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スノーフレーク
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スノーフレークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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大崎梢さんの作品のレビューを見て思うのは、どうも本が絡んでいない作品がわりをくってしまう傾向があるんじゃないか……。ということ。 もちろん自分も成風堂から入ったくちなので、そういう作風を期待する気持ちは分かるんですが、それだけが大崎梢の全てじゃない。 だから一ファンとしては、この手の話はまた違った層の人に届けばいいのにな。と思ってしまいます。 ということで。「スノーフレーク」は、恋愛の絡んだ甘酸っぱい青春ミステリとしてはかなり胸にしみる作品になっているんじゃないでしょうか。 たしかに青春の恋愛と友情。ミステリとサスペンスという複数の要素を詰め込んだことで焦点になる部分がややわかりにくくなっていたり、展開にはじけすぎている感のある部分はあるんですが、自分はそこはそれほど気にはなりませんでした。というより、恋愛だけがメインに据えられる話はどちらかというと苦手なほうなので、むしろこういう大きな事件があってそちらでもちゃんとドキドキさせてくれて、その上で友情や恋愛の切なさや優しさも味わえる物語の方が好きです。 また、この作品で妙にひっかかるのは、真乃が速人の死を認められないのはしかたがないとしても、なぜ今の自分の気持ちに素直になれないのか? ですが。なぜかはちゃんと説明されるので、それまでの真乃を訳の分からないかたくなな性格に見せていた、変なこだわりや言動の理由が一気に納得のいくものになります。 この理由を受け入れられるかどうかでも評価は分かれそうですが、自分の場合は、それをどうしても人に言えなかったことも含めてかなりしっくりくるものだっだので評価高めなのかもしれません。 ラヴストーリーは好き。でも、それだけがメインの話は苦手。というちょっと欲張りなタイプの人……けっこう多いと思うんですが。にはかなりおすすめの作品です。 | ||||
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