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(短編集)

バニシングポイント



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【この小説が収録されている参考書籍】
バニシングポイント
バニシングポイント (集英社文庫)

バニシングポイントの評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

「バニシングポイント」の意味わかりますか?

短篇集。一篇、一篇切り離して読んでも充分楽しめるけれど、登場人物が一部だぶるので一応連作になるのでしょうね。読了後、題名は人々が交わる点、「交差点」ということかなと思ったのだけれど、ネットの英和辞典で調べてみたら「遠近画法における消失点」とのこと。かえって謎めいてきてしまった。時系列を入れ替えてみたり、故意に表現を変えてみたり、ミステリアスな伏線を要所要所で織り交ぜてくるので、読んでいると軽く混乱してきて、「なんだなんだ」とちょっとあせりながらページをめくるスピードがアップしていく。一作を読み終えるたびに「ふう」と息をついてしまう感じは久しぶりだ。あえて書かないことによる含みの深さなんかは大変興味深く、東野圭吾の「白夜行」とか「幻夜」をちょっとだけ思い出した。この作家の他の作品がとても気になってくる。
バニシングポイント (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:バニシングポイント (集英社文庫)より
4087471616
No.1:
(5pt)

「バニシングポイント」の意味わかりますか?

短篇集。一篇、一篇切り離して読んでも充分楽しめるけれど、登場人物が一部だぶるので一応連作になるのでしょうね。読了後、題名は人々が交わる点、「交差点」ということかなと思ったのだけれど、ネットの英和辞典で調べてみたら「遠近画法における消失点」とのこと。かえって謎めいてきてしまった。時系列を入れ替えてみたり、故意に表現を変えてみたり、ミステリアスな伏線を要所要所で織り交ぜてくるので、読んでいると軽く混乱してきて、「なんだなんだ」とちょっとあせりながらページをめくるスピードがアップしていく。一作を読み終えるたびに「ふう」と息をついてしまう感じは久しぶりだ。あえて書かないことによる含みの深さなんかは大変興味深く、東野圭吾の「白夜行」とか「幻夜」をちょっとだけ思い出した。この作家の他の作品がとても気になってくる。
バニシングポイント (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:バニシングポイント (集英社文庫)より
4087471616

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