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氷の女王が死んだ
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氷の女王が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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舞台となる老人ホームに性格の悪い年寄りが越してきた途端に殺され・・・というお話。 この手の本格推理小説だと、何故老人を主人公にしたかその理由と謎解きが巧妙に合致しているタイプの物か、出てくる老人のキャラクターで読ませるタイプの作品に分かれると思いますが、本書とシリーズは後者の方になると思いました。特に老人が主人公でなくても解ける謎解きになっているので、前者のタイプが好きな人には多少食い足りない作品かとも思います。私も出来れば後者より前者のタイプの推理小説が好きなので多少肩透かしを食った様な気分になったのも真実です。 ですが、出てくる登場人物が主人公を始め端役に至るまで活き活きと描かれており、読み応えのある楽しい作品だったので、最後まで楽しく読めました。まぁミステリの歴史に残るかどうかは疑問ですが殆どの人が私みたいに虚心坦懐に楽しめるのではないかと思いました。 次作が気になるユーモア本格。機会があったら是非。 | ||||
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〈カムデンシリーズ〉第二弾 おばあちゃん達が またしても ドタバタと勢力的に動き回って 事件解決! 満足の一冊 お気に入りの一冊です^_^ | ||||
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まだコンビがしっくりしていなくて、でもこの後どんどんはまってしまいました。 | ||||
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世界的に老婆は存在価値が無くなりつつあるのかも知れないが 若者も、高齢者も今の時代に不安な気持ちは変わらない。 最近の日本小説「萩を濡・・・」は、器の店を持ちながら生活探偵をするし この本ではカリフォルニアのとある老人施設での事件を通して推理したりする。 多くの作家は、時代的に中高年をテーマとする傾向、または若者のみのテーマ という二分化を選択しているので、中間層としてどちらを選択すべきか迷う。 けれど、要は読みたい物を読めばいいのだから。 そしてこの本は、老婆であっても好意的に見る人もいるので孤独に埋没しないで ほしいと願う自分に気づかされた。 物語の始まりが、氷のような被害者を照らしていく意外さも評価出来る。 表紙の絵は、好みに左右されるので、老婆を絵に使う難しさを、しみじみ実感する。 本来なら可愛いらしいおばあさんなのに残念な気がしたので星4つ。しかし 名作だったと感動したのは事実だ。 | ||||
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高級老人ホーム、海の上のカムデンを舞台にした【老人たちの生活と推理】に続くシリーズ第2弾です。 正直こういう老人ホームで老後を過ごせるのは、幸せかなって思ってしまうぐらい恵まれた老人ホームです。 医療の設備やヨダレが出そうな食事、そして個性的な入居者。 これだけ魅力的な老人ホームやけど、今回も事件が起こってしまいます。 今回の犠牲者は老人ホームで嫌われ者コンテストがあればダントツで優勝したに違いないエイミー。 生前の彼女の言動は読んでいても嫌われて当然って思うぐらい最悪のものです。 そんな彼女が殺されたものやから容疑者はたくさんいてます。 前作でも登場したマーティネス警部補とスワンソン刑事が捜査を開始するのですが、この老人ホームのミス・マープルとも言えるアンジェラとキャレドニアも素人捜査を開始します。 身長150センチ足らずのアンジェラと巨漢のキャレドニアのコンビが今回も大活躍です。 いくら元気やと言っても老人なんで、色々と制限されるのがこのシリーズの面白さです。 今作では、飲んだくれのグローガン翁を禁酒させたり、スワンソン刑事の恋などもサイドストーリーとして面白いスパイスになってました。 コージーミステリーという事もあってミステリー部分はそれほど凝ってないけど、アンジェラとキャレドニアを中心にした人々のウィット感あふれる会話を楽しむのも良しです。 このパワフルな2人のおばあちゃんを見てると充実した老後を送ってるなって羨ましくなりました。 | ||||
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相変わらず邦題も表紙絵も買う気を喚起しない。シリーズ名も「海の上のカムデン騒動記」、「老人たちの生活と推理」、「老人探偵団騒動記」などと判然としない。もう少し工夫した売り方があるのではと悔しくなってしまう(売れなければ続編を期待できない)。 第1作で設定を使い切っているから、第2作の本書は仕切りなおしで、冒頭で性格の良くない新しい入居者が殺される。そんなわけで第1作よりは殺人事件自体の緻密さがいくらか失われるが、物語展開は絞り込まれていて追いやすい。カムデン居住者たちの独特の振る舞いと雰囲気を楽しみながら読むことができる。第1作よりややページ数が多いが退屈しない。老人ホームに死は付きものと言うもののあまり殺人が多いと現実味が薄くなってしまうのではと今後が心配だ。 | ||||
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『老人たちの生活と推理』に続く、カムデンシリーズ第2作目を再読。 改めて考えてみるとドタバタな気もしなくもないが、いや~、おもしろかった(笑) 推理小説として読むには多少無理があるだろう。 けれど、登場人物たちの個性の豊かさ、その描かれ方は群を抜いていると思う。 そんなところは、私の好きなマクラウドの『シャンディ教授シリーズ』に似ているかもしれない。 超高級老人ホームを舞台にしたこのシリーズ、とにかく登場するおじいちゃま、 おばあちゃまが素晴らしく、それぞれの性格の書き分けも見事! 特に主役となる2人の故提督婦人、アンジェラとキャレドニアときた日には、 元気と好奇心の塊で、素敵な警部になだめ、すかし、時には厳しく注意されたってものともせず、 大はしゃぎの大張り切りでどんどん危険な捜査に乗り込んでいってしまう。 それはもう、『まだやるか!』と読んでいるこっちが突っ込みを入れたくなるほどなのだからあきれてしまう(笑) それでもこの2人には、図々しいとか、ただの野次馬根性などという言葉は浮かんでこない。 節々に発せられる言葉にも積み重ねてきた人生の重みとか、 残された時間を最大限に楽しみたいという気持ちが溢れているような、 そんな、かわいくてキラキラ輝いているようなおばあちゃまたちなのだ。 読んでいるうちに、アンジェラ&キャレドニアやカムデンの入居者に会いに、 また素敵な食事や環境を味わいに、この架空の老人ホームを訪ねてみたくなってしまうのだった。 | ||||
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これもおもしろかったけれど、前作に比べるとチョットだけパワーダウンしたカンジです。 | ||||
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こんな老人ホームなら、今からでも予約しておきたいくらい。 最高のサービスと食事。 気の合う仲間。 そして、時々起こる殺人事件とハンサムな刑事さん。 前回同様、老人ホーム『海の上のカムデン』に集まる人々は それぞれ、個性的な登場人物ばかりですが、 なんと言っても主役のアンジェラとキャレドニアの二人がいい味出してます。 見た目だけでなく、性格も似ていない二人ですが、 おもしろがりで、気持ちの温かいところは同じ。 この二人が大好きで、ついつい、彼女たちの暴走に本気で腹を立てて心配するマーティネス警部補の気持ちがよくわかります。 読み終わると、うーん、こんな風に年をとるのもいいかも。 と思えてきます。 | ||||
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「老人たちの推理と生活」の2作目で、好奇心旺盛なおばあさん探偵がまた活躍します。個性あふれる老人達の日常が描かれ、残忍なミステリーに疲れた方に、「老人たちの推理と生活」を読まれた方にもおすすめします。 | ||||
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