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ねずみ石



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【この小説が収録されている参考書籍】
ねずみ石
ねずみ石 (光文社文庫)

ねずみ石の評価: 3.89/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

適度な緊張感がある作品

サトは、地方に伝わる祭りを研究しているいとこのために神支村のことをレポートにまとめたいと
言う友人セイの手伝いをすることになった。けれどセイは、レポートのことよりねずみ石に強く
興味を示すようになる。なぜ?やがて、サトとセイは4年前の殺人事件の真相に迫っていくことに
なるのだが・・・。

神支村の子供たちなら誰でも知っている「ねずみ石」。それは、願いごとをかなえてくれる、一生に
一度きりの大切な宝物だった・・・。
4年前の祭りの日、ねずみ石を探していたサトは一時行方不明になる。同じ日、村では悲惨な殺人
事件が起こっていた。そして、記憶をなくして戻ってきたサト・・・。セイの不可解な言動は?4年
たった今も犯人が誰かわからない事件の真相は?事件の謎を解くカギはサトの記憶の中にあるのか?
新たな事件も起こり、事態は意外な展開を見せる。読んでいて目が離せなかった。のめり込むほどでは
ないが、適度な緊張感を持たせてくれる作品だ。人物描写もていねいで、読んでいると登場人物ひとり
ひとりの個性があざやかに浮かび上がってくる。特にサトとセイが魅力的だった。ミステリーの内容
自体は平凡で、犯人像や犯行動機も読んでいてそれほど引きつけられるものはなかったが、読後感は
悪くなかった。
ねずみ石 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ねずみ石 (光文社文庫)より
4334763618

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