かいことだが、筆者は、王朝が変わっている中国では客観的な歴史記述が可能であるようなことを書いているが、とんでもない話である。この場合、前王朝の最後の君主が必ず悪者にされる。殷の紂王のエピソードが典型である。 また、江上波夫氏の騎馬民族征服説に共感し、学会の史料至上主義を批判しているが、騎馬民族征服説は、本書でも触れている問題点以外に、崇神王朝は明らかに農耕民族の王朝である、江上波夫が崇神に比定した”王”は、朝鮮の史書で「外来の王」とされているが、「外来の王であったため自分の思うように(政治が)出来なかった」とあり、とても征服民族の王とは思えない。しかも、この王が日本に来たという証拠は何もない、ある時期に朝鮮の史書から記述が無くなっているというだけのことだ(理由は不明)・・・・等、問題点が非常に多い説なのだ。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル)より
4396204884
No.19
(3pt)

面白いが、少し強引である

天武天皇は天智天皇の弟ではない。 桓武天皇の5世の孫である平将門のような人物であり、壬申の乱(672年)は、単なる皇位継承の争いではなく革命であり、クーデターだった。そして天智天皇は、病死ではなく天武によって暗殺された。天武によって編纂を命じられた日本書記は、その事実を隠ぺいし、天武に皇位継承権があったかのように改竄した。 これが本書の主張である。特に天智天皇暗殺説の根拠として扶桑略記(12世紀前半の作品)を取り上げ、この本が、壬申の乱から400年以上後の著書であることに関しては、王朝が変わらない日本では、このぐらいの年月が立たないと真実が語れなかったのだとしている。 しかし、天武系の天皇は、称徳で絶えている。光仁(770年即位)は天智系の天皇であり、そのまま桓武へと受け継がれ以降天智系が続く。天武系から天智系に皇統が移るにあたり多少の陰謀はあったが、何の戦争も起きていない。日本書記に対しても、何の改変も行われてない。何よりも扶桑略記は天智系の復活から計算しても400年近く後の書物なのだ。 これで、本書の主張にかなりの無理があることが分かるだろう。 ただ、推論の過程は面白い。 しかし四方拝に関連して藤原順子稜を弘文天皇稜とするくだりはいかにもやっつけという感じでいただけない。 藤原順子は文徳天皇の母で、文徳天皇は藤原良房との権力争いの真っただ中で急死しており暗殺説があるから(通説は病死)何かそのからみがあるかもしれないが、藤原順子稜が、何故四方拝の対象となっているかは、現時点では分からない、とすべきである。天智天皇が対象になっているのは皇統の始祖的存在だからである。 後、少し細かいことだが、筆者は、王朝が変わっている中国では客観的な歴史記述が可能であるようなことを書いているが、とんでもない話である。この場合、前王朝の最後の君主が必ず悪者にされる。殷の紂王のエピソードが典型である。 また、江上波夫氏の騎馬民族征服説に共感し、学会の史料至上主義を批判しているが、騎馬民族征服説は、本書でも触れている問題点以外に、崇神王朝は明らかに農耕民族の王朝である、江上波夫が崇神に比定した”王”は、朝鮮の史書で「外来の王」とされているが、「外来の王であったため自分の思うように(政治が)出来なかった」とあり、とても征服民族の王とは思えない。しかも、この王が日本に来たという証拠は何もない、ある時期に朝鮮の史書から記述が無くなっているというだけのことだ(理由は不明)・・・・等、問題点が非常に多い説なのだ。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ポシェット)より
4396325525
No.18
(4pt)

面白いけど、筋違い。

 ジョセフィン・テイの『時の娘』と同じものを作るつもりだったと思われます。入院中の男が、暇にあかせて歴史の謎を解くという、ベッド・ディテクティブものです。
『時の娘』より推論は強引ですが、やはり日本人にはこちらの方が面白く感じるのではないでしょうか。よく知っている方々の話ですから。
 ただ、証拠をきちんと提示しないと認めない歴史学会への批判は、筋違いでしょう。
 きちんと証拠(文献)を提示する、そして文献は信憑性を比較して信憑性の高い方を取るというのは、だからこそ学問であると言える、学問の基本ですから。
 後にこの批判は、著者の『逆説の日本史』シリーズによってより強固なものとなり、トンデモにまであと一歩となってしまいました。
 しかし小説です。小説なら、このくらいトンデモの方が面白いとも言えます。
 わたしは充分愉しみました。
 むしろ井沢先生が、歴史エッセイストになってしまったのを、残念に思います。ずっと歴史エンターテイナーでいて欲しかった。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件より
4396630174
No.17
(4pt)

