■スポンサードリンク
(短編集)
バニシングポイント
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
バニシングポイントの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短篇集。一篇、一篇切り離して読んでも充分楽しめるけれど、登場人物が一部だぶるので一応連作になるのでしょうね。読了後、題名は人々が交わる点、「交差点」ということかなと思ったのだけれど、ネットの英和辞典で調べてみたら「遠近画法における消失点」とのこと。かえって謎めいてきてしまった。時系列を入れ替えてみたり、故意に表現を変えてみたり、ミステリアスな伏線を要所要所で織り交ぜてくるので、読んでいると軽く混乱してきて、「なんだなんだ」とちょっとあせりながらページをめくるスピードがアップしていく。一作を読み終えるたびに「ふう」と息をついてしまう感じは久しぶりだ。あえて書かないことによる含みの深さなんかは大変興味深く、東野圭吾の「白夜行」とか「幻夜」をちょっとだけ思い出した。この作家の他の作品がとても気になってくる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短篇集。一篇、一篇切り離して読んでも充分楽しめるけれど、登場人物が一部だぶるので一応連作になるのでしょうね。読了後、題名は人々が交わる点、「交差点」ということかなと思ったのだけれど、ネットの英和辞典で調べてみたら「遠近画法における消失点」とのこと。かえって謎めいてきてしまった。時系列を入れ替えてみたり、故意に表現を変えてみたり、ミステリアスな伏線を要所要所で織り交ぜてくるので、読んでいると軽く混乱してきて、「なんだなんだ」とちょっとあせりながらページをめくるスピードがアップしていく。一作を読み終えるたびに「ふう」と息をついてしまう感じは久しぶりだ。あえて書かないことによる含みの深さなんかは大変興味深く、東野圭吾の「白夜行」とか「幻夜」をちょっとだけ思い出した。この作家の他の作品がとても気になってくる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!