面白いけど、筋違い。

 ジョセフィン・テイの『時の娘』と同じものを作るつもりだったと思われます。入院中の男が、暇にあかせて歴史の謎を解くという、ベッド・ディテクティブものです。
『時の娘』より推論は強引ですが、やはり日本人にはこちらの方が面白く感じるのではないでしょうか。よく知っている方々の話ですから。
 ただ、証拠をきちんと提示しないと認めない歴史学会への批判は、筋違いでしょう。
 きちんと証拠(文献)を提示する、そして文献は信憑性を比較して信憑性の高い方を取るというのは、だからこそ学問であると言える、学問の基本ですから。
 後にこの批判は、著者の『逆説の日本史』シリーズによってより強固なものとなり、トンデモにまであと一歩となってしまいました。
 しかし小説です。小説なら、このくらいトンデモの方が面白いとも言えます。
 わたしは充分愉しみました。
 むしろ井沢先生が、歴史エッセイストになってしまったのを、残念に思います。ずっと歴史エンターテイナーでいて欲しかった。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル)より
4396204884
No.16
(4pt)

面白いけど、筋違い。

 ジョセフィン・テイの『時の娘』と同じものを作るつもりだったと思われます。入院中の男が、暇にあかせて歴史の謎を解くという、ベッド・ディテクティブものです。
『時の娘』より推論は強引ですが、やはり日本人にはこちらの方が面白く感じるのではないでしょうか。よく知っている方々の話ですから。
 ただ、証拠をきちんと提示しないと認めない歴史学会への批判は、筋違いでしょう。
 きちんと証拠(文献)を提示する、そして文献は信憑性を比較して信憑性の高い方を取るというのは、だからこそ学問であると言える、学問の基本ですから。
 後にこの批判は、著者の『逆説の日本史』シリーズによってより強固なものとなり、トンデモにまであと一歩となってしまいました。
 しかし小説です。小説なら、このくらいトンデモの方が面白いとも言えます。
 わたしは充分愉しみました。
 むしろ井沢先生が、歴史エッセイストになってしまったのを、残念に思います。ずっと歴史エンターテイナーでいて欲しかった。
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4396325525
No.15
(4pt)

井沢ファンになってしまった本

「天智天皇暗殺? いくら小説でもそんな嘘信じられんわ〜」
などと読み始めたんですが……読み終わるころには
「そうか……やっぱり暗殺だったんだ」
いつのまにか井沢ファンになっていた。
小説の中の現代で進行しているお話はどうでもよくなってしまったけど、やっぱり面白い!
歴史の謎はどこまでも深い。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件より
4396630174
No.14
(4pt)

井沢ファンになってしまった本

「天智天皇暗殺? いくら小説でもそんな嘘信じられんわ〜」
などと読み始めたんですが……読み終わるころには
「そうか……やっぱり暗殺だったんだ」
いつのまにか井沢ファンになっていた。
小説の中の現代で進行しているお話はどうでもよくなってしまったけど、やっぱり面白い!
歴史の謎はどこまでも深い。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件 (ノン・ノベル)より
4396204884
No.13
(4pt)

井沢ファンになってしまった本

「天智天皇暗殺? いくら小説でもそんな嘘信じられんわ〜」
などと読み始めたんですが……読み終わるころには
「そうか……やっぱり暗殺だったんだ」
いつのまにか井沢ファンになっていた。
小説の中の現代で進行しているお話はどうでもよくなってしまったけど、やっぱり面白い!
歴史の謎はどこまでも深い。
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4396325525
No.12
(5pt)

初めての井沢元彦

天智天皇が実は暗殺されたと言うショッキングな内容。扶桑略記からの引用で日本書紀に書かれていることに疑問を持ちそこから天智天皇暗殺説を導き出していく。
これを読んで私は井沢元彦の愛読者になりました。一見荒唐無稽な設定に対して論理的に謎を解明していくという歴史ミステリーの手法は感心させられました。
隠された帝―天智天皇暗殺事件 Amazon書評・レビュー: 隠された帝―天智天皇暗殺事件より
4396630174